日本棋院夏季採用で本木克弥さん(15)が、総合1位で入段を決めた。(週刊碁より)
群馬県出身者としては、三谷哲也七段(平成14年入段)に続くプロ棋士誕生です。
本木さんは「少年少女囲碁大会」で小学4年、5年と群馬県代表になり、県のアマ名人戦、アマ本因坊戦、世界アマ選手権県大会でも上位進出を果たしていました。
今後はプロ棋戦で活躍し、全国に知られる有名棋士になってほしいと思います。
三谷プロ、本木プロの活躍が群馬県の囲碁界、少年少女の励みになることでしょう。
日本棋院夏季採用で本木克弥さん(15)が、総合1位で入段を決めた。(週刊碁より)
群馬県出身者としては、三谷哲也七段(平成14年入段)に続くプロ棋士誕生です。
本木さんは「少年少女囲碁大会」で小学4年、5年と群馬県代表になり、県のアマ名人戦、アマ本因坊戦、世界アマ選手権県大会でも上位進出を果たしていました。
今後はプロ棋戦で活躍し、全国に知られる有名棋士になってほしいと思います。
三谷プロ、本木プロの活躍が群馬県の囲碁界、少年少女の励みになることでしょう。
第6回朝日アマ名人戦全国大会が、7月17・18日東京・市ヶ谷の日本棋院会館で行われ、大阪代表の洪ソッ義さんが初優勝を果たした。2位は永代和盛選手(神奈川)、3位は伊達昌希選手(香川)、4位は平田博則選手(招待)。
なお第5期アマ名人が2011年度入段をした常石隆志初段であるため、洪ソッ義さんは三番勝負を経ずに第6期アマ名人となった。
(朝日新聞HPより抜粋)
◇ ◇ ◇
優勝した洪さん(24)は韓国のアマ大会で何度も優勝経験があり、韓国プロ試験にも挑戦。今年4月に来日し、大学で日本語・日本文化を専攻しているそうです。
過去、アマ名人となった尹春浩さん、洪清泉さん、常石隆志さんは、いずれもプロ棋士になっており、この大会はプロ棋士への登竜門の感じです。あと、韓国出身者が多いのも特徴です。
最年長の平田さん(85)は4位入賞、中学生の坂倉健太さん(14)、大表拓都さん(15)も健闘していました。ベテランと若手の激突も注目ですね。
群馬県代表の奈良さんは1回戦、2回戦を突破したものの、3回戦で4位入賞の平田さんに敗退でした。奈良さんにつづく県勢のレベルアップも望まれます。
昨日、今日(7/26、27)の2日間、玉村町・南小学校の「夏休み・チャレンジ教室」で囲碁を紹介してきました。
指導スタッフは「玉村町囲碁会」の会員5名が担当です。
参加者は1日目が12人、2日目が13名。今年で3回目となりますが、残念ながらやや減少傾向です。
持ち時間が1時間半ですので、どれだけ理解してもらえたかムズなところですが、「囲碁」のイメージの一端だけでも、記憶に残ればOKかなと思っています。
「こども囲碁教室」で指導するようになって2年ほどになりますが、小学生の興味を引き出すような話術・パフォーマンスなど、課題は尽きません・・・。
今回は大学生のN井さんが指導スタッフに参加してくれました。お兄さん感覚で小学生と接していたのが新鮮でしたね。
第66期本因坊決定戦七番勝負は7月20日、21日、静岡県伊豆市で行われ、本因坊道吾=山下敬吾九段が4勝3敗で羽根直樹九段を降して決着した。
「フルスイング」と言われる破壊力が自慢の道吾だが、今期は時には力強く、時には柔らかく打ち回し、本因坊復帰を目指す羽根を押し切った。
<本因坊道吾の話>
後半(第4局以降)まずい碁が多かった。第7局までいき、精神的にも追い込まれた。7局目が一番ひどい内容で、苦しかった。
<羽根九段の話>
第7局までこられてその点では良かった。3年前の大逆転(3連敗後に4連勝)は、意識せず打つことができた。
(毎日新聞より抜粋)
「道吾が初防衛、最強手連発大逆転」、「羽根、3連敗4連勝ならず」
(週刊碁見出しより)
第66期本因坊戦第6局/羽根3連勝でタイ
千葉県銚子市で7月13日、14日に行われた第66期本因坊決定戦七番勝負の第6局は、挑戦者の羽根直樹九段が本因坊道吾に白番7目半勝ちし、対戦成績を3勝3敗とした。
(毎日新聞より抜粋)
◇ ◇ ◇
最終第7局、山下本因坊が劣勢から踏ん張って初防衛を果たしました。
敗れた羽根九段、中盤まで優勢との評判でしたが、目一杯のガンバリが裏目のようでした。
3連敗後、3連勝の流れで羽根九段の有利と思われましたが、勝負は分からないものですね。
○○○●●●○の経過は、今期の将棋名人戦と同じ展開となりました。
ただ、将棋は挑戦者が名人位を奪還し、囲碁は本因坊が防衛という結果で終わりました。
主催者、囲碁ファンは最終局までもつれる展開に、満足したことでしょう。
◇ ◇ ◇
第7局の対局地は静岡県伊豆市・吉奈温泉の「東府や」。
ここは4年ほど前に、高校時代の友人との旅行で泊まった宿です。
その時は「東府屋」でしたが、今は「東府や」なんですね。。
当時は古めかしい和風の旅館という印象でしたが、リニューアルして今風の温泉旅館に変身したようです。
第6局の対局地千葉県銚子市の「ぎょうけい館」。本因坊戦ではお馴染みの対局場所のようです。
以前、本ブログで「ぎょうけい」の漢字名は「暁鶏(夜明けを告げる鶏。また、その時刻)」ではないかと書きましたが、今も気になっています。
宿泊施設としても由来を明確にすべきだと思いますが・・・。
◎7/21(木)
台風一過で爽やかな朝です。
朝食前に蓮池周辺を散歩、林間学校の生徒がラジオ体操をしていました。
この「囲碁カーニバル」も「中高年の林間学校」かも・・・。
午前10時には送迎バスで帰路に向かい、13時半帰宅です。
◎総括
・「カップ争奪戦」対局
第一目標の「カップ争奪戦」では負け越し、まだまだ修行が足りないようです。 「喝!」
・棋力アップ
大会・イベント以外の自由時間、私は自室で普段できない囲碁雑誌の課題などに取り組んでいました。
多くの参加者は同行の仲間や、適当な相手と自由対局を楽しんでいましたが、この方がよかったかも・・・。
棋力アップも必要ですが、アマは囲碁を楽しむことが第一義ですね。
・囲碁のイベント
囲碁のイベントはいろいろありますが、この「囲碁カーニバル」は誰でも気軽に溶け込む雰囲気があり、リピーターが多いのもうなずけます。
関係者の気配り、プロ棋士のサービス精神、囲碁普及に関わる私も参考になることの多い4日間でした。
(おわり)
◎7/20(水)
台風の影響でこの日も天気は荒れ模様です。
午前のイベントは「新鋭棋士・10面打ちレッスン」。
私は中根直行・八段と対戦、教科書のように打ち、ハンディにも助けられて勝たせてもらいました。
ザル碁党に花を持たせるのも一苦労でしょうね。
午後は「有段者上達講座」と「プロ・アマ公開対局」。
「上達講座」は吉岡薫・七段が、この日行われていた「本因坊戦第7局(山下本因坊 VS 羽根九段)」午前中の棋譜解説でした。
何気ない一手でも、その背景には膨大な変化図が隠されていることを再認識です。
「プロ・アマ公開対局」は前日行われた「カップ争奪戦」無差別級の優勝者と柳沢理志・三段の三子局。
プロが着実に差を詰め、終盤、アマの焦りの着手が敗着となったようです。
解説は中根八段、聞き手は奥様の金賢貞(きむ・ひょんじょん)・三段。夫婦漫才のような掛け合いに、観戦者は大爆笑の連続です。
夕方、時間があったので霧雨の中、外に出たところ「虹」がかかっていました。
日常から離れた空間に「虹」の出現、なぜか幸せな気分でしたね。
夕食は「お別れパーティー」で、金賢貞・家族のテーブルでした。
韓国から賢貞(ひょんじょん)さんの両親も参加され、楽しまれていたようです。
夜のイベントは「プロ棋士による特別企画」で、7路盤の棋譜を記憶し、正しく再現できるかというゲーム。
優勝予想は井口・七段と柳澤・三段でしたが、結果は金賢貞・三段の優勝でした。
記憶力と棋力は比例するか・・・、ムズなところです。
(つづく)
「第28回サマー囲碁カーニバル in 志賀高原」から戻ってきました。
3泊4日のBコース(後半)で、一昨年から3回目の参加となります。
参加者は70人くらいでしょうか、リピーターの方が多いようです。
場所は長野県・志賀高原の「志賀ハイランドホテル」、今回で10回目となるそうです。
主催は日本棋院・長野県本部で、中部総本部を中心に7名のプロ棋士とインストラクター1名が指導やイベントに当たっています。
◎7/18(月)
新幹線で高崎駅から1時間弱、長野駅に到着、暑かったですね。
駅から送迎バスで約1時間、午後1時前に会場到着です。
一休みし、適当な相手と「札取り戦(ハンディ戦)」。3連勝し賞品をゲット!。出だし好調でした。
続いて「プロ・アマ(級位者)公開対局」では次の一手が当たり、ここでも賞品ゲット!。ツキもあるようです。
夕食(歓迎パーティ)は1テーブル8名ほど。
隣りの席に座った新潟県のHさんと懇意になり、郷土の話、囲碁談義など会話が弾みました。
1日目は快調な滑り出しです。
◎7/19(火)
この日のメインは「カップ争奪戦」。参加者もこの対戦を第一目標に来ている人も少なくありません。
私も意気込んで臨んだのですが、結果は4回戦行って●○●●。残念ながら昨年と同じ成績でした。
この1年まったく進歩なし、悔しいというか自己嫌悪に陥りますね。
といっても「敗者がいるから、勝者が生まれる・・・」ということで、次回がんばりましょう。
夜は柳沢理志・三段との指導碁。三線をハウところが二カ所と、低位の構想を指摘されました。
ナルホドと納得ですが、これが実戦になると悪いクセが出るんですね・・・。
台風6号の影響か、この日は低気圧の一日でした。
(つづく)
今日(7/18)から3泊4日の「サマー囲碁カーニバル in 志賀高原」に参加してきます。
一昨年から3回目の参加となりますが、夏季特別講習の気持ちで臨むつもりです。
朝から晩まで囲碁三昧ですが「たそがれ世代」ともなると、それほど棋力アップは望めません。
それでも今までと「何かが変わった・・・」と実感できればと思っています。
今日は群馬県の「第11回県民囲碁大会」が行なわれ、私も運営スタッフとして大会の準備・進行をしてきました。参加者は約170名と盛況でした。
運営スタッフも高齢化が進み、盤石の運搬、会場の設営など、力仕事はつらいものがあります。
終了時点ではスタッフ一同、疲労困憊の状態でしたね。
スタッフの若返りができればいいのですが、現役世代は多忙でボランティア同様の「お役目」は一朝一夕にはムズのように思われます。
それでも参加した高校生・小中学生の一部の生徒は快く手を貸してくれました。頼み方次第かもしれませんね。
◇ ◇ ◇
今回の指導プロ棋士は三谷哲也七段。群馬県出身ということもあり指導希望者は例年に比べ多く、特に小中学生・女性には好評のようでした。
大会後、三谷プロと実行委員の懇親会があり、子供たちへの指導方法など有益な話を聞くことができました。
三谷プロの活躍は、群馬県囲碁界の活性化の原動力となっています。さらなる飛躍を期待しましょう。