天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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TVドラマ/三匹のおっさん

2014-01-30 22:07:18 | テレビ番組

先々週から始まった毎週金曜日のTVドラマ「三匹のおっさん」、主人公がシニア世代ということで楽しみながら見ています。
還暦世代の私設自警団「三匹のおっさん」が、ご町内の悪を斬るというドラマです。
シニア世代の仲間三人が、悪徳事件を解決するのは痛快ですね。
ただ、身近な小さい「いざこざ」程度の事件だったらともかく、警察が介入するような事件まで手を広げるのは現実感がどうも・・・

出演者は剣道の達人・キヨ(北大路欣也)、柔道の達人・シゲ(泉谷しげる)、電気屋・ノリ(志賀廣太郎)。
・北大路欣也、このドラマにはカッコ良すぎますね。
・泉谷しげる、柔道の達人にはチョット無理が・・・
・志賀廣太郎、一番身近にいそうな人物。何となく自分と雰囲気が似ているようで親近感があります。

シニア向けの現代ドラマが少ない中、今後の活気あるストーリーを期待しています。

   ◇   ◇

Sanbiki 原作は有川浩(ありかわ ひろ)、当ブログで以前「阪急電車」を取り上げたことがあります。
その時はてっきり男性だと思っていたのですが、女性だったんですね。
細やかな表現・描写は、確かに女性ならではと納得しました。

原作の「三匹のおっさん」、ドラマとは違った面白さがあるかも・・・

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第27回群馬県女流アマ囲碁大会/野村さん優勝

2014-01-29 10:40:50 | アマ棋戦

「野村さんがリベンジV」「2年連続小鮒さんと優勝争う」
「第27回県女流囲碁大会」が1月26日、前橋市紅雲町の群馬囲碁センターで聞かれた。「全日本女流アマ選手権大会」の予選を兼ねた代表戦は野村京子さん(前橋市)が優勝を飾り、準優勝の小鮒すみれさん(伊勢崎三中2年)と共に県代表に選ばれた。
ハンディ制の親陸戦は、柳原愛璃さん(伊勢崎宮郷小5年)が優勝、宮内俐果さん(同名和小3年)が準優勝に輝いた。

     (上毛新聞より抜粋)

    ◇   ◇

代表戦の優勝争いは昨年と同じ組合せ。今回は野村さんが小鮒さんを破り優勝を飾りました。
新鋭の小鮒さんが序盤から厳しい攻めで野村さんを追い詰めますが、野村さんがベテランらしい巧みな応戦で優勢を築きました。
全国大会は強豪揃いで苦しい戦いになりそうですが、一つでも上を目指して頑張ってほしいですね。

本大会の参加者は19人(代表戦14人、親睦戦5人)、昨年と同じ規模ですが愛好者はもっといると思われます。敷居を低くして参加しやすい工夫が必要ですね。

今回「伊勢崎こども囲碁アカデミー」より6名(OB含む)が参加しました。
親睦戦では子どもを含め、もっと参加者を広げたいところです。

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 野村さん、小鮒さん、柳原さん、宮内さん

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第17期女流棋聖戦/謝女流棋聖が先勝!

2014-01-26 21:15:18 | プロ棋戦

謝依旻女流棋聖に青木喜久代八段が挑戦する第17期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負の第1局が1月23日に神奈川県平塚市で行われた。結果は白番の謝女流棋聖が中押し勝ちをおさめシリーズ先勝となった。第2局は1月30日に東京・日本棋院で行われる。
    (日本棋院HPより抜粋)

「謝依旻、命拾い」 「大石粉砕寸前、青木に魔」
    (週刊碁、見出しより)

    ◇   ◇

青木さんのミスで運よく第1局を制した謝さん、「死んでましたね」と元気のないコメントのようでした。
必勝の碁を落とした青木さん、「鍋に入れてからが弱い・・・」

囲碁では信じられないようなミスを「ポカ」といいますが、他の世界ではあまり聞きませんね。
「仕事でポカをした」といっても、周りは怪訝な表情になるでしょう・・・

    ◇   ◇

第1局の対局地は神奈川県平塚市「ホテルサンライフガーデン」。本シリーズではお馴染みの場所です。

平塚は湘南地域ですね。この「湘南」、何ともあか抜けていい響きです。
「湘南電車」というのもありました。グリーンとオレンジのカラーは「湘南色」とも称されたそうです。

Hiratsuka

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囲碁格言「ツケコシ切るべからず」

2014-01-24 19:41:14 | 伊勢崎こども囲碁アカデミー

こども囲碁教室で「囲碁格言」を教えています。今週は「ツケコシ切るべからず」。
教材を考えていて思ったのですがこの格言、上級者向けにはナルホドですが初級者には??という感じです。

ツケコシた側としては、切られた場合の返し技を用意していると思いますので、むやみに切っていくのは上策ではないでしょう。
ザル碁党の場合、つい切って苦戦のケースがよくありますが・・・

ただ初級者の場合、ハズして打つのは気合いが悪いように思います。
「碁は断にあり」とも言います。思い切って戦うのも戦闘力アップになるのでは・・・

     ◇   ◇

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白△のケイマに対し、黒1とツケコシた局面
白aと切っていくのは俗筋

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黒▲のツケコシに対し、 白1とハズして打つのが上策

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月刊・碁ワールド/棋力アップ問題

2014-01-22 22:01:49 | 囲碁

Img_20140122_0001_2 日本棋院発行の月刊誌「碁ワールド」に「棋力アップ・トライアル50」というコーナーがあります。
50問(布石10問、手筋20問、死活20問)の出題に対し、得点により段級位の目安が分かるというものです。

毎月、この問題に取り組んでいるのですが得点は上がったり下がったり、特に「詰碁」の問題がイマイチです。
出題者によって難易度が異なるので、一喜一憂しても仕方ないのですが・・・

一ケ月後に同じ問題をやって、それほど点数が変わらない場合もあります。
気長に反復練習ですね。「継続は力なり」・・・

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第38期棋聖戦第1局/井山棋聖が半目先勝!

2014-01-20 21:00:58 | プロ棋戦

井山裕太棋聖に山下敬吾九段が挑戦する、第38期棋聖戦七番勝負第1局が日本時間1月11日から13日にかけてスペインで行われた。結果は白番の井山が半目勝ちをおさめシリーズ先勝となった。第2局は29日(水)、30日(木)に埼玉県川越市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「オーレ!井山、冷静?手堅い収束」 「山下 半目届かず・・・」
    (週刊碁、見出しより)

    ◇   ◇

棋聖戦7番勝負、第1局は井山棋聖が半目残しての勝利。序盤で絶妙の先手シノギが勝因のようでした。
敗れた山下挑戦者、後半の猛追もわずかに及ばず・・・ 

井山さんは昨年秋の名人戦で山下前名人を4-1で破り、名人・大三冠・6冠となりました。
本シリーズも井山さんの先勝、流れはどうも・・・
山下さんにとっては苦しいシリーズになりそうですが、先輩棋士の意地を見せてほしいですね。

    ◇   ◇

今回の対局地はスペイン・マドリード近郊のアルカラ・デ・エナーレス市「パラドール」。
本対局は「日本スペイン交流四百周年事業」の一環として行われたそうです。

スペインの事情はあまり詳しくないのですが、ヘミングウェイの小説にスペインを舞台にした「誰がために鐘は鳴る」というのがありました。

映画化もされ、リバイバル作品を観た記憶があります。主演はゲーリー・クーパー、イングリッド・バーグマン。
まだ十代の頃だったと思いますが、日本人にはないバーグマンの魅力。眩しかったですね・・・

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囲碁書籍/「なぜそう打つ、なぜそうなる」

2014-01-18 21:53:35 | 囲碁

41d10cwtkhl__ss500__2◆書籍紹介
・書籍名:プロ・アマ置碁問答「なぜそう打つ、なぜそうなる」
・発行所:誠文堂新光社
・著者:大矢浩一・九段
・発行年月:2004年2月
◆内容紹介
攻めより守りに走りやすい、いつものように思いきった手が打てない、つねにウワ手の手について回る…。技術的な面はもちろん、こうしたシタ手の心理に立ち入って処方。大矢九段との会話形式で実戦的に進行する。

    ◇  ◇

本書は2年ほど前に休刊となった月刊「囲碁」に連載されていた「大矢浩一九段のプロ・アマ置碁問答『なぜそう打つ、なぜそうなる』」をまとめたものです。

購入したのは3年ほど前だったと思うのですが、最初の数ページを見たきり本棚で眠っていました。
月刊誌に連載されていたころは、ザル碁党にも参考になる内容が多く結構楽しみに読んでいたこともあり、再読しはじめたところです。

置碁の場合、上手と下手の心理的な駆け引きが勝負のアヤとなるケースが多くあります。
下手の場合、技術的には上手に及ばないわけですから、勝負にこだわらず「思い切った手」がいいような気がしますね。
上手の場合は勝負を急がず、「負けない手」がベターかも・・・

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大河ドラマ「軍師 官兵衛」

2014-01-16 22:08:59 | テレビ番組

この男がいなければ、豊臣秀吉の天下はなかった―
戦国乱世がクライマックスを迎えたそのど真ん中に、乱世を終わらせるために突如現れた稀代の天才軍師の鮮烈な生涯!乱世の終焉を壮大に描く本格戦国時代劇。
   (NHK番組HPより)

    ◇   ◇

1/5より太河ドラマ「軍師 官兵衛」が始まりました。
昨年の「八重の桜」、前半は「会津戦争」の終始をテンポよく展開し、面白く見ることができました。ただ、後半は明治新政府の下で、新島襄と学校建設がメインのテーマでやや冗長な感じでしたね。

「軍師 官兵衛」はまだ始まったばかりですが、信長・秀吉・家康らの英傑、光秀・三成など敗軍の将をどう描き、どう絡ませていくか楽しみです。

先週の第2回では官兵衛(岡田准一)と主君・小寺政職(片岡鶴太郎)の囲碁対局シーンがありました。
結果は官兵衛が勝ったのですが、政職が上から目線で負け惜しみというか、嫌みを言います。
実社会でもこのような場面はありますが、公私混同はどうも・・・

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プロフッショナル・仕事の流儀/井山6冠

2014-01-14 20:39:53 | テレビ番組

「プロフッショナル/仕事の流儀」
 ・盤上の宇宙、独創の一手/囲碁棋士・井山裕太
 ・第220回 2014年1月13日放送
  (再放送 1月17日(金)午前0時40分~)
囲碁7大タイトルのうち6つを独占するという、前人未踏の快挙を成し遂げた井山裕太。そのきわだった特徴は、直感的に打ちたいと感じた手を重んじるところにある・・・
    (NHK番組HPより)

   ◇   ◇

昨夜放送されたNHK-TVの「プロフッショナル/仕事の流儀」は井山裕太6冠でした。

「人まねでは勝てない。常識から外れていても、自分はこっちに打ちたいと思ったら、迷わず自分の信じる手を打つ」「自分を信じることがプロ」と井山さんは語っていました。

語り口にも自信を感じさせる雰囲気があり、第一人者の風格も出てきましたね。
ただ優等生的なイメージで、もっと個性が前面に出てくればと思いますが・・・

   ◇   ◇

後半、韓国で行われた「LG杯準々決勝」で中国・陳耀燁九段との対局を映していました。
陳九段の堂々たる自信・迫力に比べると、井山さんの方は線が細い印象でしたね。
日本人らしい繊細さも好感が持たれますが、骨太の棋士の登場が待たれます。

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玉村町新春囲碁大会(2014/1月)

2014-01-12 20:07:21 | 囲碁

昨日(1/11)は午後から「玉村町新春囲碁大会」が行われました。
午前は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフ、急いで移動し囲碁大会に参加です。
大会の参加者は29名、人口3.7万人の町としてはまずまずの人数でしょうか。

優勝(4連勝)は中西さんと羽鳥さん。
中西さんはこの囲碁会に入って1年ほどですが、昨年は8割以上の勝率で4階級特進のスピード出世です。それなりの努力をしているのでしょうね。
羽鳥さんの昨年の勝率は5割ほど、運も味方・・・
私の成績は○●●○の2勝2敗。ネット碁の影響か、考える習性が薄れているようで・・・

この日は「玉村町こども囲碁教室」とダブッていたのですが、三谷さんや保護者の協力で指導スタッフも大会に参加です。
棋力とこどもの指導力、どちらも並行して実力アップしたいものです。

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