日本、韓国、中国のテレビ棋戦の優勝者と準優勝者で争われる第29回テレビ囲碁アジア選手権が9月15日(金)から17日(日)にかけて中国浙江省平湖市で行われた。
決勝戦は熱戦の結果、白番の羅玄八段(韓国)が李世ドル九段(韓国)に中押し勝ちをおさめ第29回大会の覇者となった。羅は本大会は初優勝。李世ドルは本大会最多となる5度目の優勝とはならなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「日本敗退、優勝は羅玄(韓国)」 「一力 1回戦は快勝、井山 序盤戦で錯覚」
(週刊碁見出しより)
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決勝は韓国勢の対戦、羅玄(ナ・ヒョン)八段(22)が李世ドル(イ・セドル)九段(34)を破っての優勝でした。羅玄八段、あまり馴染みのない名前ですが、韓国ランキングでは13位とのことです。
国際棋戦では中国の躍進が著しいのですが、韓国も頑張っていますね。
日本勢は一力七段が1回戦で張涛六段(中国)を破ったものの、2回戦で羅玄八段(韓国)に敗退。井山6冠は1回戦で李世ドル九段(韓国)に無念の投了でした。
世界戦では三星杯、農心杯が進行中ですが、日本勢はどちらも苦戦。茨の道は続く・・・。