山下敬吾名人(33)に羽根直樹九段(36)が挑む第37期囲碁名人戦七番勝負の第1局が8月30日、東京都文京区の椿山荘で始まった。
山下名人の初防衛か、羽根挑戦者の奪取か。「四天王」同士が力勝負を宣言した注目の対決が幕を開けた。
(朝日囲碁Webより抜粋)
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注目の名人戦が始まりましたね。
挑戦者に名乗りをあげたのは、碁聖位を奪われ無冠となった羽根九段。名人リーグでは初戦に井山四冠に敗れたものの、その後7連勝。プレーオフでは宿敵・井山を破っての挑戦権獲得でした。
山下名人は本因坊位を奪われ、虎の子の名人位は死守したいところ。一方の羽根九段も「四天王」として無冠を返上したいところでしょう。
井山四冠の領土拡大で瀬戸際となる両者の対決、覇権を握るのはどちらか・・・。
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名人戦7番勝負の熱闘に期待を寄せていますが、「囲碁人口の減少、高齢化」を考えると、盛り上がっている人はわずかなような気がします。
オリンピックのような熱気は無理としても、何かインパクトのある囲碁界になってほしいものです。