10/21(日)、「NHK杯テレビ囲碁トーナメント/王立誠 九段 対 謝依旻 女流本因坊」が放送されました。
ストレートで女流本因坊を奪取した謝さん。1回戦では同じ台湾の先輩・林子淵七段を破り、この2回戦でさらに大先輩の王立誠九段との対戦となりました。
最近の女流碁界を席巻している謝さんの登場で注目されましたが、王九段が巧妙な打ち回しで謝さんの強力パンチをかわし中押し勝ちとなりました。
王立誠九段は過去、棋聖・十段・王座などのタイトルを保持し、中盤からの変幻自在のパワーは目を見張るものがありました。
最近はやや精彩を欠いているようですが、趙治勲十段が各棋戦で奮闘しているようにまだまだこれからだと思います。
一方敗れた謝さん、まだ日本語もたどたどしい17歳。日本女流碁界のトップ棋士となりましたが、次は世界の頂点を目差してほしいと思います。