謝依旻女流本因坊(20)に向井千瑛四段(22)が初挑戦している第29期女流本因坊戦5番勝負の第2局は、10月13日、日本棋院で打たれ、謝女流本因坊が2白番2目半勝ちし、2連勝で4連覇にあと1勝とした。
中盤までペースを握っていた謝女流本因坊は、終盤のミスで混戦に持ち込まれたが、最後は逃げ切った。第3局は20日、同会館で行われる。
<謝女流本因坊の話>
すごく細かく自信はなかったが、中央でコウになり、右辺の黒三子を取って勝ちが見えました。
<向井四段の話>
左下の折衝で黒地字が大きくなり、いいかと思いました。しかし、中央のコウを見損じていました。
(共同通信HPより抜粋)
「謝依旻連勝」、「向井変調!?、カド番に・・・」
(週刊碁、見出しより)
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第1局/謝依旻が先勝 4連覇へ好スタート
第1局は、10月6日、岩手県花巻市で打たれ、謝女流本因坊が黒番中押し勝ちし、4連覇へ向け好スタートを切った。
序盤から形勢が激しく揺れ動き、一時は向井四段がペースを握った。しかし、謝女流本因坊がよく粘り、最後は大熱戦を制した。第2局は13日、日本棋院会館で行われる。
<謝依旻女流本因坊の話>
初めは打ちやすいと思っていたが、上辺で黒四子が取られ、形勢が分からなくなった。最後も読み切れていなかった。次もいつも通り頑張る。
<向井千瑛四段の話>
序盤が悪く、反省の多い碁でした。どこが敗着なのかこれからよく検討したい。次はしっかり打ちたい。
(共同通信HPより抜粋)
「花巻決戦 謝、スタートダッシュ」
(週刊碁、見出しより)
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謝女流本因坊が2連勝、女流碁界では「向かうところ敵なし」の快進撃です。
好調の向井さんでしたが、謝さんの壁に阻まれています。カド番となりましたが反撃を期待しましょう。
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第1局の対局地は岩手県花巻市の花巻温泉「佳松園」。女流本因坊戦ではお馴染みです。
「花巻」、何ともいい響きの地名ですね。
1年前の東北旅行(三陸海岸縦断と津軽・下北半島)で岩手・三陸海岸を周遊しました。
海岸線の景色もよかったですが、「三陸鉄道・北リアス線」というローカル鉄道に乗車したのが印象に残っています。
地方のローカル線経営は苦しいようですが、「昭和の旅情」を感じさせてくれます。