天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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2019-11-26 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

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第67期王座戦第3局/芝野名人が2勝目

2019-11-24 21:00:00 | プロ棋戦
11月18日、山梨県甲府市では、第67期王座戦五番勝負・第3局が、井山裕太王座と芝野虎丸名人によって行われた。結果は、黒番の芝野が1目半勝ちを収め、芝野の2勝1敗となった。第4局は、11月29日に愛知県蒲郡市「銀波荘」にて行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)
 「芝野激走、驚異的粘り発揮」 「井山、不本意な碁だった・・・」
     (週刊碁見出しより)

    ◇
 
第67期王座戦第2局/井山王座がタイに
 11月16日、山梨県甲府市では、第67期王座戦五番勝負・第2局が、井山裕太王座と芝野虎丸名人によって行われた。結果は、黒番の井山王座が中押し勝ちを収め、1勝1敗のタイとなった。
     (日本棋院HPより抜粋)
 「井山反撃、シノギ成功」 「芝野、大石憤死・・・」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○
2-1とリードの芝野名人、第2局は落としたものの第3局はしぶとく粘り勝ちでした。
カド番に追い込まれた井山王座、ヨセ勝負で苦戦か・・・。
 
タイトルに王手をかけた芝野名人、奪取の可能性が濃くなりました。
ピンチの井山王座ですが、逆境を跳ね返せるか・・・。
 
     ○ ● ○
第2局、第3局の対局地は山梨県甲府市「常磐ホテル」。数々の名勝負の舞台となってきました。
次の第4局(11/29)対局地は愛知県蒲郡市「銀波荘」。先日、親戚の結婚式のついでに銀波荘に泊まってきました。
オーシャンビューの客室からは三河湾の静かな海が広がり、開放的な気分に・・・。
 
銀波荘は将棋のタイトル戦の方が有名で、歴代のタイトルホルダー(大山、中原、谷川、森内、羽生など)揮毫の書が並んでいました。
井山さんが1勝を返したので第4局が行われますが、3-0で終わったら銀波荘開催はフイ。ホテルはホッと・・・。
 
 
 
 
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いい夫婦の日(11月22日)

2019-11-22 22:58:40 | 日記・エッセイ・コラム
今日は名古屋で親戚の結婚式がありました。
「いい夫婦の日」を選んで挙式をしたようです。
 
お嫁さんは一回り上の「姉さん女房」とのこと、いろいろあるでしょうが「いい夫婦」なってほしいですね。
 
挙式の最後にお嫁さんがアコーディオン、お婿さんが篠笛での合奏がありました。斉藤和義の「ウェディング・ソング」だったと思います。
演奏は初級レベルの感じでしたが、二人で息を合わせようとする姿は眩しかったですね。
 
「幸せのひと房」を頂いた一日でした。
 
 
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コウを味方にしよう/六浦雄太七段

2019-11-20 21:00:00 | 本と雑誌
「月刊・碁ワールド(11月・12月号)」の付録はコウの問題集でした。
 
 
「六浦雄太七段のコウを味方にしよう」
 ~コウの楽しさが見つかる問題集~
 
「コウは苦手だ」と思う人も多いようですが、避けて通れない分野です。
私もコウが絡んだ勝負で、痛い目にあったことは数知れず・・・。
得意になれないにしても、棋力相応の知識は蓄えておきたいものです。
 
本付録の中でコウに関わる格言が載っていました。
◎コウ格言
 ①とりあえずコウを取れ(初手では)
 ②コウつき攻め合い、最後に取れ
 ③コウダテは小さい順に(コウダテとして利く範囲内で)
 ④初コウにコウなし
ナルホド、頭では分かっていても実戦になると間違えて・・・。
 
     ○ ● ○
六浦雄太七段(20)、先週のNHK杯では謝さんを手厚い棋風で破りました。
プロ棋士として登場したころはメガネをかけていましたが、コンタクトにしたのでしょうか・・・?
近年ではコンタクトの棋士も多いのでしょうね。
メガネ棋士ではNHK杯で記録係の外柳是聞二段、お笑い芸人の「ひょっこりはん」に似ている・・・。
 
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第38期女流本因坊戦第4局/上野が女流本因坊奪取!

2019-11-18 21:00:00 | プロ棋戦
11月15日、東京・市ヶ谷の日本棋院東京本院では、第38期女流本因坊戦五番勝負・第4局が、藤沢里菜女流本因坊と上野愛咲美女流棋聖によって行われた。
結果は白番の上野が中押し勝ちを収め、シリーズ3勝1敗で初の女流本因坊を獲得した。上野は女流棋聖とあわせて自身初の二冠となった。藤沢の女流本因坊連覇はならず、女流立葵杯・女流名人・扇興杯の三冠に後退した。
     (日本棋院HPより抜粋)
 
「上野奪取、18歳の新女王誕生」 「藤沢は後半で乱れ・・・」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○
女流本因坊位を獲得した上野さん(18)、得意の難戦で勝機を掴みました。
敗れた藤沢さん(21)、後半のコウ争いで誤算があったようです。
 
18歳と21歳のタイトル戦、時代は変わりました。
それにしても上野さんの戦闘的な碁は見ごたえがありますね。この勢いで上野時代の幕開けか・・・?
 
 
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相手のミスを期待してはいけない

2019-11-16 21:00:00 | 囲碁
近年、AIの影響で新手が次々と出てきますが、プロは大変でしょうね。
うっかり対応を間違えると、即敗戦につながりますから・・・。
ただ、ザル碁党のレベルでは、AIの手法はあまり関係ないようです。
 
それでも、相手のミスを期待するような着手は、かなりあるような気がします。
しかし、棋力アップを目指すなら、相手のミスを期待せず打つのが本筋でしょうね。
ただ、上手からこのような手を打たれると・・・。
 
 
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関東高校囲碁/群馬県予選会2019

2019-11-14 21:00:00 | 囲碁群馬
第35回関東地区高校囲碁選手権大会の県予選会個人戦が、藤岡市の藤岡中央高で開かれ、男女計24人が腕を競った。
男子は今井丈さん(前橋1年)、女子は藤井絢音さん(四ッ葉中等4年)が優勝した。優勝者を含む男女8人が来年1月18、19日に栃木県で開かれる関東大会に出場する。
別の日に団体戦が行われ、男子は優勝の前橋(今井丈、高橋侑也、田部井隼)、準優勝の高崎A(小松佳広、宮内啓汰、藤原鈴之介)が、女子は優勝の前橋女(石井くるみ、柳原愛璃、和佐田彩乃)、準優勝の高崎商大附(釣谷胡桃、新井原蓮奈、石川愛美)の4チームが関東大会へ進む。
    (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○
 
個人戦の参加者は男女合わせて24名、団体戦は男女で9チーム(25名)。昨年より微増の状況です。
 
男子は前橋高校が強かったですが、高崎高校も追い上げてきています。
女子は前橋女子高、伝統校になってきましたか・・・。
 
8年ほど前に教えていた小学生が高校生の大会に出場しており、懐かしい感じがしました。
今後も群馬の高校囲碁界を盛り上げてほしいですね。
 
 
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第2回SGW杯中庸戦/黄翊祖九段が優勝!

2019-11-12 21:00:00 | プロ棋戦
第2回SGW杯中庸戦本戦が、11月3日(日)・4日(月)に東京都千代田区の日本棋院東京本院で開催された。
本棋戦は31歳以上60歳以下(2019年4月1日時点)で7大棋戦および竜星戦、阿含桐山杯、SGW杯中庸戦の優勝経験が無い棋士に出場資格があり、9月から10月に行われた予選を勝ち抜いた16名が本戦に出場。本戦は16名によるスイス方式4回戦(1日2対局、2日間)で順位を決定した。
4日に行われた4回戦では、3戦全勝同士の黄翊祖九段と今村善彰九段で優勝が争われ、黄九段が黒番中押し勝ちをおさめタイトル獲得を決めた。
第2回SGW杯中庸戦結果は次の通り。
・1位:黄 翊祖九段
・2位:三村智保九段
・3位:大場惇也七段
     (日本棋院HPより抜粋)
 
「黄翊祖、上昇気流で初V」 「燃えた中堅世代の激闘」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○
優勝は黄翊祖九段。先日九段に昇段したばかりですが、実力的には本命と言っていいでしょう。
黄九段は昭和の碁聖・呉清源に風貌、雰囲気が似ている・・・?
 
昨年の第1回は1位:林漢傑八段。2位:安斎伸彰七段。3位:張 豊猷八段。ナルホドといったメンバーですね。
 
本棋戦はタイトル未獲得で年齢限定、中堅棋士には嬉しい棋戦ですね。
予選はネット碁での対戦のようですが、不慣れな棋士は大変でしょう。
あと関西棋院は入っていないようですが残念・・・。
 
 
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第38期女流本因坊戦第3局/上野が2勝目を挙げる

2019-11-10 21:00:00 | プロ棋戦
11月6日(水)、東京・市ヶ谷の日本棋院東京本院で第38期女流本因坊戦五番勝負第3局が行われた。結果は黒番の上野女流棋聖が中押し勝ちを収め、シリーズ戦績2勝1敗とした。第4局は、11月15日(金)に同所で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)
 
「上野猛進、逆転で2勝目掴む」 「藤沢痛恨、カド番へ・・・」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○
スコア2-1とリードした上野さん、コウ決行で勝負を決めました。
敗れた藤沢さん、中盤での譲歩が敗因か・・・。
 
女流頂点を巡る戦い、上野さんの勢いが止まりません。
藤沢さんもここが踏ん張りどころ、タイトルの行方は如何に・・・。
 
 
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仲邑菫初段が10勝目

2019-11-08 21:00:00 | プロ棋戦

囲碁の史上最年少プロ棋士、仲邑菫初段(10)が11月7日、日本棋院関西総本部で十段戦の予選に臨み、種村小百合二段(38)を破り、プロ通算10勝目(5敗)をあげた。今年4月にデビューした同期12人の中で、10勝一番乗りとなった。
     (朝日新聞より抜粋)

     ○ ● ○
 
4月のデビュー以来、マスコミの取材など囲碁に集中できるか心配でしたが、10勝5敗は順調と言えるでしょうか。
将棋の藤井フィーバーに負けないスター棋士になってほしいですね。
 
写真を見るとメガネをかけているようです。小学生でメガネは嫌だと思っている児童もいるでしょうが、仲邑さんのメガネに自信を持って・・・。
 
 
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