「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」
第76回:奇々怪々/大淵幸太郎五段
★奇々怪々【きき・かいかい】:常識では理解できない、非常に怪しく不思議なさま。
りん:ウニくん(鈴木伸二七段)、上手いこと名付けたよね。
つる:もう「妖怪見学坊主(大淵浩太郎五段)」にしか見えない(笑)。
りん:毎回予想外のことを言ってくるからドキッとしてちょっと怖いし、摩訶不思議。
つる:しかも、大淵くんって何気に幽霊とか妖怪の知識が豊富なんだよ。やっぱり、お坊さん修行とかしてるからなのかなぁ(大淵五段はお寺に婿入りしています)。
第77回:快刀乱麻/広瀬優一七段
★快刀乱麻【かいとう・らんま】:絡み合った麻糸を切れ味よい刀で切ること。転じて、込み入った状況等を巧みに始末し解決すること。
りん:石が絡み合ってくる局面を鮮やかに切ってるのを見ると感動する。広瀬くんは上手い。シュッ、シャキーンって解決してる。
つる:たしかに、同じヨミが強いでも、殴り合ってる感じとか、ハンマーとか、剣で切り合ってるとか、受ける印象が違うよね。
りん:広瀬くんは剣のイメージ。だいたい剣の達人は色白のイケメンで、オシャレで優しいってことになってるし。
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大淵幸太郎五段(30)の父上は大淵盛人九段。大淵門下には内田修平八段、堀本満成五段、田尻悠人五段、奥田あや四段、竹内康祐四段と異才が揃っています。
内弟子生活は田舎(神奈川県相模湖町、現・相模原市)での厳しい修行で有名でした。
お寺に婿入りですか、もともと本因坊家もお寺ですから、これもご縁か・・・。
広瀬優一七段(21)は藤澤一就八段門下。新人王にもなっていますが、上昇角度が緩いかも・・・。
「切れ味」というと「カミソリ坂田」が浮かびますが、ザル碁党には理解不能・・・。
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