月刊・碁ワールド2月号の付録は「ツケノビの世界」。
「ツケノビ定石」は互先ではアマいとされ「置碁定石」と呼ばれていたが、AIによってその評価は見直された。この機会に今一度ツケノビ定石の世界に触れてみよう。新たな発見があることを約束する。
(碁ワールド付録より)
「ツケノビ定石」というと1ランク下のイメージあり、敬遠してきました。
ただ再評価ということで、使ってみようかなという気分になってきましたね。
世の中、定石だけでなく「流行は繰り返す」・・・。
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月刊・碁ワールド2月号の付録は「ツケノビの世界」。
「ツケノビ定石」は互先ではアマいとされ「置碁定石」と呼ばれていたが、AIによってその評価は見直された。この機会に今一度ツケノビ定石の世界に触れてみよう。新たな発見があることを約束する。
(碁ワールド付録より)
「ツケノビ定石」というと1ランク下のイメージあり、敬遠してきました。
ただ再評価ということで、使ってみようかなという気分になってきましたね。
世の中、定石だけでなく「流行は繰り返す」・・・。
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第48期棋聖戦七番勝負第3局が1月27日(土)、28日(日)と打ち継がれ、一力遼棋聖が井山裕太王座に白番中押し勝ちをおさめシリーズ2勝1敗とした。
対局場所は栃木県日光市「日光千姫物語」。第4局は2月8日(木)、9日(金)に宮城県仙台市「宮城県知事公館」にて行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
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2-1とリードの一力棋聖、後半の勝負手でポイントを挙げ難戦を制しました。
敗れた井山王座、前半戦では打ち易いとの評判でしたが、後半に紛れ無念・・・。
難解な読み合いが続いた本局、若さと体力で一力さんに分があったか・・・。
体力勝負では苦しい井山さんですが、熟練の技を見せてほしいですね。
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第27期女流棋聖戦三番勝負第2局が1月25日(木)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で行われ、上野梨紗二段が仲邑菫女流棋聖に白番中押し勝ちをおさめシリーズ1勝1敗のタイとし、タイトル決定は第3局に持ち込まれた。第3局は2月5日(月)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
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1-1のタイに持ち込んだ上野二段、序盤で優位に立ち押し切りました。
敗れた仲邑女流棋聖、序盤の失着を取り返せず無念・・・。
梨紗さん、過去7連敗と苦戦が予想されましたが本局は緩まず快勝。これで苦手意識は払拭か・・・。
菫さんは3月から韓国に移籍とのこと、心情的には梨紗さん応援の気分・・・。
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佐藤さん(前橋)優勝
第38回県女流囲碁大会が1月21日、高崎市中央公民館で開かれた。県代表戦は4人によるトーナメント戦で佐藤真琴さん(前橋市)が優勝し、西本小夜子さん(高崎市)が準優勝した。2人は全国大会(3月、東京都)に出場する。
4年ぶりに親睦戦も実施し、小学生から80代までの12人が参加した。
(上毛新聞より抜粋)
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代表戦は熟練2人と中学生2人の対決、新鋭にとっては厳しい大会となりました。
県代表になった2人(佐藤さん、西本さん)は全国大会の経験者、厳しい戦いになるでしょうが頑張ってほしいですね。
これまで代表になった選手の顔ぶれをみると、20代~30代の精鋭が見当たりません。県外に出たり、社会人になって中断など残念、対局環境を整えることも必要かと・・・。
親睦戦(ハンディ戦)は12名が参加、小中学生は4名と少なったですね。
段級位認定など、参加意欲が増すようなことも施策も考えないと・・・。
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第48期棋聖戦七番勝負第2局が1月20日(土)、21日(日)と打ち継がれ、井山裕太王座が一力遼棋聖に白番中押し勝ちをおさめシリーズ1勝1敗とした。対局場所は奈良県奈良市興福寺。第3局は1月27日(土)、28日(日)に栃木県日光市のホテル千姫物語にて行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
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1-1のタイに戻した井山棋聖、的確な形勢判断で勝利を掴み取りました。
敗れた一力棋聖、厚みのまとめ方に苦労したようです。
第1局を一力さんが制し、この勢いで突っ走るかと思われましたが、井山さんが意地を見せましたね。
捨石、手抜きと、アマには真似できない打ちぶりにタメ息・・・。
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「急がば回れ」:危険な近道よりも、遠くても安全な道を選ぶ方が賢明である。
「急がば回れ」、囲碁でこの諺(ことわざ)を納得する人は多いでしょうね。
ザル碁党の場合、急がずに苦戦するケースが多くドーモ・・・。
1960年代、エレキ・ブームのベンチャーズに「急がば回れ(Walk, Don't Run)」という楽曲がありました。
ベンチャーズは独特の奏法で若者を熱中させましたね。
「Walk, Don't Run」直訳すると「歩け、走るな」ですが、「急がば回れ」とはドーモ・・・。
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女流棋聖連覇を目指す仲邑菫女流棋聖に上野梨紗二段が挑戦する第27期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負第1局が1月18日(木)に神奈川県平塚市「ホテルサンライフガーデン」で行われ、仲邑が白番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝とした。第2局は来週25日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれる。
(日本棋院HPより抜粋)
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仲邑菫女流棋聖が、隙のない横綱相撲で寄り切りました。
敗れた上野二段、マワシに手が届かず無念・・・。
これで対戦成績7戦7勝と圧倒の菫さん、相性もありますが実力も一枚上の感じです。
ピンチの梨紗さん、せめて一矢を報いたいが・・・。
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先日、群馬高校囲碁専門部事務局より「第39回関東地区高校囲碁選手権」の結果報告が届きました。
1月13日、14日に前橋市の群馬県生涯学習センターで開催。
関東の8都県(茨城県、栃木県 、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)が参加、大会種目は男子団体、女子団体、男子個人、女子個人、男子9路盤、女子9路盤の6種目。
成績は東京が各種目で上位を占めていますが、栃木、群馬も善戦しています。
群馬県勢では男子個人で須永大智さんが優勝、男子9路盤で家上紘弥さんが2位で全国大会に出場のようです。
男子団体の前橋高校:5位、女子団体の太田女子高校:5位と頑張りました。
◎各種目の結果(PDF)
・男子団体
・女子団体
・男子個人
・女子個人
・男子9路盤
・女子9路盤
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新聞の川柳投稿欄で見たのが「いい勝負 だったと言うは 負けた側」、ナルホドよくある話ですね。
ザル碁党の場合、相手が棋力上位の人には「どこが悪かったのでしょう?」、相手が下位の場合は「上手く打たれました」と言うように心掛けていますが、それも負け方次第で・・・。
逆に勝った場合は相手の言い分に頷いて対応するのが「大人の態度」かと・・・
「負け惜しみ」と言うとマイナスのイメージですが、これも「人間だもの・・・」。
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「棋聖」3連覇を目指す一力遼棋聖に井山裕太王座が挑戦する第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負第1局が1月11日(木)、12日(金)と打ち継がれ、一力遼棋聖が白番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝とした。対局場所は東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」。
第2局は20、21の両日、奈良市の興福寺本坊で開催される。
(日本棋院HPより抜粋)
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第1局を制した一力棋聖、終盤の混戦を切り抜けての勝利でした。
敗れた井山王座、最後の勝負所で勝ち筋があったようですが無念・・・。
正統派の一力さんらしい戦いぶりでしたが、秒読みの精度では反省も・・・。
勝負勘では抜群の井山さん、迷いの時期か・・・。
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