天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第15回行田市少年少女囲碁大会2025

2025-02-12 21:00:00 | こども囲碁

2/8(土)に「第15回行田市少年少女囲碁大会」が開催されました。
参加者は約50名で前回より2割ほど減少、厳しい状況です。
土曜日開催は習い事などで多忙の影響もあるのでしょうか。

群馬県からは「伊勢崎こども囲碁アカデミー」、「玉村こども囲碁教室」などから25名が参加しました。
埼玉県の大会で群馬勢が約半数と、主催者側としてはドーモ・・・。

2名のプロ棋士(黒瀧正憲八段、三村芳織三段)による指導碁、他では見られない恵まれた大会ですね。
プロとの対戦で囲碁への関心がアップすることが望まれます。


指導碁


表彰式

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-12):大河ドラマ「光る君へ」

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こども囲碁教室2025始動

2025-01-11 21:00:00 | こども囲碁

今日から「こども囲碁教室」が始まりました。
ただ、先々を考えると快調な滑り出しとはいかないようです。

・こども人口の減少
・習い事の多様化、過密化
・囲碁文化の低迷
・指導スタッフの高齢化

どれも一朝一夕では対処できる課題ではありません。
だからといって、放り出す訳にもいかず・・・。

曇天の低空飛行のスタートですが、息長く晴れ間を探しながら上昇気流に乗りたいものです。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-01-11):別れのブルース

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第8回埼玉・群馬少年少女交流対抗戦2025

2025-01-07 21:00:00 | こども囲碁

埼玉県と群馬県の小中学生各33人がチームを組んで戦う「第8回埼玉・群馬少年少女囲碁交流対抗戦」が1月5日、熊谷市中央公民館で行われ、群馬チームはノーハンデの対抗戦で1勝1敗、ハンデ付きの交流戦で5勝0敗と勝利した。

今回は開催日が正月気分の1月5日、埼玉は欠席者5名(群馬は1名)とメンバー集めに苦労されたようです。
勝敗を大きく左右したのはハンディ(段級位)の差、群馬チームの段級位が辛い(埼玉は甘い?)、今後の課題ですね。

結果はともかく、他流試合の緊張感はいい経験になったと思います。
群馬チームは、結果におごることなくレベルアップに努めてほしいですね。


群馬・対抗戦メンバー


群馬・交流戦メンバー(A~B)


群馬・交流戦メンバー(C~E)

交流戦成績一覧(PDF)

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1年前の記事(2024-01-07):新聞小説/ゆうびんの父

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第14回くらしき吉備真備杯/こども棋聖戦-2024

2024-12-26 21:00:00 | こども囲碁

低学年は鄭くん(大阪)、高学年は岩切くん(宮崎)が初優勝
「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」の全国大会が12月21、22日の2日間にわたり、岡山県倉敷市真備町の「マービーふれあいセンター」で行われた。
低学年の部は42名、高学年の部は46名が出場。1日目は予選リーグ3回戦、決勝トーナメント1回戦まで行われ、2日目は準決勝と決勝が打たれた。

第14回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦入賞者
〈低学年の部〉
 ◎優勝:鄭 智皓(大阪・小2)
 ○2位:矢野絢大(東京・小3)
 ・3位:竹越 昴(群馬・小3)
 ・3位:田中拓翔(滋賀・小2)
〈高学年の部〉
 ◎優勝:岩切知輝(宮崎・小5)
 ○2位:廣田騎士(静岡・小5)
 ・3位:中山 翼(神奈川・小6)
 ・3位:田 尚人(千葉・小5)
      (日本棋院『棋道web』より抜粋)

     ○ ● ○

上位入賞者8名の都道府県は大阪、東京、群馬、滋賀、宮崎、静岡、神奈川、千葉と、都市部と地方はほぼ半分、バランスがとれているようです。
ただ、選手層の厚さは都市部が優勢、地方では囲碁道場・塾など環境面で手薄な感じがします。

群馬県代表は低学年で竹越くん(伊勢崎・北小3年)が3位入賞。高学年で眞下くん(伊勢崎・宮郷小4年)がベスト8と予想以上の活躍でした。


 ↑ 2024/9月代表選抜戦より

ただ、今回入賞者に続く選手層はまだまだの状況、育成環境の整備が必要ですがムズなところで・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-12-26):第13回伊勢崎少年少女囲碁大会-2023

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第28回ジュニア本因坊戦群馬大会2024(12/1、12/8)

2024-12-10 21:00:00 | こども囲碁

「県代表選抜戦(12/1)」
小3・竹越さん初V 接戦制し全国へ
「クレスコ杯第28回ジュニア本因坊戦」の関東地区群馬大会の代表決定戦が12月1日、伊勢崎市の伊勢崎市民プラザであった。伊勢崎市立北小3年の竹越昴さんが初優勝し全国大会への出場を決めた。
代表決定戦には小学3年~中学2年の7人が出場し、変則トーナメント方式で競った。決勝は接戦の末、竹越さんが富岡市立小野少6年の斎藤一希さんドに半目勝ち。

「棋力認定戦(12/8)」
各ブロックの優勝者
●各ブロック優勝者
☆A:中島明日香(玉村・上陽小5)
☆B:小林陽太(伊勢崎・北小3)
☆C:藤井隼翔(みどり・笠懸西小5)
☆D:酒井麻有利(本庄・東小5)
☆E:満木二三(伊勢崎・北二小6)
☆F:渡辺美優(伊勢崎・殖蓮二小4)
☆G:篠澤 碧(伊勢崎・北小3)
★13路盤
☆A:松崎紗英(高崎・城東小4)
☆B:細井湊介(伊勢崎・境剛志小1)
   (毎日新聞より抜粋)

     ○ ● ○

代表選抜戦の参加者7名、中学生は1名のみで関心度がイマイチのようでした。
決勝戦は半目勝負で観戦者も手に汗握る熱戦、小3の竹越くんの正確さが光りました。

棋力認定戦の参加者は60名、3月の27回大会が78名なので2割ほどの減少でした。
囲碁界を取り巻く状況は冬の時代か・・・。


代表戦参加者


認定戦19路盤クラス(A~G)入賞者


認定戦13路盤クラス入賞者


対局風景

★大会成績詳細(PDF)は以下クリック
 ☆代表選抜戦
 ☆棋力認定戦

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-12-10):第71期王座戦第5局/井山、王座3連覇!

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群馬県第11回小中学生囲碁団体戦/2024

2024-10-29 21:00:00 | こども囲碁

第11回県小中学生囲碁団体戦が10月27日、伊勢崎市民プラザで開かれました。

◎日時:2024年10月27日(日)
◎会場:伊勢崎市民プラザ
◎参加者:9チーム(27名)
◎大会成績
▼Aブロック
 ①玉村こども教室A【眞下、中島(佳)、中島(明)】
 ②伊勢崎北小【竹越、篠澤、小林(晴)】
▼Bブロック
 ①伊勢崎アカデミーA【小林(陽)、満木、藍澤】
 ②桐生東小子供クラブ【豊田、井田、石原】

     ○ ● ○

今回参加チームは9チーム、昨年が18チームなので半減でした。
10月は行楽シーズンで行事も目白押しですが、参加者の低下は心配です。

◆優勝チーム
 前列:Aブロック/玉村こども教室A
 後列:Bブロック/伊勢崎アカデミーA

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1年前の記事(2023-10-29):第71期王座戦第2局/余が制して1勝1敗に

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少年少女秋季囲碁大会(群馬)/2024

2024-09-23 21:00:00 | こども囲碁

眞下さん、竹越さんが全国へ/くらしきこども棋聖戦県予選
第18回県少年少女秋季囲碁大会と第14回くらしきこども棋聖戦県予選が9月22日、伊勢崎市民プラザで開かれ、未就学児から中学生まで68人が、白熱した勝負を繰り広げた。
棋聖戦県予選は小学校高学年の部で真下泰士郎さん(伊勢崎宮郷小4年)が優勝した。眞下さんと小学校低学年の部で推薦の竹越昴さん(伊勢崎北小3年)は、12月に岡山県倉敷市で開かれる全国大会に出場する。
     (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

■段級位認定戦各ブロックの表彰者
◆19路盤の部、優勝
 ▽Aブロック:竹越 昴(伊勢崎北小3年)
 ▽Bブロック:中島佳純(群馬大付属中1)
 ▽Cブロック:加藤惟斗(宇都宮大付属小2)
 ▽Dブロック:酒井悠馬(富岡小3)
 ▽Eブロック:藤井隼翔(みどり笠懸西小5)
 ▽Fブロック:豊田修一郎(樹徳中1)
 ▽Gブロック:石原大和(玉村中2)
 ▽Hブロック:桜井結斗(玉村小4)
◇13路盤の部、優勝
 ▽Aブロック:野村樹里(太田藪塚本町南小6)
 ▽Bブロック:細井湊介(伊勢崎境剛志小1)

     ○ ● ○

「くらしきこども棋聖戦県予選」、高学年の部は眞下くん、低学年の部は推薦で竹越くんに決定。竹越くんは昨年の同じ全国大会でベスト8に入り、今回はさらに上が期待されます。

今大会の参加者は68名。6月の少年少女囲碁大会が69名でしたので横ばいの状況です。
◆学年の内訳
 ◇保育園児:1名
 ◇小学生低学年(1年~3年):19名
 ◇小学生高学年(4年~6年):35名
 ◇中学生:13名

今後は小学生低学年と中学生の参加者を増やしたところですが、ムズなところで・・・。


こども棋聖戦県代表


認定戦19路盤入賞者(A~Hブロック)


認定戦13路盤クラス入賞者

成績一覧表(pdf)

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1年前の記事(2023-09-23):第48期新人王戦第2局/上野、新人王タイトル獲得!

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「遊び」で育む、子どもの心/囲碁 UP TO DATE

2024-09-15 21:00:00 | こども囲碁

毎日新聞の「囲碁 UP TO DATE」で次のような記事がありました。
-記事概要-

「遊び」で育む、子どもの心
  宝塚全市立幼稚園・保育所で導入

兵庫県宝塚市は市を挙げて、就学前の子どもたちに囲碁に親しんでもらう取り組みを進めてきた。
「囲碁遊び」は2018年度、就学前の幼児期に集中力や考える力、勝ち負けにかかわらず相手を思いやる心を育むことを狙いとして始まった。

手始めに五つの市立幼稚園・保育所で導入すると、保育士や保護者から
 ・負けても気持ちを切り替えられる心の成長を感じた
 ・集中している様子に驚いた
 ・(指導者が)褒めて受け止めてくれることが楽しさにつながっている
などと好評を集めた。徐々に対象の園を増やし、24年度には市内全14カ所の市立幼稚園・保育所に拡大した。

指導に当たる関西棋院の藤原克也六段(54)
「囲碁は一度覚えれば、年齢に関係なく楽しめるもの。高齢者とのつながりを生み出すなど、囲碁を通じた地域活性化にも貢献できれば」と将来を見据えている。

     ○ ● ○

囲碁人口減少が進み残念な気持ちですが、地道な活動の継続が必要でしょうね。

子どもの囲碁習得は、「遊び」 → 「習い事」 → 「競技」とステップアップしていきます。
ただ、競技(ゲーム)の面白さを実感するレベル到達前に中断するケースが多く残念。
その辺りのサポートが必要でしょうが、ムズなところで・・・。

囲碁の効能はいろいろですが、地域のコミュニティの一助になればと思っています。

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1年前の記事(2023-09-15):第48期新人王戦第1局/上野シリーズ先勝

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群馬県中学校囲碁将棋大会-2024

2024-09-11 21:00:00 | こども囲碁

将棋A級で角田さん(農大二)、囲碁A級で藍沢さん(四ツ葉)優勝
第49回群馬県中学校囲碁将棋選手権大会が9月7日、高崎市の市民活動センター・ソシアスで開かれ、県内26校の49人が集中して盤に向かい、熱戦を繰り広げた。

囲碁A級は伊勢崎四ツ葉学園中等2年の藍沢里乃さんが連覇を果たした。
大会は将棋が個人戦のA級、女子と団体戦の3部門、囲碁が個人戦のA、B級の2部門で実施。
◎優勝者・優勝校
◇将棋
 ▽A級=角田賢大朗(東京農大二中2年)
 ▽女子=武井希光さん(藤岡東中3年)
 ▽団体=中央中等2年生Aチーム(外処堅誠、羽鳥成、小林琢磨)
△囲碁
 ▽A級=①藍澤里乃(四ツ葉学園中等2) ②大崎皓平(前橋三2) ③満木玲(伊勢崎三1)
 ▽B級=①新井世絆コーリン(高崎一1) ②吉村晃輔(高崎並榎1) ③田中冴知(渋川2)
     (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

参加者は49人、昨年が53人なのでやや減少、囲碁参加者は微増の様子でした。
本大会の申込は学校が窓口で、夏休みでもあり面倒という意見もありました。

中学生は小学生と高校生の架け橋の位置づけ、囲碁将棋の関係者が情報共有して大会を盛り上げたいものです。

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1年前の記事(2023-09-11):毒まんじゅう

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第11回首都圏カップこども囲碁団体戦2024

2024-08-22 21:00:00 | こども囲碁

「第11回首都圏カップこども囲碁団体戦2024」
 ・日時:令和6(2024)年8月18日(日)
 ・会場:日本棋院
 ・参加チーム:8チーム(1チーム9名)、
   東京A・東京B・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城
 ・成績
  ◆優勝決定戦
   東京A(優勝) 7-2 埼玉(準優勝)
  ◆3位決定戦
   神奈川(3位) 7-2 東京B(4位)

  ◎5位 群馬 1勝3敗(予選3位/1勝2敗)
  ◎5位 千葉 2勝2敗(予選3位/1勝2敗)
  ◎5位 茨城 2勝2敗(予選4位/1勝2敗)
  ◎5位 栃木 0勝4敗(予選4位/0勝3敗)

◎群馬チームの成績
 ◆予選
  ・1回戦:群馬 VS 東京B 3-6
  ・2回戦:群馬 VS 埼玉 3ー6
  ・3回戦:群馬 VS 茨城 5-4
 ◆交流戦リーグ下位2チーム(ハンディ戦)
  ・群馬 VS 千葉 3-6
 ◆合計:14勝22敗

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「首都圏カップこども囲碁団体戦」の成績表が送られてきました。
東京Aが埼玉を破って優勝、上位チームは選手層の厚さで優っています。
北関東3県が下位に甘んじていますが、人口や練習環境の差はドーモ・・・。

群馬県チームは5位、昨年とほぼ同じ成績でした。
選手の棋力アップには「ガンバレ、ガンバレ」の掛け声だけでは空砲、上達の道筋を示さないと・・・。

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1年前の記事(2023-08-22):全国少年少女囲碁大会/2023

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