本日で長年勤めた勤務先を卒業することになりました。
「おめでとう」、「お疲れさま」、「ご苦労さま」、などと声をかけられますがが、あまり実感がわきませんね。
明日も今まで通り出勤しそうな雰囲気で、生活パターンが定着するにはしばらく時間がかかりそうです。
転勤、関連会社への転籍、合併による社名変更など、紆余曲折はありましたが、40数年同じ企業グループで働いてきました。
振り返ってみますと、入社から結婚するまで(15年ほど)は仕事はそこそこで、登山、音楽、麻雀などの余暇活動に忙しかったようです。
結婚後は仕事はほどほど、家庭もほどほどで、囲碁、ゴルフ、ハイキングなどで忙しかったようです。
結局、サラリーマン生活で思い出に残るのは、趣味などの余暇活動の印象が強かったということでしょうか。
交友関係を振り返ってみても仕事上の「付き合い」より、プライベートで付き合いの方が濃かったように思います。
といっても仕事を「ないがしろ」にしていた訳ではなく、信頼関係はそれなりに意識してきたつもりです。
昔、植木等が「サラリーマンは~気楽な稼業ときたもんだ~」と唄っていました。
その頃はそんなに気楽じゃないと思っていましたが、振り返ってみるとそれに近かったかもしれませんね。
ところが現代のサラリーマンは変化が激しく、競争社会で大変そうです。
それでも、気持ちの持ち方や価値観の基準など、自分の物差しで「しなやか」に判断すれば、それなりの生き方ができるのではないかと思います。
私の場合「ほどほど」、「成り行き」、「いい加減(よい意味の)」などの気持がストレスを軽減したのかもしれません。