天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第42期碁聖戦第3局/井山3連勝で6連覇

2017-07-31 20:30:00 | プロ棋戦

第42期碁聖戦挑戦手合五番勝負の第3局が7月25日に熊本県熊本市ので行われた。結果は井山裕太碁聖が山下敬吾九段に黒番中押し勝ちし、第1、2局に続いて3連勝としてシリーズ防衛で6連覇をきめた。
   (日本棋院HPより抜粋)

「井山6連覇、山下退け7冠視野に」 「山下、必死の反撃及ばず・・・」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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3連勝のストレートで防衛の井山碁聖、山下さんに付け入る隙を与えず完勝でした。
敗れた山下九段、序盤から苦しい展開が続き不本意・・・。

井山さんは本局の3日後、名人リーグでも7連勝で挑戦権を獲得。連勝記録も「16」に伸ばし絶好調ですね。
「週刊碁」では井山さんを「自由な発想力、一局を通した安定感、勝負所の切れ味、今期の井山はいずれも一級品たった」と評しています。

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今回の対局地は熊本県熊本市の「ホテル日航熊本」。
熊本というと「ゆるキャラ・くまモン」が有名ですね。
全国に数多くのゆるキャラがありますが、「くまモン」はゆるキャラ界の井山サン・・・?

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1年前の記事(2016-7-31):第41期碁聖戦第3局/井山が5連覇達成!

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中学生の部活動/囲碁は・・・

2017-07-29 20:30:00 | 囲碁

本年度の群馬県内中学生の運動部加入率は74.5%で、県中学体育連盟(中体連)が統計を取り始めた1989年度以降、最低だったことが分かった。 最も高かった92年度から9.0ポイント低下した。スポーツクラブに所属するなど運動への関わり方の多様化が背景にあるようだ。
部活動に関わる教員の負担が注目される中、運動部に加入する生徒は減っている。
      (上毛新聞より抜粋)

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囲碁関係者の課題の一つに、中学生になると囲碁から離れる生徒が多いことです。
部活動で忙しく、囲碁まで手が回らないのが実状でしょうか。

一時的に囲碁から離れても、いつか復活を願いたいですね。
「文武両道」といわれますが、ムズなところで・・・。

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1年前の記事(2016-7-29):玉村南小学校/2016夏休みチャレンジ教室

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電子レンジが秒読み・・・?

2017-07-27 20:30:00 | 囲碁

キッチンで「あと10秒です・・・」と電子音、思わず「エッ?」と反応してしてしまいました。
電子レンジのメッセージで、ネット碁の「秒読み」にソックリだったんですね。

ネット対局では持ち時間を過ぎると「秒読みを始めます、10秒、20秒、1、2、3・・・」、慌てて悪手が出ることもしばしばです。

プレーヤーの中には異常に秒読みに強い人がいます。場馴れしているというか・・・。
対局時計を使用した囲碁大会でもいますね。残り1分ほどで「バシッ!、バシッ!」と時計を叩く光景が見られます。両者とも必死の形相、まさに格闘技ですね。

私の場合、あの警告音を聞いたただけで乱れてしまいます。
秒読みに強くなるには、どんな状況でも動じない精神力・反射神経が必要だと思いますがドーモ・・・。

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1年前の記事(2016-7-27):第1回扇興杯女流最強戦決勝/謝が優勝

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第2回扇興杯決勝/藤沢が初優勝、女流四冠に!

2017-07-25 20:30:00 | プロ棋戦

「第2回扇興杯女流囲碁最強戦」の決勝が7月16日(日)に滋賀県東近江市で行なわれた。結果は藤沢里菜女流本因坊が298手まで白番2目半勝ちをおさめ扇興杯女流最強位を獲得した。
   (日本棋院HPより抜粋)

「藤沢新女王、18歳の女流4冠誕生」 「謝、じわじわと後退」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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4冠達成の里菜さん、本局は中盤入口で致命的な見損じで劣勢に。その後じょじょに差を詰めて辛抱の逆転劇でした。
敗れた謝さん、勝つチャンスは多かったものの決め手を逃し・・・。

昨年まで男女のトップは「井山&謝」でしたが、女流戦ではここ1年で里菜さんが3つのタイトルを奪取。国内囲碁界は「井山&藤沢」の時代に・・・。


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一昨日(7/23)、NHK・Eテレ/囲碁フォーカスで放送された「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の紹介。写真では真剣な表情が写っていましたが、教室の緊張感はまだまだ・・・。
再放送は7/28(金)15:00~15:30、NHK・Eテレ。

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1年前の記事(2016-7-25):第41期碁聖戦第2局/井山が連勝!

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第42期碁聖戦第2局/井山が連勝!!

2017-07-23 20:30:00 | プロ棋戦

第42期碁聖戦挑戦手合五番勝負の第2局が7月19日に広島県廿日市市で行われた。結果は井山裕太碁聖が山下敬吾九段に黒番中押し勝ちし、第1局に続いて連勝した。第3局は、7月25日(火)に熊本県熊本市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「牙城井山、微塵の隙も見せず」  「山下崩れる、一瞬で非勢に・・・」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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井山碁聖が快調に2連勝。連勝記録も4/13以降、14連勝と絶好調。内容も「攻めてヨシ、守ってヨシ」と隙がありません。
敗れた山下九段、井山6冠のパワーに打つ手なし・・・。

明後日(7/25)には第3局ですが、井山さんの3連勝決着が濃厚か・・・。

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今回の対局地は広島県廿日市市の「宮島ホテルまこと」。
第1局の宮城県「松島」に続き「宮島」も日本三景で、あと1つが京都府の「天橋立」ですね。
どうせなら「天橋立」も対局地に加え「日本三景」シリーズにしたら話題になりそう・・・。

山下九段は対局前に厳島神社でおみくじを引いて「吉」、勝負事の欄は「十分の勝ちなり」とのこと。結果は「神頼み」も空しく2連敗・・・。

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1年前の記事(2016-7-23):囲碁書籍「趙治勲/序盤の絶対感覚」

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アルファ碁から”囲碁の未来”を語る/碁ワールド

2017-07-21 20:30:00 | 本と雑誌



月刊・碁ワールド8月号の特集は連載講座「IGOサイエンス」特別座談会/
「アルファ碁から”囲碁の未来”を語る」 王メイエン九段×孔令文七段×大橋拓文六段。

5月に中国で行われた「囲碁未来サミット」を見て来た棋士の座談会の記事です。
トップから15ページを割いての企画ですが、内容は一部の専門家向けで一般の囲碁ファンにはドーモ・・・。

「アルファ碁」は韓国、中国のトップ棋士を打ち破り、人間を超えた存在となりました。
本記事で興味を持った内容は「アルファ碁は鑑賞するだけ」「恐怖心のコントロール」くらいでしょうか。
もう少し読者の視点で「アルファ碁」を紹介してほしい・・・。

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今週、7/23(日)12:00~のNHK・Eテレ/囲碁フォーカスで「伊勢崎こども囲碁アカデミー」が紹介されます。
番組のオープニングトークで30秒から1分程度だそうです。

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1年前の記事(2016-7-21):群馬・県民囲碁大会2016

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群馬・県民囲碁大会2017

2017-07-19 20:30:00 | 囲碁群馬

県民囲碁大会・Aブロック/藤本さん(桐生高)優勝
第17回県民囲碁大会が7月17日、前橋市の市総合福祉会館で開かれた。過去最多の226人が出場、最高クラスのAブロックは桐生高1年の藤本喬也さんが優勝した。出場者は棋力に応じてA~Nの14ブロックに分かれて4回ずつ対局、ブロックごとに優勝者を決めた。

◎ブロック優勝者
▽A 藤本喬也(伊勢崎) ▽B 阿部八郎(高山)
▽C 大和好吉(伊勢崎) ▽D 菅原英直(前橋)
▽E 石井甫幸(渋川)  ▽F 設楽正治(前橋)
▽G 品川孝夫(前橋)  ▽H 高山進(前橋)
▽I 高橋和剛(高崎)  ▽J 内海昭太郎(中之条)
▽K 青山大貴(前橋)  ▽L 須田ひなた(玉村)
▽M 石山かづ子(前橋) ▽N 清塚照正(伊勢崎)
      (上毛新聞より抜粋)

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今大会の出場者は226人、昨年に続き最多記録を更新中です。
県内の囲碁ファンは、この大会を目標にしている人も多いようですね。

小中学生の参加も約70人と全体の3割。ただ子どもは対局時間が短く、認定状を望む生徒も多いようで、次回は「ジュニアの部」を検討するになりました。

大会の運営側としては欠席者を最小限に止めたいところですが、何人かは事情により欠席者が出ます。
今回の欠席は4名とまずまず、これも関係者の配慮が行き届いた結果でしょうか。

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1年前の記事(2016-7-19):第6回囲碁マスターズカップ/小林光一が初優勝!

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花火大会2017

2017-07-16 20:30:00 | 玉村町

田園の夜空 彩る大輪 花火大会 玉村で1万発
群馬県玉村町の第29回花火大会「田園夢花火2017」が7月15日、同町上陽地区の田園地帯で開かれた。約1万発の花火が県内外から訪れた観客を魅了した。
    (上毛新聞より抜粋)

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昨夜は地元の花火大会を娘達家族と見学、結構な人出でしたね。
こうしたイベントはあまり積極的に出掛けたいとは思いませんが、家族としての義務感もあり・・・。

観客席は打ち上げ場所の近くで、結構迫力があり歓声も上がっていました。
ただ、終わりがハッキリしておらず「これで終わり?」と思った観客もいたような・・・。

花火大会(祭り)の終わりは何となく物悲しく、こんな歌が浮かびます。

   「祭りのあと」
 ・歌/作曲:吉田拓郎 ・作詞:岡本おさみ

♪ 祭りのあとの 淋しさが~
  いやでも やってくるのなら~

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1年前の記事(2016-7-17):サマー囲碁カーニバル/2016

 

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NHKEテレ・囲碁フォーカス/囲碁のマナー

2017-07-14 20:30:00 | 囲碁

「知っておきたい囲碁のマナー」
みなさんは囲碁を打つ時にマナーを意識していますか?
実は、些細な行動が相手を不愉快にさせたり、最悪の場合トラブルにまで発展することもある。
「にぎり」の方法や対局中の口出し禁止、終局時の作法など、トラブルを避け囲碁を楽しむためのマナーを紹介する。
 解説:鈴木伊佐男 七段
    (NHK・EテレHPより抜粋)

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7/9(日)、NHKEテレ「囲碁フォーカス」の特集は「知っておきたい囲碁のマナー」でした。
囲碁団体の役員などをしている立場上、マナーについては気を配っているつもりです。

互先で先番を決める「ニギリ」は、先輩(年長者)が白石を何個か持つのがマナーですね。
ただ、先輩から「どうぞニギッてください」と言われるとドーモ・・・。

こども囲碁教室では「挨拶」などほぼ守られていますが、「着手が決まるまで石を持たない」という約束が難しい。
これは大人の対局でもムズなところで・・・。

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1年前の記事(2016-7-14):囲碁書籍「目のつけどころはシニアに学べ」

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「技」でかなわないのなら「心と体」で勝負

2017-07-12 20:30:00 | 囲碁

昨年の名人戦7番勝負(井山×高尾)、飛ぶ鳥を落とす勢いの井山さんに対し、高尾挑戦者が戦前に語った言葉だったと思います。
「技」では確かに井山さんに分がありそう。そこでジムなどで「心と体」を鍛え、名人奪取につながったようです。

囲碁界はAIの話題で沸いていますが「心と体」は圧倒的にAIが有利。「技」もディープラーニング(deep learning)とかで、人知を超えた・・・。

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1年前の記事(2016-7-12):玉村町囲碁会/月例会(2016/7月)

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