「夏期囲碁合宿(7/13~14)」の開催場所の下見にH氏と出かけました。
榛名、磯部、妙義と周り結局、松井田町の「国民宿舎・裏妙義」に決めました。
ここは十年近く前、囲碁合宿で利用した記憶があります。
この時期は毎年合宿の場所探しで頭を悩ましています。
場所選びのポイントは安い(1万円以内、公営の宿舎が多い)、近い(1時間くらい)、
対局部屋(20畳くらい)がある、この3点を条件に参加者が気持ちよく楽しめるような、
場所選びに心がけています。
でも実際合宿になると、周りの景色とか、食事とか、風呂とかは眼中になく、ひたすら
深夜まで打ち続けるんですよね。
もっとゆとりを持って楽しめばいいのに思いますが・・・
パソコンによる「ネットワーク囲碁」を始めて、3年ほどになります。
当時、始めようと思ったキッカケはやはり「棋力向上」です。
(1)棋譜が自動的に記録・保存できるので後で研究ができる。
(2)いつでも同じくらいのレベルの人と自由に対局でき、実戦トレーニングになる。
これで棋力向上は間違いなしと始めたのですが、現実はここ3年間、ほとんど実力は変わって
いません。棋譜の検討については、敗因(ほとんどは見損じ、ヨミ違い)を反省するのみで、
棋力向上には役立っていません。
また、対局数は確かに増えましたが勝ち負けに一喜一憂するのみで、これも棋力向上には
イマイチいうのが現実です。
やはり棋力向上には、実戦と同じくらいの研究・訓練の時間を割く必要がありますね。
新緑がまぶしい今日この頃、あっという間に新芽が伸びて若葉に成長します。
小生の棋力もこの若葉のように伸びた時期があります。20年以上も前のことでしょうか。
独身で寮住まいをしており、遊び仲間が次々と結婚して碁の勉強に集中することができました。
目標は初段の免状。勉強は棋譜並べが多かったと思 います。
今は棋譜を並べるのも苦痛ですが、その頃は結構面白いものだと思っていました。
碁会所は遠く実戦は少なかったのですが、その分段位認定大会の試合への集中力は
今より数倍優っていたように思います。
おかげで初段から三段くらいまでは順調に伸びました。その後所帯を持ち、雑事に追われて
一向に上達しません。
実戦もネット対局や碁会所対局で数倍増えたのですが、実力は現状維持が精一杯の状態です。
あの頃と何が違うのでしょうか、それは「目標に対する執着心の濃淡」ではないかと思っています。
今日は職場の創立20周年パーティに出席してきました。
当時は新しい部署を作るということで、色々な経歴の人たちが採用されました。
その職場の人達の印象は「ふぞろいの林檎たち」、とても個性豊かな集団でした。
囲碁も画一的な勝負って、面白くありませんよね。人間も囲碁も規格なんて無い
のですから。
「自由奔放にいきましょう」 --→ これが難題ですがね・・・
(注1)脚本家・山田太一の代表作にして、青春群像劇の傑作TVドラマ。第1回放送は1983年5月。
●出演:中井貴一、時任三朗、柳沢慎吾、手塚理美、石原真理子、中島唱子、国広富之、高橋ひとみ