久しぶりに愛知県一宮市の萩原商店街へ。ここは美濃路の宿場町「萩原宿」があった土地。規模は大きくないが、今も昔の面影を色濃く残す商店街が健在。その西の端にあたる「正瑞寺」の門前にあるみたらし団子や焼きそば、たこ焼きを売る店「橋本屋」へ。本当は趣ある店内でいただきたく中に入ったのだが、生憎もう店じまいを始めている様子だったので「大判焼」だけ買って帰ることに。すでに焼き上がったものを紙袋に包んでくれたのだが、しっかり熱々なのがうれしい。
「大判焼」(今川焼)はどこも大差ない型を使って焼いているので違いと言えば、生地の加減とあんこの味、量(時々えらくバランスの悪いものに当たることもある)。焼いたばかりだったのだろうこちらはしっかりめにカリッと焼き上げられていて、あんこはたっぷり。甘さはどぎつくないので皮と一緒に頬張ると、口いっぱいにあんこの甘さが広がって旨い。次は是非店の中で焼そばかなんかをいただきたいな。(勘定は¥90/個)
↓ 「旧・村瀬銀行萩原支店」(大正8年・1919・建造)◇。外壁はとても綺麗に改修されている。和風の土蔵造りだが2階の上げ下げ窓が洋風。中は三方に回廊付きの吹き抜けになっているのだとか。今はどうなっているのかな。
↓ 「橋本屋」の並びにある印章屋「ハンヤ」(建築詳細不明)◇。木戸から店内から古色蒼然とした佇まい。以前に隣にあった肉屋が駅の方へ移転したので少し寂しくなった。
橋本屋
愛知県一宮市萩原町萩原17
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