先週の週刊碁(9/24号)に「目算ナビゲーター・白石勇一 ~楽に打つ方法教えます~(第1回)」という記事がありました。
形勢判断の実施に棋力は関係ない
形勢判断によって導き出された着手が、結果的に成功したかどうか- 実はこの点は、あまり重要ではありません。
進むべき方向がわからない暗闇の局面で、着手決定のための方針を得ることができた点こそが重要であり、従って形勢判断に関しては、計算がズレてもいいですし、その人なりの判断で構わないのです。
我々が形勢判断で求めているのは「正解」ではなく「着手決定のための方針」で、それを得ることができたなら目的達成- その後に成功したかどうかは別の問題であることを、まずはしっかり認識していただければと思います。
(「週刊碁」より抜粋)
何だか、分かったような分からないような・・・、もう少しザル碁党にも分かるように解説してほしいですね。
簡単にいえば「形勢判断の目算をしなさい」というこではないかと・・・。
ネット碁には「形勢判断」機能というのがあり、「幽玄の間」では標準機能に設定されています。
このボタンを押すと「黒、確定地××、白、確定地××」と表示されます。100%正確ではありませんが終盤ではかなりの精度です。
投了の目安にもなり時間短縮には便利なんですが、これでは目算の能力は期待できないですね。
個人的にはこの機能はOFFにしたいと思うのですが、相手の意向もあり・・・。
大会などの成績を上げるためには形勢判断(目算)の精度アップは必須、ただその能力を高める訓練となるとムズなところで・・・。
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