30歳以下五段以下の棋士16名によって争われる、 「第2回広島アルミ杯若鯉戦」の準決勝と決勝戦が11月18日(日)に行われ、 中部総本部所属、志田達哉初段が三谷哲也四段を下し初優勝した。
志田初段は16歳11ヵ月で最年少参加者だった。 (昨年優勝の謝依旻三段も前回最年少参加者)
【決勝戦の結果】
・三谷哲也四段―志田達哉初段 白番・志田初段の3目半勝ち
【準決勝の結果】
・三谷哲也四段―安斎伸彰四段 黒番・三谷四段の1目半勝ち
・謝依旻若鯉杯―志田達哉初段 白番・志田初段の中押し勝ち
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「サウスポーの時代がやって来る?!」
左利きの棋士といえば福井正明九段、小県真樹九段、森田道博九段、井山裕太七段などがいます。
先日の広島アルミ杯若鯉戦で優勝した志田達哉初段も左利きです。
アマチュアのみなさんも気分を変えて左手で打ってみるのはいかがでしょう。着手が一路ずれてしまっても責任持ちませんが。
(日本棋院HPより抜粋)
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本棋戦、昨年は謝さんが優勝しその後は女流本因坊位奪取など、破竹の快進撃を果たしました。
今年は16歳の志田達哉初段が優勝、謝さん同様今後の活躍に注目ですね。
志田初段は中部総本部の院生時代、毎週福井から名古屋に通っていたそうですが地方出身者は大変です。
左利きの棋士が増えているそうですが、初代のサウスポー棋士は誰でしょうか。
伝統や格式などがうるさかった戦前では、認められなかったかもしれませんね。