サッカーのワールドカップの日本-ポーランド戦、「時間稼ぎのパス回し」に賛否の声が上がっています。
監督、サッカー関係者、選手、ファンなど、それぞれの立場で考え方も 【多種多様】 、正解は流れゆく雲の彼方に・・・。
囲碁で「時間稼ぎ(時間つなぎ)」というと、秒読み段階で「とりあえず先手の手を打って、時間切れを回避する」場面を言います。
ただ、この「時間稼ぎの手」はマイナス要因も多く、敗着になるケースもしばしばとか・・・。
何事も「時間稼ぎ」でプラスになることは少ないようで・・・。
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サッカーのワールドカップの日本-ポーランド戦、「時間稼ぎのパス回し」に賛否の声が上がっています。
監督、サッカー関係者、選手、ファンなど、それぞれの立場で考え方も 【多種多様】 、正解は流れゆく雲の彼方に・・・。
囲碁で「時間稼ぎ(時間つなぎ)」というと、秒読み段階で「とりあえず先手の手を打って、時間切れを回避する」場面を言います。
ただ、この「時間稼ぎの手」はマイナス要因も多く、敗着になるケースもしばしばとか・・・。
何事も「時間稼ぎ」でプラスになることは少ないようで・・・。
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サッカー・ワールドカップが世界中でお祭り騒ぎです。
スポーツ・イベントとしては、オリンピックに次ぐ規模でしょうか。
「サッカーはそれほど・・・」という当方ですが、 【昼夜兼行】 あの熱狂的なエネルギーを他に利用できないかと思いますね。
観戦して思うのは反則(ファウル)の判定、日本ーコロンビア戦でも開始早々にコロンビア選手がレッドカードで一発退場となりました。
詳しいルールは分かりませんが、チョット気の毒・・・。
選手11人対10人の対戦は囲碁に例えると、「定先」以上のハンディでしょうね。
日本は試合で頑張っていますが、試合後にスタジアムのゴミを片付ける観客のマナーも評価されているようです。
こういった献身的な行為を大切にしたいものですね。
今夜、グループリーグ最終戦の日本-ポーランド戦があり、引き分け以上で決勝トーナメント進出とのこと。狂乱の熱帯夜はいつまで・・・。
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囲碁のアマチュア日本一を決める「第64回全日本アマチュア本因坊決定戦」の県大会が6月24日、前橋市文京町の県生涯学習センターで開かれた。
群馬大学3年の渋谷尚己さん(20)=桐生市=が4戦全勝で初優勝し、8月の全国大会への出場権を獲得した。 予選を勝ち抜いた15人が各4局を戦い、全勝した渋谷さんが「群馬県アマ本因坊」の称号を獲得。
第4局で渋谷さんに敗れ、3勝1敗となった公務員の樫村仁さん(28)=太田市=が準優勝。3位は奈良昌利さん、4位は山崎涼真さん、川又瑛介さんだった。
(毎日新聞群馬版より抜粋)
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優勝した渋谷さんは栃木県出身で高校3年の時に「第10回朝日アマ名人戦栃木県大会」で優勝したとのこと。ナルホド強いはずですね。
準優勝の樫村さんも栃木出身ということですが、 【優勝劣敗】 群馬出身勢としてはチョット・・・。
参加者の年齢層を見ると10代~20代と60代以上に二分され、中間層がいません。これは全国でも同じ状況だと思いますがドーモ・・・。
ただ若年層とシニア層の交流がほとんどないのが寂しい。対局待ちで会話しているのは若者同士、シニア同士という風景、これも仕方ないか・・・。
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1勝1敗で迎えた「第5期会津中央病院・女流立葵杯」の挑戦手合三番勝負の第3局が、6月22日(金)に日本棋院東京本院で行われ、藤沢里菜女流立葵杯が謝依旻女流本因坊に黒番中押し勝ちした。藤沢は昨年に続いて謝を下し連覇を飾った。
(日本棋院HPより抜粋)
「藤沢防衛、謝との 【頂上決戦】 制す」 「謝、チャンスはあったが・・・。」
(週刊碁見出しより)
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タイトル防衛を果たした里菜さん、第1局に敗れるもその後2連勝で女流三冠をキープです。
敗れた謝さん、目一杯のガンバリが裏目のケースも・・・。
ここ数年の女流囲碁界は謝さん・里菜さんのツートップが競ってきました。
ただ上野愛咲美・女流棋聖をはじめ、若手の追い上げもあり戦国時代に突入の可能性も・・・。
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第1局、第2局の対局地は福島県会津若松市、東山温泉「今昔亭」。会津中央病院杯では定番です。
今年は会津・白虎隊が自決して150年、両対局者も19士が眠る飯盛山を訪れ、墓前に焼香し、花を手向けたとのこと。いい話ですね。
子どものころ、「白虎隊」という唄を聞いたことがあります。
いろんな歌手が唄っていたようですが、霧島昇さんの唄を思い出しますね。
途中、詩吟が入るスタイルも懐かしい・・・。
「白虎隊」
・歌手:霧島昇 ・作詞:島田磐也 ・詩吟:荒国誠 ・作曲:古賀政男
♪ 1.戦雲暗く 陽は落ちて~
孤城に月の 影悲し~
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今月の「NHKテキスト・囲碁講座(7月号)」、グラビアを飾るのは上野愛咲美・女流棋聖(二段・16歳)。
勝ち星ランキング(6/15現在)では、堂々の7位(18勝8敗)。女流2強といわれた謝依旻さん、藤沢里菜さんを追走する活躍は「半端ない!」・・・。
何事にもポジティブ
順調に階段を上っていくかと思われたが、プロ試験突破には7年の歳月を要した。
「当初は実利が好きな感じでしたが、今はだいぶバランスよくなりました。ちょっと戦いに偏重していますが(笑)」と師匠の藤澤一就八段。
力をじっくり蓄えてきたのであろう。入段してからは各棋戦で勝ち星を重ね、僅か2年でタイトルに手が届いた。
「何事にもポジティブ」と自負するその性格も、好成績につながっているようだ。「対局中も大体楽観しています(笑)。負けても、そんなに悔しくなることはありません」
(NHKテキスト・囲碁講座より)
先日(6/17)放送された「NHK杯テレビ囲碁トーナメント」では蘇耀国九段と対戦。中盤時点では苦戦の様相でしたが、怒涛の追撃戦で大石を捕え勝利しました。蘇さんのミスもありましたが、迫力満点の大激戦でしたね。
終局後のコメントでは、緊張気味のか細い声で勝因を解説していましたが、 【純情可憐】 ナルホド16歳・・・。
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今月の「月刊・碁ワールド(7月号)」表紙・グラビアを飾っているのは芝野虎丸・竜星(七段・18歳)。「ポスト井山裕太」の筆頭格と言えるでしょうか。
第4回日中竜星戦(4/29)で中国トップ棋士の柯潔(か・けつ)竜星を撃破し、注目を集めました。
■自分の碁を語る
棋風は「攻めが好き」という根本は変わらないが、今は「いろいろな碁を打ってみよう」と思っています。
読みに自信があるわけでもなく勝てているのは、相手が誰でもあまり気にせず、常に冷静でいて、その場での最善手を追及できているからでしょうか。
洪道場での「相手を意識せず、ただ碁盤だけに集中すること」との教えが実を結んでのだと思います。
ナルホド、「平常心」が大切ということでしょうか。 【沈着冷静】 芝野虎丸・竜星の今後が楽しみですね。
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第73期本因坊戦挑戦手合七番勝負第4局が6月12日、13日(火、水)に大阪府吹田市で行われた。結果は本因坊文裕(井山裕太九段)が山下敬吾九段に黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を3勝1敗とした。第5局は6月30日、7月1日(土、日)に福島県会津若松市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「文裕3連勝、意表衝くブツカリ」 「山下痛恨、逆転許す」
(週刊碁見出しより)
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防衛に王手をかけた井山さん、非勢の展開から勝負手で勝利を手繰り寄せました。
好局を落とした山下さん、予想外の妖しい手に動揺か・・・。
これで対戦スコアは井山さんの3-1、タイトル防衛が色濃くなりましたね。
ただ囲碁ファンとしては、このままでは盛り上がりに欠けます。山下さんの奮起に期待しましょう。
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今回の対局地は大阪府吹田市の「ホテル阪急エキスポパーク」。
本因坊戦では毎年のように同所が選ばれるそうですが、去年、一昨年は当地対局の直前でシリーズが決着。今回は3年ぶりの開催とのことです。
主催者、対局予定地にとっては 【混戦模様】 7番勝負にもつれてほしいところでしょうね。
大阪万博が開かれたのは1970年、もう48年経過したことになります。
日本は高度成長期のど真ん中、振り返るといい時代だった・・・。
そういえば今朝(6/18、7:58ころ)大阪北部で大きな地震が発生、かなり被害が出たようです。
「太陽の塔」も心配しているか・・・。
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玉村囲碁会の発展に尽力された、嶋田準さんが先日逝去されました。
「玉村町こども囲碁教室」発足のときはお世話になりました。
思い出としては、「こども囲碁入門教室」のパンフレット配布を町内の小学校に数年間、二人でよく回りました。
移動の際に車の中で、こども時代から学生時代の苦労話をよく聞かされました。 【苦学力行】 本当に苦労人だったと思います。
あと役員や頼まれ事など、何でも引き受けてしまう「お人好し」でもあったようです。
「情けは人の為ならず」 という諺(ことわざ)があります。
意味は「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」ということですが、嶋田さんの場合、あまり恩恵が返ってこなかったような・・・。
ただ、その分感謝している人は多かったと思いますね。
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