天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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房総半島へ

2017-06-30 20:30:00 | 旅行記

一昨日(6/28)、房総方面へ一泊旅行に行ってきました。ジジ・ババと娘、孫二人(5歳、1歳)の三世代旅行です。
目的地は5歳の孫に合わせ「千葉・鴨川シーワールド」ですが、時間の余裕もあり「船橋・アンデルセン公園」、「東京スカイツリー」まで足を伸ばしました。

ジジ・ババは付添いのような形で、主体性のない旅行は疲れますね。
それでも初めての土地やレジャー施設を訪れるのは、見聞を広める意味で役立つ・・・。


鴨川シーワールド


船橋アンデルセン公園


東京スカイツリー

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1年前の記事(2016-6-30):アマ本因坊戦群馬県大会2016/中学3年・松永さん優勝

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アマ本因坊戦群馬県大会2017/辻井さん優勝

2017-06-28 20:30:00 | 囲碁群馬

囲碁のアマチュア日本一を決める「第63回全日本アマチュア本因坊決定戦」の県大会決勝が6月25日、前橋市文京町の県生涯学習センターで開かれた。予選を勝ち抜いた15人が各4局を戦い、会社員の辻井一郎さん(51)=高崎市=がただ一人4戦全勝で初優勝し、「群馬県アマ本因坊」の称号を獲得した。第4局で辻井さんに敗れ、3勝1敗の桐生高1年、藤本喬也さん(15)=伊勢崎市=が準優勝たった。

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6月18日に行われた県予選、43人が熱戦を展開。本選出場者15名は次の通り。
 ▽渋谷尚己 ▽高橋直飛 ▽奈良昌利 ▽樫村 仁 ▽松永 有
 ▽吉野延美 ▽辻井一郎 ▽栗原忠継 ▽光石麟太郎 ▽木村真一郎 
 ▽山崎涼真 ▽佐藤義栄 ▽川又瑛介 ▽藤井光男 ▽藤本喬也
    (毎日新聞群馬版より抜粋)

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群馬県内の囲碁大会ではいつも上位で活躍する辻井さん、アマ本因坊戦では初の優勝でした。
辻井さんで感心するのは対局態度や合間の会話など「囲碁紳士」のイメージ。勝っても負けても冷静で囲碁ファンとして見習うことも多いですね。

本戦15名中、4名は小学生~大学生。若手の躍進には目を見張るものがありますね。
一方、長年にわたり県囲碁界を引っぱってきた石井さんの姿が見えないのは寂しい・・・。

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1年前の記事(2016-6-28):玉村町こども囲碁入門教室2016

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第42期碁聖戦第1局/井山が先勝!

2017-06-26 20:30:00 | プロ棋戦

井山裕太碁聖に山下敬吾九段が挑戦する第42期碁聖戦挑戦手合五番勝負が6月22日に宮城県松島町の「松島一の坊」で開幕した。結果は井山が山下に白番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝した。第2局は7月19日(水)に広島県廿日市市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山好発進、終始局面をリード」  「山下、シノギ切れず投了」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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緒戦を制した井山六冠、本局の勝ち星で11連勝を爆走中。一人横綱の様相ですね。
敗れた山下九段、序盤の実利志向はらしくない・・・?

井山さんは名人リーグでも6連勝と挑戦権に王手をかけており、再度の七冠も視野に入ってきましたね。

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今回の対局地は宮城県松島町の「松島一の坊」。日本三景の一つですね。

松島といえば民謡「斎太郎節(大漁唄い込み)」が浮びます。
ひと昔前は宴会などで民謡を唄って盛り上がったものですが、そんな風景も遠くなったようで・・・。

  「斎太郎節(大漁唄い込み)」

♪ 松島のサ~ヨ~ 瑞巌寺(ずいがんじ)ほどの~
  (ハ コリャコリャ)
  寺もないトエ~
  あれはエ~エ エトソ~リャ~
  大漁だエ~

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1年前の記事(2016-6-26):第3回会津中央病院杯/謝が初優勝!

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囲碁のことはそれほど・・・

2017-06-24 20:30:00 | 囲碁

TVドラマ「あなたのことはそれほど」が終了、結構反響があったようですね。私は見ていませんが、視聴率も後半アップし「あなそれ」という造語もあるとか。
「それほど」という曖昧な表現が日本らしい・・・。

囲碁への関心度も人それぞれのレベルがありますね。
「こども囲碁教室で」も3割くらいはこの「囲碁のことはそれほど・・・」という層がいるように思います。
子ども達の習い事の場合、どんなジャンルもこれは当てはまるでしょうね。

問題はこの「それほど・・・」という意識をいかに「面白い、楽しい」というレベルに引き上げるか、それがムズなところで・・・。

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1年前の記事(2016-6-24):棋士の本棚(甲田明子・三段)/ナミヤ雑貨店の奇蹟

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将棋界は藤井フィーバー

2017-06-22 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

将棋の藤井四段、公式戦28連勝 歴代1位の記録に並ぶ
将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が6月21日、大阪市福島区の関西将棋会館であった王将戦1次予選4回戦で澤田真吾六段(25)に勝ち、デビュー戦から負けなしの公式戦28連勝を達成した。神谷広志八段(56)が五段時代の1987年につくった歴代最多の連勝記録に並んだ。
   (朝日新聞より抜粋)

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将棋界は藤井四段の連勝記録で大フィーバー。テレビ、新聞などマスコミもトップニュースとして扱っています。
藤井四段の活躍にあやかり、将棋棋士の加藤一二三・九段、神谷広志・八段、田中寅彦・九段等々、取材が殺到しているようです。
将棋教室も藤井効果で人気上昇、囲碁界としてはうらやましい限りですね。

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囲碁界の連勝記録
   ↓
 
週刊碁(2015/11月)

・29連勝:坂田栄寿
・24連勝:林海峰、王立誠、柳時熏、井山裕太(2015/12月達成)
・22連勝:高木祥一、加藤正夫
  (20連勝以上の棋士が11名)

囲碁では坂田さんの29連勝が最多ですが、藤井四段は囲碁の連勝記録も塗り替えるか・・・?

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1年前の記事(2016-6-22):第64回NHK杯/初出場の本木、勝利

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詰碁を「解く」のではなく「覚える」

2017-06-20 20:30:00 | 囲碁

月刊「NHK囲碁講座7月号」の口絵は「新初段・芝野龍之介の素顔に迫る」。
本記事で芝野龍之介初段の勉強方法について以下。

龍之介の勉強方法には独特なものがあった。「皆さんにはあまりお勧めできませんが、詰碁を解くのではなく、覚えました。初めのころは意識して覚えましたが、今では見るだけで覚えることができるようになりました。
洪道場師範・洪三段が「詰碁のテストをすることに意味がないんです」と振り返るようにひたすら詰碁を覚え、手元にある詰碁をほとんど覚えた時点から囲碁の力も急速に伸びたそうだ。

詰碁が苦手な囲碁ファンは多いと思いますが、この勉強方法は「いいね!」。
洪三段の「詰碁のテストは意味がない」というのは、詰碁テストの順位表で芝野兄弟が最下位争いをしていた。にもかかわらず実力は急上昇ということか・・・。

棋力アップの勉強方法については諸説ありますが「総合デパート」ではなく、ある分野の「専門店」が有力か・・・。

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1年前の記事(2016-6-20):第71期本因坊戦第4局/井山が3連勝!

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第72期本因坊戦第4局/文裕が4連勝でタイトル防衛!6連覇

2017-06-18 20:30:00 | プロ棋戦

第72期本因坊戦挑戦手合七番勝負の第4局が6月15、16日(木、金)に福岡県みやこ町で行われた。結果は白番の本因坊文裕(井山裕太九段)が本木克弥八段に中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績4勝0敗でタイトル防衛、6連覇を達成した。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山6連覇、本木を寄せ付けず完封」 「本木 錯覚で遅れる・・・」
   (週刊碁見出しより)

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4-0のストレート防衛の井山本因坊、格の違いを見せつけたシリーズでしたね。
敗れた本木八段、力を出し切れずタイトル初挑戦はホロ苦・・・。

群馬囲碁ファンは地元出身、本木さんの健闘を願っていたのですが、厳しい結果となってしまいました。
井山さんの強さばかりが強調されますが、リーグ戦では百戦錬磨の強豪を破り、21歳にして七番勝負の晴れ舞台に立った実力は本物。捲土重来を期待しましょう。

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今回の対局場は福岡県京都郡みやこ町の「サン・グレートみやこ」。
「京都郡みやこ町」という名称を初めて耳にしましたが、北九州市の南に位置し、2万人ほどの町とのこと。
雅(みやび)な雰囲気がしますが、何かいわれのようなものがあるのでしょうか・・・。

タイトル戦の開催地は過去の開催実績や、「○○周年記念事業」とか何かしらの意味があるのですが、今回選ばれた理由はドーモ・・・。

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1年前の記事(2016-6-18):対局相手にイライラすること・・・

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テレビ昼ドラ/やすらぎの郷

2017-06-16 20:30:00 | テレビ番組

シニア世代に贈る大人の、大人による、大人のための帯ドラマが誕生!!
倉本聰氏とテレビ朝日がタッグを組んだ、画期的な“帯ドラ劇場”が開幕!
2017年、酸いも甘いも噛み分けたシニアたちが楽しむ“シルバータイムドラマ”がはじまるーー!
   (テレビ朝日HPより抜粋)

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4月から始まった昼ドラ「やすらぎの郷」、シルバー世代向けということで興味深く見ています。
老人ホームが舞台で、テーマはシルバー世代が直面する諸問題(家族、財産、現在・過去・未来、死・・・)。同世代の視聴者は共感・反感と複雑な心境でしょうか。
ただ登場人物はかつてテレビ業界で活躍した有名人を設定。庶民感覚とはかけ離れている点がドーモ・・・。

本ドラマに出演中の野際陽子さんが亡くなったんですね。
生涯現役を絵に描いたような女優、最期はお見事!!

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1年前の記事(2016-6-16):囲碁用語:手順前後

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不便は手間だが役に立つ

2017-06-14 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

「不便は手間だが役に立つ」 
      川上浩司さん(京都大学デザイン学ユニット特定教授)


世の中はどんどん便利になっていますが、自動化やお任せサービスといった便利さを追求するだけで、本当にいいのか。便利ゆえに失うものがあり、逆に不便だからこそ、いいこともあるのではと考えています。
   (朝日新聞より抜粋)

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今朝のNHK「あさイチ」で「不便のススメ」という内容を放送していました。
また、少し前の朝日新聞では「不便は手間だが役に立つ」という記事があり、ナルホドと思いましたね。

囲碁の世界も、パソコンやインターネットの進展でずいぶん景色が変わりました。
私も自宅で盤石を使うことはほとんどなくなり、棋譜並べ、問題の検討、実戦(ネット碁)など、パソコンに置き換わりました。

ただプロ棋士の間では「碁盤に並べないとダメだ」という人も少なくないようです。
五感、空気感などがパソコンと違うのでしょうか?

「不便は手間だが役に立つ」。ただ、これから碁盤派になるのはドーモ・・・。

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1年前の記事(2016-6-14):兄姉・弟妹、どちらが伸びるか?

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玉村町こども囲碁入門教室2017

2017-06-12 20:30:00 | こども囲碁

昨日(6/11)、「玉村町こども囲碁入門教室」を開催しました。
参加者は児童9名+保護者で計20名ほど、例年に比べ小規模となりましたが、その分丁寧な指導ができたと思っています。
特に児童と父母が和気あいあいと学んでおり、家族的な「親子教室」の感じでしたね。
次回からは「親子囲碁入門教室」にしてもいいかも・・・。

この入門教室を機に毎週の囲碁教室に何名参加してくれるか?
ヤル気のある生徒の加入を期待しています。

 

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1年前の記事(2016-6-12):【小・中学校囲碁団体戦】群馬県大会2016

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