「韓国優勝、申真諝 圧巻の5人抜き」 「一力敗れ日本3位、頼りの井山も敗戦」
日中韓3カ国が各2人を残して迎えた勝ち抜き戦「第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第13戦」の最終第3ラウンドは2月22日~25日に第10~13戦がオンラインで打たれ、韓国チームが申真諝九段の大活躍で3大会ぶり13度目の優勝を遂げた。
20歳の申は、日中の超一流4人を破り、第2ラウンドからあわせて圧巻の5人抜きを達成。日本は井山裕太九段(第10戦)、一力遼九段(第12戦)が敗れ、15大会連続の最下位となった。
(週刊碁より抜粋)
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優勝の韓国は総成績で7勝3敗、2位の中国は4勝5敗、日本は許家元八段と芝野虎丸九段が1勝を挙げ2勝5敗でした。
世界戦は相変わらず中韓のトップ争いが続き、若手の進出でも日本勢はイマイチ・・・。
本棋戦の優勝回数は韓国:13、中国:8、日本:1。
日本が優勝したのは第7回(2005年、依田紀基九段、高尾紳路九段、山田規三生八段、三村智保九段、羽根直樹九段)、主将の依田紀基九段が最終ラウンド3連勝での栄冠でした。
日本の劣勢が続くのはなぜか? 国力と連動・・・?
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