今年のハイキングは4回でした。
(稲村山、沼田/戸神山、蓼科山、赤城/鈴ガ岳)
ここ数年と同じペースでしょうか。
行けば新しい発見もあり面白いのですが、行動を起こすまでの決断に時間がかかってしまいます。
最近はシニア世代、特に女性グループのハイカーが増えているようです。
このハイカーの特徴はウェアや登山用品に結構投資していること、そして会話のにぎやかなことでしょうか。(騒音と思うこともありますが・・・)
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今年もハイカー遭難のニュースが何件かありました。体力、装備、知識などが不足していたのでしょう。
自然に対しては謙虚でありたいですね。
来年も4~5回は行きたいと考えています。そのためには体力の維持がポイント、適度な運動と節制を心がけていきたいと思っています。
日本にクリスマスが普及し始めたのは昭和30年代後半からでしょうか。
TVによるクリスマス関連番組の影響が大きかったと思います。
先日亡くなった「青島幸男」や「クレージーキャッツ」が白黒テレビで活躍していた頃です。
大人たちがバーやキャバレーで、三角帽子をかぶって大騒ぎしているシーンも懐かしいですね。
子供たちにとって、「クリスマス」は「お正月」と並ぶ大イベントになってしまいました。
日本のクリスマスは宗教的な意義はほとんどなく、年末商戦の一環だと分かっていても抵抗なく、年中行事に溶け込んでしまいました。
この国民性はどうなんでしょう。バイタリティがあるとも、節操がないともいえますが・・・。
あと電飾によるイルミネーション、都会はもちろん地方の公園、個人の住宅まで拡がっています。
イルミネーションで本当に幸せを実感できるのでしょうか?省エネの面でも疑問を持ちます。
冬の夜はコタツでミカンを食べながらの団欒が、日本の原風景のような気がします。
昨日(12/23)は定例の「風鈴会」の日、今回の講座はS・Iプロの入段一年前と入段直前の棋譜を解説する内容でした。
一年前の棋譜は「狙い過ぎ」ということでしょうか。それに比べ入段を決めたリーグ戦の棋譜はすぐに狙いを決行しないで「じっくり腰をおとした戦いぶり」がうかがえます。この差が入段を決めたのではないかということでした。
S・Iプロの師匠は故加藤正夫名誉王座ですが「私が強くなったのは碁のことしか考えていなかったから」とのこと、S・Iプロもこれにはマイッタ!といっていました。プロとはそういうことかもしれません。
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講座後のリーグ戦は3連敗で降段。「うわ手はスジで打ち、した手はイジで打つ」という格言がありましたがイジで打っている感じでした。反省。
その中の一局の相手は小学生。私の白番4子局でしたが、イジで打ち過ぎ大石の攻め合い負けで投了。とにかく着手が早く相手のペースにはまってしまいました。
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例会の後はイタリアン・レストランでの忘年会。囲碁の歴史や内輪話で盛り上がりました。
今回はワインの飲み過ぎでした。帰りの乗り換え駅を2駅乗り越したりと酩酊状態、ワインは後からきいてくるんですね。反省。
忘年会の形態も時代により変化していると思います。
高度成長期は職場の組織構造(階層型・ピラミッド型)がそのまま忘年会場に移行した感じで、「無礼講」といいながらも年功序列の統制がとれていたように思います。
この形態の是非も問題となるところではありますが・・・。
昨今の職場は組織がフラットになり、陣容も関連会社・協力会社との寄合所帯の様相で、職場の忘年会もいろいろな立場の人が合流します。
そこは従来の統制型とは異なった空間であり、出席者の想いも多様化し混沌としています。
忘年会に限らず組織や人間関係が複雑化している現代、「調和」が難しい時代になってきていますが、いろいろな人とコミュニケーションをとることで触発されることも多々あります。
河野臨天元に山下敬吾棋聖が挑戦する天元戦五番勝負の第4局が12月14日、淡路市の淡路夢舞台国際会議場・茶室で打たれ、白番の河野臨(りん)天元(25)が挑戦者の山下敬吾棋聖・王座(28)に三目半勝ちし、3勝1敗で天元位を初防衛した。
挑戦者と天元の立場が入れ替わったものの、2年連続同じ顔合わせとなった今期。1勝1敗で迎えた第3局を制した河野が勢いに乗り、第4局も接戦を制した。山下は、前期の雪辱を果たすことができなかった。
(神戸新聞HPより抜粋)
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本局は中盤で山下棋聖が優勢を築きましたが、後半緩んで河野天元の猛追にあい逆転されたようです。
天元二連覇の河野天元、外見に似て線の細い感触でしたが力の山下棋聖を逆転した粘着力は相当なものです。
師匠の小林光一九段に並ぶ大棋士になってもらいたいものです。
一方の山下棋聖、本局の一週間前に王座位を奪取し意気揚々と臨んだと思われますが、形勢を楽観して敗退。棋聖・王座に続く三冠を逃しました。
正月明けからは小林覚九段を迎えての棋聖戦七番勝負、熱戦譜を期待しましょう。
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今回の対局地は兵庫県淡路市の淡路夢舞台国際会議場・茶室。
淡路夢舞台国際会議場は「海の青、山の緑、四季折々の花々に囲まれた静かな環境で、都市型コンベンションセンターとは一線を画した、リゾート&コンファレンスセンター」というふれこみで2000年に開業したそうです。
淡路島は日本の島の大きさで7番目だそうです。
(以下10傑)
1.択捉島(えとろふとう)/北海道
2.国後島(くなしりとう)/北海道
3.沖縄島(おきなわじま)/沖縄
4.佐渡島(さどしま)/新潟
5.奄美大島(あまみおおしま)/鹿児島
6.対馬(つしま)/長崎
7.淡路島(あわじしま)/兵庫
8.天草下島(あまくさしもしま)/熊本
9.屋久島(やくしま)/鹿児島
10.種子島(たねがしま)/鹿児島
択捉島、国後島は北方領土問題で微妙となっていますが、よい方向にいってほしいものです。
囲碁では自分の陣地と思っていても、上級者にあうと簡単に侵略されてしまいます。
領土問題も力学がものをいう世界でしょうか。
先々週、NHK大河ドラマ「功名が辻」が最終回を迎えました。
毎週、物語の展開を楽しみに見ていました。
結末は土佐藩の一国一城の主となり、めでたしというところでしょうか。
視聴率も最近では数年前の「利家とまつ」に続く高さだったそうですが、女性が主役または準主役になる方が、視聴率が上がるようです。
ここ数年主役の俳優は滝沢秀明(義経)、香取慎吾(新選組)など人気アイドルが中心でしたが、今回は仲間由紀恵、上川隆也と本格志向でした。
視聴者の年代は平均より高いと思われますので、大河ドラマとアイドルはイマイチということでしょうか。
ドラマのテーマは夫婦で協力して功名をあげていこうということですが、現代のサラリーマンに当てはめるのは難しそうです。
山内一豊も妻千代に結構助けられた面もあるでしょうが、少々けむたいと感じることもあったと思われます。
脚本が女性(大石静)でもあり、女性の視点からみた「功名が辻」という脚色がうかがえます。
戦国武将としての視点からみると、さしたる地縁・血縁のない一豊が組織の中でどのように振舞っていくかがテーマだったと思います。
豊臣から徳川への宗旨変えは武士道にそむくと思われますが、お家存続にはやむおえない決断だったのでしょう。
信長、秀吉とも晩年はワンマンで、配下からの人望凋落が長期政権を築けなかった要因のような気がします。
家康はそこのところを反面教師として、成功したように思います。
権力者の晩年はむつかしいものですね。