日本、中国、韓国のトップ棋士が対戦する「博賽杯金佛山国際囲碁超覇戦」が中国の重慶市で行われた。
日本からは井山裕太九段、中国は古力九段、韓国からは李世ドル九段が出場し、変則トーナメントで優勝を争った。
5月18日の決勝戦は井山九段と古九段の対戦となり、井山が208手までで白番中押し勝ちをおさめ優勝を決めた。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山世界一、李世ドルと古力を連覇!、大きな自信の獲得」
(週刊碁見出しより)
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今週の「週刊碁」一面は本因坊戦第2局で、最終面は井山名人の国際戦優勝でした。
国際棋戦では中韓に押されっぱなしでしたが、久しぶりの朗報はうれしいニュースです。
ただ、あまり知られていない棋戦(博賽杯金佛山国際囲碁超覇戦)であるのと、日本での報道がわずかというのはやや残念ですね。
それでも世界の囲碁界を代表する「李世ドル」と「古力」を破ったのですから立派なものです。
これを機に日本勢の巻き返しを期待しましょう。(甘いかな・・・)
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今夜の「NHK/クローズアップ現代」という番組で、日本の将棋が中国で人気になっていると伝えていました。
人気の要因は「脳力アップ」と「礼儀作法」とのこと。
世界第二の大国・中国、囲碁に続き将棋界にも中華旋風の到来かも・・・。
中国で「礼儀作法?」ですが、日本でも考えなければいけないテーマだと思いますね。