天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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越後路・旅行記/2022

2022-05-31 21:00:00 | 旅行記

先週、新潟県(越後)に一泊旅行に行ってきました。
実家の近親者5名(男2、女3)のシルバー世代旅行です。

・1日目:(高崎) → 村上市(まち歩き) → 瀬波温泉(泊)
・2日目:瀬波温泉 → 弥彦神社 → 寺泊市場 → 清津峡 → (高崎)

■村上市(まち歩き)
村上市は鮭と酒と人情(なさけ)の町。鮭を吊るした古い町屋が何軒もありました。
ただ、シルバー世代には長い距離を歩くのはシンドイ・・・。

■瀬波温泉
古くからある温泉のようですが、初めて訪れました。
夕陽がきれいとのこと、ただ泊まった宿からは見えず・・・。

■弥彦神社
霧にけぶる弥彦山を背にした神社、歴史を感じさせます。

■寺泊市場
多くの買い物客がきていました。

■清津峡
群馬からは近いのですが、認知度はそれほど・・・。
トンネルからの渓谷は一見の価値あり。

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1年前の記事(2021-05-31):第76期本因坊戦七番勝負第2局/芝野が勝利しタイに

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第77期本因坊戦七番勝負第2局/文裕が開幕2連勝

2022-05-29 21:00:00 | プロ棋戦

第77期本因坊戦挑戦手合七番勝負第2局が埼玉県熊谷市「熊谷ラグビー場」の特別室で打たれ、
本因坊文裕(井山裕太)が一力遼棋聖に白番中押し勝ちをおさめ開幕2連勝とした。第3局は6月1日(水)・2日(木)に長野県高山村「藤井荘」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「文裕連勝、逆転トライ決める」 「一力、ゴール前で失速」
   (週刊碁見出しより)

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2連勝の井山本因坊、決め手を与えず劣勢を覆す逆転勝利でした。
敗れた一力棋聖、ヨセの失着が悔やまれました。

前人未到の本因坊11連覇を目指す井山本因坊、2連勝で大記録実現に近づいてきました。
初春の棋聖位奪取で本シリーズは一力さん優勢と思われましたが、苦戦しています。

今回の対局地は埼玉県熊谷市「熊谷ラグビー場」の特別室。熊谷市はラグビーの街ですが、西のラグビーの街といえば東大阪市。
東大阪市は井山本因坊の出身地ですが、本局勝利とは無関係か・・・。

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1年前の記事(2021-05-29):NHK朝ドラ/おかえりモネ

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天王山を逃がさない

2022-05-27 21:00:00 | 囲碁

月刊・囲碁研究に「アマ実戦手直し」というコーナーがあります。数ある講座の中で一番のお気に入りです。講師は首藤瞬八段、今月6月号は「天王山を逃がさない」。

布石の組み立てにおいて天王山を逃がしてしまうと、その後ずっと苦しい展開になることはよくあります。「地を気にし過ぎる」ことが、原因になっている方が多いように感じます。
地はもちろん大事なのですが、天王山を押さえるべき局面も多くあるので、意識してみると良いでしょう。(月刊・囲碁研究より抜粋)

ナルホドと思いますが、どの局面が「天王山」なのか? これがムズなところで・・・。
「天王山」を見逃したり、小さな山を「天王山」と勘違いしたり、ザル碁党には日常茶飯事で・・・。

    ○ ● ○

現在、本因坊戦七番勝負(井山本因坊 VS 一力棋聖)が行われています。
これまで囲碁界を席巻してきた井山本因坊(4冠)に、今春序列一位の棋聖を奪取した一力棋聖が挑戦。まさに「天下分け目の天王山」です。
5/24、5/25の第2局は井山本因坊が勝って2連勝、一力棋聖に「秀吉の大返し」はあるか・・・。

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1年前の記事(2021-05-27):一冊の棋書を徹底して

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月刊・囲碁研究/懸賞問題当選

2022-05-25 21:00:00 | 本と雑誌

先日、月刊「囲碁研究」より懸賞問題当選の賞品「筆記具3本セット」が届きました。
これまで囲碁雑誌の認定問題・クイズなどに投稿してきましたが、今回の賞品は別格でしたね。
ただデザインが女性ものでしたので、孫娘にプレゼントすることに・・・。

「たそがれ世代」になると、当面の課題(宿題)などは少なくなります。
囲碁雑誌の問題などにチャレンジし、棋力アップの一助になればと思っています。

懸賞は企業のキャンペーン、アンケート・モニター・クイズなど、多種多様なサービスがあり、賞品を楽しみに応募する人も少なくないようです。
ギャンブルに比べれば健全な楽しみかも・・・。

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1年前の記事(2021-05-25):仲邑菫二段、連勝13でストップ

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プロ棋士/勝ち星ランキング(2022/5/20現在)

2022-05-23 21:00:00 | プロ棋戦

「週刊碁」に掲載の勝ち星ランキング(5/20現在)。5カ月ほど経過しましたが、一力棋聖の活躍ぶりが光ります。
ベスト10のうち女流棋士が6名。これは女流名人戦などの女流棋戦が集中した結果、年間では男性有力棋士が上位にくるでしょう。
新鋭では小池芳弘七段、池本遼太二段。小池七段は現在12連勝中と絶好調です。
昨年の年間ランキングでは令和三羽烏(一力、芝野、許)、福岡航太朗三段、関航太郎天元がベスト10入りしており、今後の躍進に注目しましょう。

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◎2022年/勝ち星ランキング(5月20日現在)
 ①一力  遼棋聖 24勝8敗
 ②上野愛咲美女流棋聖 22勝4敗
 ③牛  栄子四段 18勝9敗
 〃仲邑  董二段 18勝9敗
 ⑤許  家元十段 17勝4敗
 〃伊田 篤史八段 17勝5敗
 ⑦小池 芳弘七段 15勝2敗
 〃藤沢里菜女流本因坊 15勝5敗
 ⑨鈴木  歩七段 14勝12敗
 ⑩池本 遼太二段 13勝5敗
 〃向井 千瑛六段 13勝12敗
  (女流、若手棋戦を合む)

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◎2021年/年間勝ち星ランキング
 ①上野愛咲美女流棋聖 54勝25敗
 ②許  家元十段 45勝21敗
 ③仲邑  董二段 43勝18敗
 ④福岡航太朗三段 39勝12敗
 〃一力  遼九段 39勝20敗
 〃芝野 虎丸九段 39勝24敗
 ⑦藤沢里菜女流本因坊 38勝15敗
 ⑧関 航太郎天元 37勝14敗
 〃井山 裕太棋聖 37勝16敗
 ⑩牛  栄子四段 34勝17敗

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1年前の記事(2021-05-23):早碁王、一力 ~驚異の勝率~

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日本縦断こころ旅(2022春の旅)群馬県

2022-05-21 21:00:00 | テレビ番組

NHK-BSPの「日本縦断こころ旅(2022春の旅)」が3/28から始まりました。和歌山県をスタートして、今週は群馬県。
この番組も12年目になるそうです。70歳を超えた火野正平さん、頑張っていますね。

◎群馬県の放送内容
・5/16(月):<月曜朝版>
 ・もみじ平総合公園(富岡市)
 ・入山世立のシダレグリ(中之条町)
 ・天王桜(片品村)
 ・烏川にかかる佐野橋(高崎市)
・5/17(火):愛妻の丘から見たキャベツ畑(嬬恋村)
・5/18(水):花の木橋と九十九川橋のサイクリングロードから見える妙義山と田んぼ」(安中市)
・5/19(木):宮崎公園の六角堂(富岡市)
・5/20(金):ぐんまリハビリパーク(前橋市)

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テレビの旅番組は色々ありますが、一般人の投稿による旅番組はこの「こころ旅」くらいでしょうか。
多くの旅番組は名所・旧跡・絶景・グルメなどがテーマとなりますが、「こころ旅」では個人のエピソードがメインです。
悲喜こもごもの人生模様に共感したり、応援したり、人生下り坂世代には納得の旅番組ですね。

今回の群馬県目的地はほとんど縁がなくやや残念、それでも群馬の風が心地よく感じられました。
魅力度ランキングでは低迷の群馬県ですが、住めば都・・・。

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1年前の記事(2021-05-21):NHK-BSP「日本縦断こころ旅(2021春の旅)石川県」

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囲碁界の星/星合志保三段

2022-05-19 21:00:00 | プロ棋士

NHKテキスト/囲碁講座に「下島陽平のおしえて!先生たち~!」という連載コーナーがあります。今月号(2022/6月号)は星合志保三段への質問。

質問の内容
・NHK杯の司会・聞き手
・You Tube
・棋戦と普及活動
・あなたにとって囲碁とは?

マジメだ! ほっしーは実はこんなにマジメだったのか!
何を聞いてもビシッと、なんというかピッタリハマるような答えをくれる。
   (NHKテキスト「囲碁講座」より抜粋)

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NHK杯では視聴者目線で的確なコメントの星合さん、応援している人も多いと思います。
これまで囲碁アイドルというと小川誠子さん(故人)、吉原由香里さん(旧姓:梅沢)が浮かびます。
近年では藤沢里菜さん、上野愛咲美さん、仲邑菫さん等いますが、情報発信力では星合さんですね。

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1年前の記事(2021-05-19):群馬県高校囲碁選手権/2021

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アマ名人戦群馬県大会2022/藤本さんが優勝

2022-05-17 21:00:00 | 囲碁群馬

伊勢崎の大学生、藤本さんが優勝
第16回朝日アマチュア囲碁名人戦県大会の決勝大会が5月15日、高崎市の市中央公民館で開催され、伊勢崎市の大学生、藤本喬也さん(20)が優勝した。7月に東京の日本棋院会館である全国大会に県代表として出場する。 
藤本さんの優勝は中学2年生だった2015年、県大会史上最年少の13歳で優勝して以来2度目となる。2位は伊藤俊一郎さん(47)、3位は鈴木啓斗さん(23)、4位は染谷勝実さん(67)だった。
   (朝日新聞群馬版より抜粋)

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予選(5/8)には25名が参加、3回戦行い4名(藤本、伊藤、鈴木、染谷)が決勝に進出しました。
前回の決勝戦3名はいずれも10代でしたが、今回は40代、60代が頑張りました。

前回(2021年)の参加者が22名、前々回(2019年)は40名、コロナの影響もあるでしょうが参加者減はドーモ・・・。


予選(5/8)


決勝(5/15)

大会の詳細は「群馬県の囲碁情報」


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1年前の記事(2021-05-17):アマ名人戦群馬県大会2021/羽柴さん、群馬県代表に

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第77期本因坊戦七番勝負第1局/文裕先勝!

2022-05-15 21:00:00 | プロ棋戦

前人未到の本因坊11連覇を目指す本因坊文裕(井山裕太)に一力遼棋聖が挑戦する第77期本因坊戦挑戦手合七番勝負第1局が石川県金沢市「尾山神社 金渓閣」で打たれ、本因坊文裕が黒番半目勝ちをおさめ開幕戦を制した。第2局は5月24日(火)・25日(水)に埼玉県熊谷市「熊谷ラグビー場」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「文裕先勝、怒涛の追い上げを見せた」 「一力、最強に戦い続けた」
   (週刊碁見出しより)

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激戦を制した井山四冠、闘志満々の着手で先勝。
敗れた一力棋聖、奮闘空しく半目に泣く・・・。

本局は357手という本因坊戦では最長手数の半目勝負、頂上決戦にふさわしい名局となりました。
今春の棋聖戦では一力さんがタイトル奪取、井山さん苦戦かと思われましたが初戦勝利、激闘の七番勝負になりそう・・・。

今回の対局地は石川県金沢市「尾山神社 金渓閣」。金沢は初代本因坊算砂(本行院日海)ゆかりの地で、本行寺には算砂顕彰碑があるとのこと。
北陸新幹線(長野 - 金沢間)が2015年に開通。便利になりましたが、列車の旅情感はイマイチか・・・。

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1年前の記事(2021-05-15):第76期本因坊戦第1局(高崎対局)/関連イベント

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プロ棋士/四字熟語㉞~㊱

2022-05-13 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるさだりん(鶴山八段、佐田七段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」

㉞春風駘蕩/大森らん初段
★春風駘蕩(しゅんぷう・たいとう):春風がそよそよと気持ちよく吹くさま。また、温和でのんびりとした人柄のたとえ。

・つる:ニコニコしてて、島育ちで、自己主張苦手で、ランラン♪。そんならんちゃんに合う四字熟語は「春風駘蕩」。春風のように、温和でのんびりした人柄ってことで。

㉟覇王之輔/吉川一四段
★覇王之輔(はおう・のほ):「覇王」は覇者と王者。「輔」は手助けするや、支えるという意味。

・つる:覇王=井山裕太四冠をお支えする方という意味で。
・さだ:吉川さんはすごく男気のある頼れる先輩なんですよ。「大阪こども囲碁道場」を運営、後進を育てるっていう志も立派、尊敬する先輩なんです。
・つる:吉川くんが大阪を守って、人材を育成してくれているから、井山さんは思う存分活躍できるのでは?

㊱一生懸命/西健伸五段
★一生懸命(いっしょう・けんめい):命をかけて物事に当たるさま。本気で物事に打ち込むさま。

・りん:西くんって大きいよね。
・さだ:183センチです。
・つる:健やかに伸びたねー。
・りん:健伸だけに(笑)?
・さだ:いつも自分はまだまだ全然弱いと思ってて、いつでも一生懸命頑張ってます。あんなに真面目に碁と向き合ってる人はいないと思うので、報われてほしいです。
    (週刊碁より抜粋)

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大森らん初段は、公式デビユー戦で仲邑菫初段(当時)を破り話題になりました。その後、仲邑さんは破竹の勢いで国民的スターですが、大森さんの存在を忘れてはいけませんね。

吉川一四段の姓は「きっかわ」、埼玉県の吉川市は「よしかわし」。東日本では吉川(よしかわ)が一般的かも・・・。

西健伸五段は183センチですか、対局者は威圧を感じるでしょうね。

関西人って「人懐っこい」感じがしますね。棋士の資質と関係ないでしょうが・・・。

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1年前の記事(2021-05-13):第76期本因坊戦七番勝負第1局/文裕が先勝!

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