天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第28回ジュニア本因坊戦群馬大会2024(12/1、12/8)

2024-12-10 21:00:00 | こども囲碁

「県代表選抜戦(12/1)」
小3・竹越さん初V 接戦制し全国へ
「クレスコ杯第28回ジュニア本因坊戦」の関東地区群馬大会の代表決定戦が12月1日、伊勢崎市の伊勢崎市民プラザであった。伊勢崎市立北小3年の竹越昴さんが初優勝し全国大会への出場を決めた。
代表決定戦には小学3年~中学2年の7人が出場し、変則トーナメント方式で競った。決勝は接戦の末、竹越さんが富岡市立小野少6年の斎藤一希さんドに半目勝ち。

「棋力認定戦(12/8)」
各ブロックの優勝者
●各ブロック優勝者
☆A:中島明日香(玉村・上陽小5)
☆B:小林陽太(伊勢崎・北小3)
☆C:藤井隼翔(みどり・笠懸西小5)
☆D:酒井麻有利(本庄・東小5)
☆E:満木二三(伊勢崎・北二小6)
☆F:渡辺美優(伊勢崎・殖蓮二小4)
☆G:篠澤 碧(伊勢崎・北小3)
★13路盤
☆A:松崎紗英(高崎・城東小4)
☆B:細井湊介(伊勢崎・境剛志小1)
   (毎日新聞より抜粋)

     ○ ● ○

代表選抜戦の参加者7名、中学生は1名のみで関心度がイマイチのようでした。
決勝戦は半目勝負で観戦者も手に汗握る熱戦、小3の竹越くんの正確さが光りました。

棋力認定戦の参加者は60名、3月の27回大会が78名なので2割ほどの減少でした。
囲碁界を取り巻く状況は冬の時代か・・・。


代表戦参加者


認定戦19路盤クラス(A~G)入賞者


認定戦13路盤クラス入賞者


対局風景

★大会成績詳細(PDF)は以下クリック
 ☆代表選抜戦
 ☆棋力認定戦

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-12-10):第71期王座戦第5局/井山、王座3連覇!

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王座戦第4局/井山王座が4連覇

2024-12-08 21:00:00 | プロ棋戦

第72期王座戦五番勝負第4局が12月6日(金)に神奈川県秦野市の「陣屋」で行われ、井山裕太王座が芝野虎丸九段に黒番中押し勝ちをおさめシリーズ3勝1敗でタイトル防衛。王座4連覇、通算10期となり名誉称号を獲得した。
    (日本棋院HPより抜粋)

井山王座が歴代最多77タイトル、王座通算10期
通算10期となり、名誉王座の資格を獲得。通算タイトル獲得数は77となり、趙治勲名誉名人の76タイトルを抜いて歴代単独最多となった。
    (日経新聞より抜粋)

     ○ ● ○

名誉称号を獲得した井山王座(35、碁聖・十段)、揺れ動くコウ争いを制しての勝利でした。
敗れた芝野虎丸九段(25)、必死の粘りも及ばず・・・。

タイトル数77で歴代最多記録となった井山さん、一力、芝虎の追い上げに負けず三冠を保持しています。タイトル最多記録はどこまで続く・・・。

無冠の芝虎、「虎に翼」がほしい・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-12-08):第49期天元戦第4局/一力が天元奪取!三冠に

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第65期王冠戦/伊田が9連覇達成!

2024-12-06 21:00:00 | プロ棋戦

9連覇を目指す伊田篤史王冠に六浦雄太八段が挑戦する第65期王冠戦一番勝負が11月27日(水)に日本棋院中部総本部で打たれ、 伊田が黒番3目半勝ちしタイトルを防衛、9連覇(通算9期)を達成し、連覇記録を更新した。
     (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

伊田さんの9連覇、タイトル回数では3位タイの記録になります。
棋風は力戦派ですが、最近は細碁でも強さを発揮しているようです。

◎歴代の優勝者
・山城 宏九段:15回
・羽根直樹九段:12回、
・故岩田達明九段:9回

タイトル数や発信力では中部や関西は、東京本院に及びませんね。
井山さん、羽根さんに続く逸材が期待されます。
あと、女流棋士もがんばってほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-12-06):手厚いは正義!

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第19回若鯉戦/横塚が初優勝!

2024-12-04 21:00:00 | プロ棋戦

第19回広島アルミ杯・若鯉戦本戦トーナメント準決勝・決勝が12月1日(日)に中國新聞本社ビルで行われ、決勝戦は前回優勝の広瀬優一若鯉杯対横塚力七段の顔合わせとなり、横塚力七段が黒番中押勝ちし、初優勝となった。

準決勝の結果
○勝者   結果   ●敗者
広瀬優一 黒中押し  小山空也
横塚力  白中押し  藤沢里菜
    (日本棋院HPより抜粋)

横塚力七段と藤沢里菜女流本因坊が結婚発表
12月1日に横塚力七段(30)と藤沢里菜女流本因坊(26)が「第19回広島アルミ杯・若鯉戦」の表彰式で両者より結婚発表が行われた。
    (日本棋院『棋道web』より抜粋)

     ○ ● ○

初優勝の横塚力七段、序盤のリードを堅守する好局でした。
準優勝の広瀬若鯉杯、懸命の追撃も及ばず・・・。

若手限定の若鯉戦ですが、横塚さんと藤沢さんの結婚報告でトーナメント戦がかすむ状況となりました。
棋士同士の結婚、多いですね。今回は友達感覚のようでナイス。
二人は準決勝で対戦、夫唱婦随(不適切?)か・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-12-04):第64期王冠戦/伊田が8連覇達成!

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呉清源杯女子囲碁選手権/上野、2勝1敗で優勝!

2024-12-02 21:00:00 | プロ棋戦

第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権の決勝三番勝負第3局が12月1日に中国・福建省福州市で行われ、上野愛咲美五段が唐嘉雯六段(中国)に黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ2勝1敗で優勝の栄冠に輝いた。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

上野愛咲美さん(23)の快挙、一力さんの応氏杯世界選手権に続く世界戦制覇で日本勢の躍進が期待されます。
ただ、テレビ・新聞などの報道では一力さんに比べると低熱の感じですね。

一力さんの場合、許家元さん他のサポート体制が充実していたようです。
今回、上野さんのサポート体制はどうだったのでしょう・・・?

女流囲碁界、今年は藤沢里菜さんがダントツの勢いでしたが、上野さんの世界戦優勝で女流ツートップの構図はキープのようです。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-12-02):第71期王座戦第4局/井山王座がカド番を凌ぐ!

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