ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

希林館 @岐阜県加茂郡坂祝町

2021年07月21日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県坂祝(さかほぎ)町の木曽川沿いの旧国道21号線にあるカフェレスト「希林館」へ。実は他の店を予定していたのだけれど、そちらは休業日(←調べろ)。まだ仕事の途中なので、急いで次の候補として店に向かった。駐車場には後から設置しただろう某有名チェーン店を思い起こさせるような配色の看板も(笑)。店は昭和と平成が跨る1989年の創業だとのこと。この辺りで脇道に入ってみたことは無かったが、思ったよりも周りには工場が多いので、中休みが無く食事も出来るこういう店は役立つのだろう。オムライスが有名なようなのでメニューでどれにするか思案。普通の「ケチャップオムライス」ではなく、メニュー写真でトマトソースがかかって手作り感が伝わって来た「ベーコンオムライス」にしてみた。ランチだとサラダとスープが付く。

まずはミニサラダとスープが運ばれた。サラダにはコーンのドレッシングがかかっている。この甘いドレッシングは最近よく遭遇する気が。スープはカップだが多めの量。刻んだ細かいベーコンや玉ねぎ、人参が入っているので自家製だろう。そして「ベーコンオムライス」が登場。綺麗な紡錘形のオムライスの上にはベーコンが4枚。彩りにパセリが少し。さっそくスプーンを入れると中はバター炒めライス。周りのさらっとしたトマトソースの酸味があるのでちょうど良く、旨い。玉子は下まできちっと巻いてある。トマトソースも残さずスプーンですくってご馳走様。「和風いためし定食」「たまごカレー」「野菜の塩だれスパゲッティー」なんて聞き慣れないメニューもあったのでまた寄ってみよう。(勘定は¥800)

 

COFFEE & REST 希林館

岐阜県加茂郡坂祝町酒倉2001-17

 

( 坂祝 さかほぎ 日本ライン きりんかん 珈琲店希林館 カフェレスト ランチ コーヒー )

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Freedom / Neil Young

2021年07月20日 | クラシック・ロック

Freedom / Neil Young (1989)

1989年に発売されたニール・ヤング(Neil Young)17枚目のスタジオ・アルバム。1989年というと自分はパンク、ポスト・パンクにハマっていた頃なので、少しだけクラシック・ロックと距離を置いていた頃。このアルバムもニールが人民帽みたいな帽子を被っていたのは気になっていたけれど聴いてみようとまではいかなかった。時はあの「天安門事件」の頃。自分と同じ大学に通っていた中国人留学生の知人も故郷と家族の事が心配だと心を痛めていた(Aさん、あれからどうしているだろうか…)。ただ調べてみると重要曲「Rockin' in the Free World」はこの事件が起こる前からライヴでは演奏されていたそうで、直接天安門事件を歌ったのではないとのこと。ニールはかの有名な戦車の前に立つ少年の写真と映像を見て、この曲を演奏する前にこの少年に捧げると言うようになったのだとか。

実際にアルバムとして政治的な色が濃い訳ではなく、意外とバラエティに富んだ内容。EPにて発表されていた曲も収録されているとか。故に統一感というかまとまりはあまり無いように感じる。それでも低迷していたといわれる80年代のニール・ヤングが、”Godfather Of Grunge”として若いアーティストからリスペクトを受けるようになった片鱗が、かの曲の力強い演奏と歪んだギターの音から伺える。だけれど、彼みたいに自身の立ち位置というか、ロック界での成功を既に十分に手にしているのにも関わらず、自分の好奇心や信念に正直に様々な音楽スタイルや”音”に躊躇なく飛び込んでいくアーティストも珍しい。

オークションにて購入(¥250)

  • Label ‏ : ‎ Reprise / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000002LHM
  • Disc ‏ : ‎ 1
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ブラウン・シュガー @岐阜県山県市

2021年07月19日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県山県市に2018年末にオープンしたというタルト専門店「ブラウン・シュガー」へ。焼菓子好きな妻のために店を探していて見付けた店。ある日の午後に伺ったら、何と午前中で全て売り切れてしまい購入出来ず…。結局日を改めて、妻と出掛けた日に足を延ばしてもう一度伺ってみた。この日も午後になってしまっていたが、店に入ると辛うじてショーケースの中に菓子がいくつか残っている。それでもタルトはもう3つのみしか無い。自分の後から来た客は店内を覗いて帰っていった。申し訳ない。購入したのは残っていた全て「アメリカンチェリー」「苺の焼きタルト」「チーズケーキ」、それに「パイナップルとココナッツのマフィン」。クーラーボックスに入れて持ち帰った。

家に帰って分けっこ。妻が主賓なので(笑)、自分は少し味見をさせてもらった程度。それでもたっぷりのアメリカンチェリーがのったタルトは甘さと酸味とタルトのサクッとした食感で旨い。「チーズケーキ」はタルト生地の上にチーズケーキがのっている感じ。こちらの店の菓子は”きび砂糖”を使用しているのだとか(それで”ブラウン・シュガー”かな)。それと他の砂糖でどう味が違うのかは自分には分からないが、どれも旨かった。季節によって様々なタルトが出てくるのだろう。次は何とか色々選べる時間帯に寄ってみよう。けど通ってしまったら確実に太るだろうナ。(勘定は¥1,800程)

この後の記事はこちら

タルトのお店 ブラウン・シュガー

岐阜県山県市高富908-8

 

( 岐阜 ぎふ 山県市 やまがたし ブラウンシュガー タルト タルト専門店 タルトのお店 ケーキ 生ケーキ 洋菓子 )

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さいわい (2) @岐阜県多治見市

2021年07月18日 | 岐阜県(東濃・老舗)

創業100年を超える喫茶店、岐阜県多治見市の「さいわい」へ。店のマッチ(写真下)には”あなたが生まれる前から…”という文言が。以前に店の方からコメントをいただいたことがあり、それによると初代は多治見駅前で創業したとのこと(創業明治43年・1910)。創業地では「駅前プラザ・テラ店」として4代目の娘さんが営業を続けている。梅雨とあってここのところ休日は雨ばかり。昼をとうに過ぎた時間に店に入ると、さすがにコロナ禍(第4波)で、雨で、外れた時間で、とあって先客はまばら(それでもちゃんと入っている)。昼は虎渓公園の「若松屋」でだんごと五平餅を食べただけだったので、もう少し腹に入れようと、「ブレンドコーヒー」と、店名を冠した「さいわいサンド」のハーフをお願いした。

こちら場所柄常連客が多いので給仕女性と客の会話はアット・ホームな感じ。長年続いている店だから客にとっても生活の一部になっているんだろうなァ。しばらくして白いカップとソーサーで運ばれた「ブレンドコーヒー」は、クレマ(泡)が浮かんでいて苦味が強め。エスプレッソ・マシーンとか使っているのかも。後から置かれた「さいわいサンド」は「野菜」「ハム」「エッグ」のミックス。ハーフでもパンは2枚分もあるってことはフルだと4枚分になるのかな。苦味の強いコーヒーとサンドイッチ。旨いなァ。給仕女性に「もっとコーヒー持って来ようか?」と言われたが、量はたっぷりだったので遠慮しておいた(お代わりは無料なのかも)。次はトーストサンドか食事メニューを頼んでみようっと。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら

 

さいわい 光ヶ丘店

岐阜県多治見市光ヶ丘2-38

 

( 多治見 たじみ さいわい本店 さいわい光ヶ丘店 さいわい Cafeさいわい カフェさいわい 喫茶 純喫茶 ランチ コーヒー 老舗 )

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多つ美 (2) @岐阜県岐阜市

2021年07月17日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市六条にある「多つ美」(”多”は変体仮名)へ。創業は昭和40年(1965)。店は幹線道路から入った住宅街の中にある。道を挟んだ駐車場に車を停め店内へ。モダンな内装の店内のテーブル席に腰を下ろした。外看板に”和洋食”とあるが、品書きにはいわゆる洋食屋のメニューが並び、刺身とかがある訳ではないので、”和風の洋食”っていう感じだろうか。メニューのオムライスの説明書きの”6時間かけて煮込んだ牛スネ肉”とあった本格ハヤシソースというのに惹かれたが、「ハヤシオムライス」はあるのに普通の「ハヤシライス」が無い不思議。以前こちらのHPを拝見した時に「まずはみそかつを食べていただきたい。」と3代目が語っていたのを思いだして「みそかつ定食」をお願いした。

さほどかからず「みそかつ定食」が登場。豆腐の味噌汁とたくあん、しば漬けが付いてくる。大きめの飯碗に盛られたご飯が多い。ちょっと減らしてもらった方が良かったかな。早速揚げたてのみそかつをいただく。やや多めにかかっている味噌たれは甘めの味付け。かつは少し小さめだが揚げ具合も良く、旨い。添えてある千切りキャベツで口をさっぱりさせながら、次々と箸に取り、ご飯をかきこんだ。自分は甘いみそだれの時に沢山からしを使うのだが、こちらの卓上に置いてあるのは辛子でなく小袋入りのマスタード。使ってはみたけれど、食べ慣れていないせいかやっぱり違うような気が…。次は件のハヤシソース(選択肢は「ハヤシオムライス」のみか)を食べてみたいナ。(勘定は¥850)

以前の記事はこちら

 

和洋食 多つ美 (たつみ)

岐阜県岐阜市六条南1-3-2

 

( 岐阜 ぎふ たつみ 多つ美 たつ美 TATSUMI 洋食 みそかつ 味噌かつ 定食 オムライス 食堂 )

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Feels Like Home / Sheryl Crow

2021年07月16日 | クラシック・ロック

Feels Like Home / Sheryl Crow (2013)

2013年に発売されたシェリル・クロウ(Sheryl Crow)9枚目のアルバム。当初は結構買っていたシェリル・クロウのアルバムも、この頃からだんだん買わなくなっていた。ロッキンな彼女が好きだった者にとってはこのフェミニンなジャケ写真だけでも「うーん…」という感じ。彼女はこれより前に私生活で色々あったので、心境というか趣味が変わったのかななんて思っていた。調べてみるとこのアルバムは”カントリー・ミュージック”として制作されたのだとか。彼女の音楽趣味がそちらに傾いたらしいが、そもそもの彼女の音楽にはそういう面も内包されていたので全く驚かない。なので最初に予備知識無しで聴いた時には特にそんなこと意識しなかった。

いつものようにかっこいいギターの音から始まるアルバムは、この1曲を除くと全体的に地に足の着いた落ち着いた雰囲気で、終止大人の女性のロック・アルバムといった感じ。特にカントリーっぽさは感じない。ま、現代のカントリー・ミュージックは、ロックやポップの方に振れている部分もあるし、ミクスチャーも進んでいるのでジャンル分けはあまり意味が無いだろうナ。どの曲のクオリティも充分だし、特に欠点も見つからないが、それ故に何というか…面白味が少ないというか、これといって印象に残りにくい。彼女のように男性にも女性にも人気があって、グッドルッキンで、どんな音楽でもこなすテクニックもあるのに、ロック魂に溢れた曲や新機軸が無いと、”勿体無い”と感じさえしてしまう(←外野がいまごろ勝手な事を言ってるなァ)。

中古店にて購入(¥650)

  • Label‏ : ‎ Warner Bros / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B00DSTBMMU
  • Disc ‏ : ‎ 1
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チロル (2) 岐阜県郡上市

2021年07月15日 | 岐阜県(中濃)

「体はひとつしかないのにそんなに持っててどうするの?」なんて妻に責められながらも”鉄馬”をまた1頭増やしてしまったので(笑)、馴らしをするために早朝から郡上八幡まで走らせた。まだ3500回転以上は上げないよう優しく手綱を取る。郡上八幡には何度かバイクで行っているが、着いた先でバイクを停める場所が少なく(市営駐車場は2輪禁止)、この日は山腹にある郡上八幡城の駐車場に停めて、歩いて町中まで下りることに。朝は何も腹に入れてこなかったので、喫茶「チロル」の9時開店を待って店へ。店ではもう地元のお姉さま方の井戸端会議が始まっている。カウンター前の奥の席に腰掛け、給仕のアルバイトの女の子に「ホットを。セットで。」と注文。こちらのモーニングサービスはドリンク代にプラス100円というスタイル。開店したばかりとあって主人は忙しそうだ。

つい「ホット(コーヒーの意)」と言ってしまったので、これがメニュー先頭に載る「アメリカン」なのか「かわさきブレンド」なのか分からないが(※ちなみに”かわさき”は有名な郡上踊りの名前から付けられているはず)、ホットコーヒーが登場。すぐ後に運ばれたセットは、半切りのトースト、ミニサラダ、ヨーグルト、ゆで玉子という内容。コーヒーは色が淡く苦味も少ない空きっ腹に優しいタイプ。ミニといってもサラダは、ポテサラ、ブロッコリー、パプリカと色鮮やか。これに和風ドレッシングがかかっている。ヨーグルトにはブルーベリーソースが。ゆで玉子はまだゆで立てで熱々。まだ涼しい時間に長距離を走った後に、着いた先での朝食って何だか気持ちがいいものだ。(勘定は¥550)

以前の記事はこちら

 

 


 

↓ 足を延ばして長良川鉄道の終点「北濃駅」まで。こちらには国の登録有形文化財にも指定されている古い人力の転車台が残っている。明治35年(1902)アメリカンブリッジ社製で国内で一番古いのだとか。当初は岐阜駅に設置されていたとは知らなかった。昭和9年(1934)に移設されたのだそう。覗きこんでみると転車台の下に用水路が流れている。目に優しい緑と流れる水の音が気持ちいい。

 

 

 


 

 

珈琲館 チロル

岐阜県郡上市八幡町新町965

 

( 郡上 ぐじょう 郡上八幡 ぐじょうはちまん コーヒー 喫茶 純喫茶 自家焙煎コーヒー モーニング モーニングサービス 登録有形文化財 近代建築 駅舎 歴史的産業文化遺産 )

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むさしの (3) @岐阜県各務原市

2021年07月14日 | 岐阜県(岐阜)

旧店舗の隣に新築移転した岐阜県各務原市の「むさしの」。もう移転してから4~5年経つのかな。新しい店になってからは初めての訪問。道を挟んだ駐車場に車を停めて中へ。壁に向かったテーブル席に案内された。給仕は女の子が2人、調理はご夫婦でかな。だんだん暑くなってきたが、訪れた日は気温的にはまだ熱いのにしようか、それとも冷たいのにしようかと思案するくらい(訪問6月)。何となく気分で「あいもり」にしてみた。好きな麺が選べるようなので「そば」と「きしめん」でお願いする。

しばらくして運ばれた「あいもり」は、陶器の平皿の上にすのこを敷いて盛られている。こちら”幅広きしめん”で有名な店とあって折り畳まれたきしめんの幅が広い。つゆは色濃いが甘さは控えめ。刻みネギとわさびが別皿で付いている。きしめんの麺肌はつやつやとしていて、広い所だと4~5cm程も幅があったりする。長いの短いの色々あって啜るのが楽しい(上手く啜れないが)。そばが手打ちかどうか知らないが、これものど越し良くなかなかいい感じだった。双方に上から刻み海苔がのせられている。長さと幅が揃っているので業務用のものかもしれないが、こういうタイプで海苔の風味が良かったことはあまり無いので外してもらった方が良かったか。もう暑くなってきてしまったが、今度はこのきしめんで煮込みか鍋焼を食べてみたいナ(と言いつつやっぱり冷たいのにしそう)。(勘定は¥800)

旧店舗の記事はこちらこちら

 

きしめん むさしの

岐阜県各務原市那加前洞新町3-50

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら 武蔵野 うどん 饂飩 そば 蕎麦 きしめん 幅広きしめん 手打ち 手打 移転 )

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辻屋 @岐阜県関市 (3)

2021年07月13日 | 岐阜県(中濃・老舗)

鰻の有名店が多い岐阜県関市でも一番歴史のある「辻屋」。この日は仕事で近くに居て、妻に頼まれて持ち帰りで利用することに。仕事中に電話を入れておいた。夜営業が始まる時間に店に寄る。お願いしておいた時間よりも少しだけ早く着いたが、ちゃんと時間通りに焼き上げてくれるようでちょうど焼きの真っ最中。待っている間にもテーブル席に腰掛けさせてくれ、お茶まで出していただいた。対応してくれたのは以前にも印象の良かった給仕女性だ。こういう人は店の宝だなァ。奥に長い入れ込みの席では先客がまだ2名。手洗いを借りた時に少し奥を覗いたが、奥には個室もあるのかな。焼き上がってビニール袋に入れてもらい、勘定して車に戻り、家まで持ち帰る。

もう帰りの車の中で自分の分は食べてしまおうかと思ったくらい車内に堪らない匂いが充満。家に着いたらすぐに包みを開けた。頼んだのは「上弁当」。当然無粋なプラ容器に詰められているがずしりと重い。守口漬と即席の松茸風味の吸物が付いていた。まだ温かさの残った「上弁当」に勇んで箸を入れる。上にのった鰻の蒲焼は5切れ。店で食べるのと同様にご飯の量は多い。たれが多めなのもこちらは昔から。待ちわびていただけあって、旨い。女性陣はご飯を全部は食べられないかもと言っている(←その割に時間を置いてしっかり食べていた・笑)。もちろん店で食べるのと同じとは言わないが、満足。(勘定は¥9,500程/3人分)

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4


 

↓ すぐ近くの木造3階建ての貴重な雑貨店「タルヤ」(昭和7年頃・1932・建造)を再訪。もちろん店はしっかり現役。隣のスクラッチタイル壁の建物もなかなか素敵だったが、改修で新しい外壁が打ち付けられてしまった…。

 

 


名代 辻屋

岐阜県関市本町5-14

 

( 関 せき つじや 辻屋本店 鰻丼 うな丼 うなぎ丼 老舗 近代建築 タルヤ雑貨店 持ち帰り テイクアウト テイクアウェイ  )

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Faust / Faust

2021年07月12日 | プログレッシヴ・ロック

Faust / Faust (1971)

カン(Can)、ノイ(Neu!)とかのクラウト・ロック(※1970年前後に活動したドイツ出身のロック・バンドの総称)を聴くようになってから知ったファウスト(Faust)のデビュー・アルバム。初盤アナログはクリア・ビニールで、人間の拳のX線写真がシルクスクリーンで印刷された透明なスリーヴに入れられて発売されたのだとか(最近はこの形でも復刻されている)。ちなみにFaustはドイツ語でFist(拳)の意だそう。

バンド名とジャケットぐらいは知っていたが、事前に全く聴いたことがなく、”あてずっぽう”で購入したので、聴いてみてその不思議な音楽に驚いた。クラフトワーク(Kraftwerk)といい、カンといい、どうしてこの時代のドイツには、かように特殊な音楽が存在しえたのか? 実験的なノイズ、不協和音、コラージュ、電子音が縦横無尽に折り重なるという感じ。いわゆるコンセプトみたいなのがあるのかどうか知らないが、あっても理解出来ないだろうなァ。これも一種のプログレッシヴ・ロックと言っていいだろう。しょっちゅう聴きたくなる訳ではないが、時々その前衛的な世界にどっぷりと浸かりたくなる時がある。1971年というと、まだまだロックが進化を続けていた時代。その時代にもうこんなエクストリームな音楽が出てしまうんだもの、凄い。

amazonにて購入(¥450)

  • Label ‏ : ‎ ポリドール
  • ASIN ‏ : ‎ B000006YNH
  • Disc ‏ : ‎ 1
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