天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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本因坊戦五番勝負第3局/一力が3連勝で初防衛

2024-05-31 21:00:00 | プロ棋戦

囲碁の第79期本因坊決定戦五番勝負の第3局が5月30日、三重県鳥羽市の老舗旅館「戸田家」で打たれ、一力遼本因坊(26)が挑戦者の余正麒八段(28)に白番中押し勝ちし、3連勝のストレートで2連覇を果たした。一力本因坊は棋聖と天元を合わせて3冠を堅持した。
余八段は7大タイトル戦6度目の出場となったが、初獲得は果たせなかった。
   (毎日新聞より抜粋)

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3連勝で防衛の一力本因坊、シノギの巧さが光りました。
敗れた余正麒八段、強気と妥協のバランスが・・・。

一力さんは3冠(棋聖・天元・本因坊)を堅持、堂々トップの座についていますね。
余さんは7大タイトル戦6度目の挑戦も実らず、メンタルでしょうか・・・。

今回の対局地は三重県鳥羽市の「戸田家」、多くのタイトル戦が行われてきました。
近くには「鳥羽水族館」、10年以上前に見学したのですが記憶が・・・。
水族館で水生生物の生態を見ていると癒されますね。

 

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1年前の記事(2023-05-31):棋戦情報・週刊碁6/5号(碁聖戦挑決、女流立葵杯挑決)

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時代小説/うつけ屋敷の旗本大家2

2024-05-29 21:00:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介  
・書籍名:「うつけ屋敷の旗本大家2、悪友顛末」
・発行所:幻冬舎
・著 者:井原忠政
・発行年月:2024年5月
◆内容紹介
大家稼業で借金返済を目指す小太郎と官兵衛は、貸家で次々起こる騒動に頭を抱えていた。「堅物な息子×道楽者の父」笑いと涙の人情時代小説!

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本屋に行って最初に見るのは時代小説エリア、次に囲碁本棚が定石です。
時代小説・新版で見つけたのが「うつけ屋敷の旗本大家2、悪友顛末」、とりあえずシリーズ1を購入し数日後に2という順で読みました。
本書を選んだのは作者:井原忠政氏の作品。これまで三河雑兵心得、北近江合戦心得、人撃ち稼業の3シリーズを読み納得、作者優先の選択です。

本作品は登場人物の多くが庶民で、目線を低くした感じですね。
「人生いろいろ」感が漂っています。

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1年前の記事(2023-05-29):プロ棋士・四字熟語/杉内寿子、横塚力

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布石の点数

2024-05-27 21:00:00 | 囲碁

NHK囲碁講座の「サトちゃんのアマ・ミスぜみな~る」ではミスの点数を表示しています。



確かに布石の段階でミスの評価はムズなところがありますね。
サトちゃん(柳澤理志六段)の採点を見ると、ナルホドと納得します。

こども囲碁教室でも対局の内容を解説することがあります。
2桁級の生徒にダメ出しは控え、100点とか50点とか点数で良し悪しを伝えるようにしています。
ただ点数の評価・判断は、指導者の棋風・棋力によるところが悩ましい・・・。

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1年前の記事(2023-05-27):文春新書/徳川家康 弱者の戦略

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本因坊戦五番勝負第2局/一力、読み比べで辛勝

2024-05-25 21:00:00 | プロ棋戦

5月23日に「第79期本因坊戦五番勝負」の第2局が、長野県高山村「藤井荘」で行われた。
序盤から中盤で一力遼本因坊が好調な打ち回しを見せるも、後半戦で余正麒八段の強打から勝負は振り出しに。一進一退の攻防が続く中、一力本因坊が機敏な守りを見せて、2勝目を掴んだ。
   (日本棋院『棋道web』より抜粋)

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2連勝でタイトル防衛に王手をかけた一力本因坊(26)、一時は形勢不明の場面もありましたが堅い守りで勝利を掴みました。
カド番の追い込まれた余正麒八段(28)、本因坊の圧に屈したか・・・。

本シリーズ2局の内容を見ると一力さん防衛の可能性が濃くなってきました。
余さんとしては正攻法では苦しい、奇襲作戦や変化球で局面打開は・・・?

今回の対局地は長野県高山村「藤井荘」
「幽玄たる渓谷に秋冬春夏の詞を知る。いつかは訪れたい伝統の信州旅館。」

ホームページの見ると、静かな和風宿でそそられますが、料金がドーモ・・・。

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1年前の記事(2023-05-25):アマ名人戦群馬県大会2023/藤本さんが2年連続V

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第44回世界アマ囲碁選手権/大関選手は3位

2024-05-23 21:00:00 | アマ棋戦

第44回世界アマチュア囲碁選手権戦東京大会~日本棋院創立100周年記念~が東京都千代田区の日本棋院東京本院で5月19日(日)から5月22日(水)まで開催された。22日午後の第8回戦の結果、優勝は中国代表の白宝祥選手、準優勝は韓国代表の金正善選手、第三位は日本代表の大関稔選手だった。
   (日本棋院HPより抜粋)

「大関さん3位、ポイント差に泣く」「白宝祥さん(中国)5度目のV」
日本代表・大関稔さん、中国代表・白宝祥さん、韓国代表・金正善さんの3名が7勝1敗でトップに。スイス方式により、勝ち数が同じ場合はポイント差で順位が決まり、優勝は白さん、準優勝は金さん、3位は大関さんとなった。
   (日本棋院『棋道web』より抜粋)

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3位の大関さん、優勝した白宝祥さん(中国)に勝ったもののスイス方式で3位、悔しかったでしょうね。
日本の選手が3位になったのは2007年以来とのこと、世界戦で苦戦の日本勢としては健闘か・・・。

「世界アマ囲碁選手権」のニュースは、あまり話題にならなかったですが、マスコミもそれなりに取り上げてほしいですね。そのためには上位での活躍が・・・。

スイス方式での大会、群馬県内の大会でも採用したことがありますが、運・不運で悩ましい・・・。

 

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1年前の記事(2023-05-23):津軽半島・下北半島巡り(2023)

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アマ名人戦群馬県大会2024/藤本さんが3連覇

2024-05-21 21:00:00 | 囲碁群馬

第18回朝日アマチュア囲碁名人戦県大会の決勝大会が5月19日、前橋市の県生涯学習センターであり、伊勢崎市の大学院生、藤本喬也さん(22)が3年連続4度目の優勝を決めた。
準優勝は太田市の公務員の樫村仁さん(34)、3位は高崎市の会社員の辻井一郎さん(58)、4位は明和町の大隅敦史さん(59)だった。
   (朝日新聞群馬版より抜粋)

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予選(5/12)には27名が参加、3回戦行い4名(藤本、樫村、辻井、大隅)が決勝に進出。50代2名が奮闘しました。
昨年は21名でしたのでやや増加傾向でしょうか。

予選には小学生3名、中学生1名、高校生2名が参加、今後の活躍に期待ですね。

出場資格は在住・在勤OKでしたが、このところ在住のみと制限され地方勢は苦戦の状況です。
Uターンも期待できずドーモ・・・。

 
 予選(5/12)


 決勝(5/19)

大会の詳細は「群馬県の囲碁情報」

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1年前の記事(2023-05-21):第78期本因坊戦七番勝負第1局/一力が先勝

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初恋/村下孝蔵

2024-05-19 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

このところラジオを聴きながら眠りにつくのが日課になっています。
タイマーOFFを15分にセット、いつのまにか眠っています。

よく聴くのはNHK-FM(聴き逃し)でJAZZ、歌謡スクランブル、弾き語りなどです。
先日、歌謡スクランブルで村下孝蔵の「初恋」が流れていました。
1983年の作品ですから40年以上も前になるんですね。

 「初恋」
♪五月雨は緑色~
   ・
 好きだよと言えずに 初恋は~
 ふりこ細工の心~

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思春期~青年期の多感な想いが伝わる名曲ですね。
動画を見るとサラリーマン風のオジサンがギターを持って唄ってる・・・。
46歳没、「初恋」は雲の彼方に・・・。

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1年前の記事(2023-05-19):プロ棋士・四字熟語/佃亜紀子、小西理章

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ちょいテク/碁ワールド付録

2024-05-17 21:00:00 | 囲碁

月刊・碁ワールドの最新6月号が届きました。
別冊付録は「実戦で使える! ちょいテク総集編」。

「ちょいテク」は知らないと中々打てない仕掛け技。しかし一度覚えた手でも時間が経つと忘れてしまうもの。付け焼き刃にならないように繰り返し読み返して、しっかり自分のものにしましょう。

ザル碁党にとって「一度覚えた手でも時間が経つと忘れてしまう。繰り返してもまた忘れる」何とも歯がゆいですね。
解決策はと言うと「地道な努力」、これしかないのか・・・。
プロはこれらのテクが、子どもの頃から体に染み込んでいるんでしょうね。

「ちょいテク」とはシャレたネーミングですね。
テレビのニュース解説で「テクい」と言った人がいました。若者言葉のようですがドーモ・・・。

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1年前の記事(2023-05-17):我慢を知らずに碁は勝てない

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本因坊戦五番勝負第1局/一力が初戦を飾る

2024-05-15 21:00:00 | プロ棋戦

初防衛を目指す一力遼本因坊に初の七大タイトル獲得を狙う余正麒八段が挑戦する第79期本因坊戦挑戦手合五番勝負第1局が5月14日(火)に「東京国立博物館」で打たれ、 一力が白番中押し勝ちをおさめ初戦を白星で飾った。
次の第2局は5月23日(木)長野県高山村「藤井荘」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

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初戦で好スタートの一力本因坊、シノギの上手さで快勝でした。
敗れた余八段、攻めが不発で後悔・・・。

これまで本因坊戦は2日制の七番勝負でしたが、今期から1日制の五番勝負になりました。
79期と最長を誇る伝統棋戦だけに残念ですね。

今回の対局地は「東京国立博物館」。
東京国立博物館は昔「ツタンカーメン展」を見に行きました。調べたら1965年で会期中の入場者は293万、大混雑の記憶が残っています。
それほど興味があった訳でもなく、マスコミの宣伝に乗せられたか・・・。

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1年前の記事(2023-05-15):第2回テイケイ杯俊英戦/一力が連勝で優勝!

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「空気みたい」と言われ・・・

2024-05-13 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

先日、こども囲碁大会で若いママさんからカミサンに「旦那さんはどんな人ですか?」と訊ねていました。
カミサン曰く「空気みたい」。ナルホド、よくある受け答えだと納得です。

新聞の川柳投稿爛に「空気みたい、そんな大事な人なのか」とありました。
ウッテガエシのようなプラス思考、勉強になります。

時々、空気銃のような小言が飛んできますが、黙って受け流すか・・・。

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1年前の記事(2023-05-13):コロナ・ワクチン6回目接種

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