第6回SGW杯中庸戦優勝決定戦が、10月29日(日)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で行われた。本戦は16名によるスイス方式4回戦で順位を決定する。3回戦終了時点で3連勝同士の 志田達哉八段、安達利昌七段、による優勝決定戦では志田八段が勝利し、初優勝を飾った。
・優勝:志田達哉八段
・2位:溝上知親九段
・3位:小県真樹九段
・3位:安達利昌七段
(日本棋院HPより抜粋)
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前回優勝の鶴山八段のコメント
いやー、強かった。大会を通じて志田君の真骨頂を見た思いです。
細かい碁を正確なヨセで僅かに残すのが志田君の持ち味です。そして、今回、全局でそういう碁を打っていたんですよね。ブレずに自分の碁を貫いての優勝。見事としか言いようがありません。
志田八段というと孤高の棋士というイメージですね。群れずに切磋琢磨する姿は近頃珍しい・・・。
孤高の人というと新田次郎の山岳小説「孤高の人」が浮かびます。
20代の頃、山登りが好きで新田次郎の作品を多く読みました。主人公は「単独行」が信条の変人との風評もあったようで・・・。
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