天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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こども囲碁教室/一日遅れのクリスマス会

2015-12-30 20:30:00 | こども囲碁

先日(12/26・土)、「玉村町こども囲碁教室」では「一日遅れのクリスマス会(納会)」を行いました。
教室の生徒、スタッフ、保護者、合わせて30人ほどのレクレーションです。
チーム対抗の「連碁」やカルタ、ビンゴなどのゲーム、生徒にとって楽しい時間だったと思います。
残念なのは有段、上級者が少なかった・・・。

こども囲碁教室では、道場のように「棋力アップ一辺倒」では離れていく生徒もいます。
指導スタッフ、保護者が連携し、応援していく雰囲気が大切ですね。
「楽しく学ぶ」を心がけているのですが、ムズなところで・・・。

   

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-12-30):囲碁川柳/囲碁フォーカスより

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プリンターが故障・・・

2015-12-28 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

年の瀬も押し迫り年賀状を印刷しようとしたところ「インクタンクが、認識できません」のエラーメッセージ。
メーカー(C社)に問い合わせたところ「修理するしかない・・・ただ、すぐには対応できません」。
結局、新品を購入するハメに・・・。
さらに、年賀状用にとインクのセット(7,000円ほど)を先日買ったばかりなのに、この新製品には使えない・・・。
まったく「間が悪い」というか・・・。

    ◇   ◇

年賀状も以前は手書きで大変でしたが、昭和50年代に「プリントゴッコ」が発売されブームになりました。
私も10年近くは使ったと思います。ただ、宛名書きまでは対応できなかったですね。

その後、パソコンの普及と年賀状ソフトで「プリントゴッコ」の時代は終わりました。
まだ小学生だった娘達と、「プリントゴッコ」で年賀状を印刷していた頃が懐かしい・・・。

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1年前の記事(2014-12-28):名和小学校/2014後期囲碁大会

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第5回伊勢崎少年少女囲碁大会

2015-12-26 20:30:00 | こども囲碁

第5回伊勢崎少年少女囲碁大会が12月23日、伊勢崎市民プラザで開かれ、県内全域から過去最多の204人が参加した。
棋力の高いアマチュア三~六段10人で競った伊勢崎杯選手権は、玉村南小5年の市村直太郎君が初優勝した。準優勝は藤本喬也君(伊勢崎二中2年)、3位に山崎涼真君(前橋桂萱小5年)が入った。
選手権出場者のほかは、棋力認定戦に臨み、戦績によって段位や級が与えられた。

棋力認定戦各ブロックの優勝者
◆19路盤クラス
▽A:宮内俐果(伊勢崎名和小5) ▽B:宮沢来都(玉村上陽小2)
▽C:須永大智(伊勢崎北小2)  ▽D:田島こはる(玉村南小3)
▽E:今井 凛(富岡西小4)    ▽F:荻 陸人(高崎南小6)

◆13路盤クラス
▽A:桜井陽翔(伊勢崎北小2) ▽B:松本太一(伊勢崎名和小1)

◆9路盤クラス
▽A:曽根希美(富岡小4)  ▽B:須田ひなた(玉村南小3)
▽C:豊田 優(富岡西小2)
       (上毛新聞より抜粋)

    ◇   ◇

今回の参加者は約200人、県内少年少女の大会としては新記録だと思います。
大会関係者としては嬉しいのですが、運営スタッフの補強がピンチ・・・。

入賞者の地区別では玉村、富岡が躍進しています。
ハンディ戦ですので昇級基準が厳しいのかも・・・。

9路盤戦は県内では本大会のみですが、入門者の動機づけとして効果的だと思います。
ただ、幼稚園生や小学校低学年が大半で、ルールもおぼつかずスタッフは大変・・・。

 ← 伊勢崎杯選手権入賞者

 ← 19路盤認定戦入賞者

 ← 13路盤認定戦入賞者

 ← 9路盤認定戦入賞者

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1年前の記事(2014-12-26):第4回吉備真備杯/こども棋聖戦

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第5回吉備真備杯/こども棋聖戦

2015-12-24 20:30:00 | こども囲碁

第5回倉敷吉備真備杯こども棋聖戦が12月19、20日に岡山県倉敷市で行われた。低学年の部は羽根和哉(愛知・長久手市立西小3年)くんが、高学年の部は田口昂征(栃木・下野市立国分寺東小6年)くんがそれぞれ優勝した。
各部の上位者は下記の通り。
◆低学年の部
 ・優勝 羽根和哉(愛知・長久手市立西小3年)
 ・二位 吉田龍晴(神奈川・大和市立緑野小3年)
 ・三位 嵯峨駿太郎(北海道・札幌市立平岡中央小2年)
 ・三位 清水拓哉(東京・足立区立梅島小2年)
◆高学年の部
 ・優勝 田口昂征(栃木・下野市立国分寺東小6年)
 ・二位 堀米慧磨(東京・台東区立忍岡小6年)
 ・三位 三浦太郎(東京・荒川区立第二瑞光小5年)
 ・三位 前田悠仁(熊本・熊本市立杉上小6年)
    (日本棋院HPより抜粋)

    ◇   ◇

低学年の部優勝は羽根くん、羽根直樹九段のご子息でしょうか。団体戦でも兄弟姉妹で活躍していましたね。
高学年の部優勝は田口くん、栃木県下野市。都市部でない地区からの優勝は立派だと思います。

群馬県代表は低学年が川又くん(前橋・元総社小2年)。●○○で残念ながら予選突破はなりませんでした。
高学年は市村くん(玉村・南小5年)。予選リーグを○○○で突破、決勝トーナメント(ベスト8)では残念ながら1回戦敗退でしたが、よく頑張りました。
昨年は低学年の部で宮沢くんがベスト8に入り、群馬県のジュニアは着実にレベルアップしていると思います。

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1年前の記事(2014-12-24):第4回伊勢崎少年少女囲碁大会

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井山六冠、連勝24でストップ

2015-12-22 20:30:00 | プロ棋士

今年7月下旬から無敗のまま勝ち続けていた囲碁の井山裕太名人(26)=棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖をあわせ六冠=が、21日収録のテレビ棋戦で敗れ、連勝は24でストップした。
日本棋院などによると、日本囲碁界の公式戦最多連勝は、1963~64年に故坂田栄男九段(二十三世本因坊栄寿)が記録した29連勝。日本棋院のプロ棋士に限れば、井山の24連勝は、坂田に次ぐ史上2位タイの記録になる。
     (朝日新聞より抜粋)

    ◇   ◇

井山さん、ついに連勝ストップですか、残念に思っているでしょうね。
ストップしたのがテレビ棋戦というのもイマイチ・・・。

テレビ棋戦というとNHK杯でしょうね。そうなると相手は河野臨九段と松本武久七段の勝者となります。
連勝記録を阻止した棋士、微妙な立場になりますね・・・。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-12-22):第40期天元戦第5局/高尾が奪取!二冠に

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必要なのは打ち方の一貫性

2015-12-20 20:30:00 | 本と雑誌

「NHKテレビテキスト/囲碁講座」別冊付録「個性で打つ碁のすすめ」
1016/1月号:「必要なのは打ち方の一貫性」  講師:小林覚九段

「貫くことは善悪を超える?」
何でも初志貫徹は大切です。と口で言うほど実際は簡単ではありません(笑)。それは誰もが体験しているはず。
一方、いつまでも、かたくなに初志貫徹の姿勢にこだわっていると、「あいつは柔軟性がない」と言われることが実生活ではしばしばあります。
しかし、盤上ではどうでしょう。うーん、難しい(笑)。ただね、一つだけ断言できることがあります。
「自分の意志を貫いて負けるのは納得できる」・・・。

   ◇   ◇

ナルホド、ザル碁党の弱点を突かれたようで、妙に納得しています。
ただ、実戦になると一貫性の放棄、予定変更の連続。ザル碁党の所以です。

振り返ってみると盤外でも一貫性に乏しかったような気がします。
唯一「囲碁への愛着」は一貫性があったでしょうか・・・。

本講座は10回となりますが、詳細な技術解説より本質的な指摘に納得しています。
ただ、棋力アップになるかというとそれは・・・?

   ◇   ◇

1年前の記事(2014-12-20):こども囲碁教室/クリスマス会

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第56期王冠戦/羽根が5連覇!

2015-12-18 20:30:00 | プロ棋戦

中部NO.1棋士を決める第56期王冠戦挑戦手合一番勝負、羽根直樹王冠―小県真樹九段が12月4日に名古屋市の中部総本部で行われた。結果は150手までで白番の羽根が中押し勝ちをおさめ、王冠位防衛を決めた。羽根は王冠5連覇で通算12期獲得となった。小県の24期ぶりの王冠獲得はならなかった。
    (日本棋院HPより抜粋)

「羽根5連覇、名実ともにMr.王冠」 「小県、24年ぶりの復冠ならず」
    (週刊碁、見出しより)

    ◇   ◇

羽根九段が序盤からのネジリ合いを制し、王冠位を防衛しました。
敗れた小県九段、得意な厚みを相手に築かれ悔やまれる一局でしたね。

羽根九段は「自分から何かやっていくのは好きじゃないんです。相手に仕掛けてもらって、それを受けて立つ展開の方がいいですね」と語ったそうですが、本局では自ら仕掛けていったようです・・・。

王冠戦は中部総本部棋士によるタイトル戦なので注目度はイマイチですが、56期と歴史ある棋戦なんですね。
王冠は「クラウン」、トヨタの高級車「クラウン」からの引用でしょうか・・・。
ゴルフで「中日クラウンズ」というトーナメントがありますが、こちらも56回なんですね。

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1年前の記事(2014-12-18):第62期王座戦第5局/村川が奪取!井山は5冠に後退

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大河ドラマ/「花燃ゆ」終了

2015-12-16 20:30:00 | テレビ番組

大河ドラマ/「花燃ゆ」、先日(12/13)の放送が最終回でした。
視聴率は大河ドラマとして、イマイチだったでしょうか・・・?
主人公の杉文(後の楫取美和)は歴史上それほど有名ではない点、苦戦したのかも・・・。

大河ドラマというと重厚なイメージに人気があったのですが、ホームドラマ化して物足りない感じですね。
世の中、軽薄短小の流れですが重厚長大の良さも味わいたいものです。

    ◇   ◇

ドラマ後半の舞台は群馬県、上州訛りに懐かしさを覚えた人もいたでしょうね。
富岡製糸場や前橋・臨江閣は見学者が増加したそうで、大河効果は依然強いようです。

「地域ブランド調査2015_魅力度47都道府県ランキング」で群馬県は残念ながら45番目(昨年は46番)でした。
来年の大河ドラマは「真田丸」、ここでも群馬・沼田市などが舞台になります。
大河の追い風に群馬(上州)ブランドを盛り上げてほしいですね。

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1年前の記事(2014-12-16):第40期天元戦第4局/高尾が最終局に持ち込む!

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負けに不思議の負けなし・・・

2015-12-14 20:30:00 | 囲碁

朝日新聞(12/11)の1面コラム「折々のことば/鷲田清一」より。

 勝ちに不思議の勝ちあり
 負けに不思議の負けなし

        平戸藩主/松浦静山

戦後初の三冠王、ヤクルトを再生させてからは名監督としても鳴らした野村克也さん。
とあるパーティーで企業家が引いたこの平戸藩主のことばに打ち震えた。
   (以下略)

    ◇   ◇

ザル碁党のつぶやき
「勝ちに不思議の勝ちあり」
同程度の相手では「不思議」より、「相手がミスした」ケースが大半のような気がします。
堂々と横綱相撲で勝ちたいものですね。

「負けに不思議の負けなし」
確かに敗因は歴然とあるでしょう。
ただ、その要因をどれだけ理解し、修正していけるか。
そこがムズなところで・・・。

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1年前の記事(2014-12-14):第62期王座戦第4局/村川が最終局に持ち込む!

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加悦正昭さん(伊勢崎市)を偲ぶ

2015-12-12 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

二週間ほど前に伊勢崎の囲碁界発展に尽力された加悦正昭さんが亡くなりました。84歳だったと思います。
サラリーマン退職後は囲碁一筋のようでしたね。

「伊勢崎こども囲碁アカデミー」を立ち上げ、「ヒカルの碁」世代のプロ、本木克弥七段、木部夏生初段、新井満涌初段を育てたのも加悦さんでした。

私が退職直後に「伊勢崎こども囲碁アカデミー」を訪れた際、指導スタッフとして暖かく迎えて頂きもう6年余になります。
加悦さんの志しを引き継ぎ、囲碁普及に少しでも役立てればと思っています。

    ◇   ◇

関連記事:加悦さん、県文化奨励賞祝賀会(2015-01-23)

1年前の記事(2014-12-12):NHK囲碁講座「石の高低差指南」

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