天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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群馬県第11回小中学生囲碁団体戦/2024

2024-10-29 21:00:00 | こども囲碁

第11回県小中学生囲碁団体戦が10月27日、伊勢崎市民プラザで開かれました。

◎日時:2024年10月27日(日)
◎会場:伊勢崎市民プラザ
◎参加者:9チーム(27名)
◎大会成績
▼Aブロック
 ①玉村こども教室A【眞下、中島(佳)、中島(明)】
 ②伊勢崎北小【竹越、篠澤、小林(晴)】
▼Bブロック
 ①伊勢崎アカデミーA【小林(陽)、満木、藍澤】
 ②桐生東小子供クラブ【豊田、井田、石原】

     ○ ● ○

今回参加チームは9チーム、昨年が18チームなので半減でした。
10月は行楽シーズンで行事も目白押しですが、参加者の低下は心配です。

◆優勝チーム
 前列:Aブロック/玉村こども教室A
 後列:Bブロック/伊勢崎アカデミーA

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-10-29):第71期王座戦第2局/余が制して1勝1敗に

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少年少女秋季囲碁大会(群馬)/2024

2024-09-23 21:00:00 | こども囲碁

眞下さん、竹越さんが全国へ/くらしきこども棋聖戦県予選
第18回県少年少女秋季囲碁大会と第14回くらしきこども棋聖戦県予選が9月22日、伊勢崎市民プラザで開かれ、未就学児から中学生まで68人が、白熱した勝負を繰り広げた。
棋聖戦県予選は小学校高学年の部で真下泰士郎さん(伊勢崎宮郷小4年)が優勝した。眞下さんと小学校低学年の部で推薦の竹越昴さん(伊勢崎北小3年)は、12月に岡山県倉敷市で開かれる全国大会に出場する。
     (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

■段級位認定戦各ブロックの表彰者
◆19路盤の部、優勝
 ▽Aブロック:竹越 昴(伊勢崎北小3年)
 ▽Bブロック:中島佳純(群馬大付属中1)
 ▽Cブロック:加藤惟斗(宇都宮大付属小2)
 ▽Dブロック:酒井悠馬(富岡小3)
 ▽Eブロック:藤井隼翔(みどり笠懸西小5)
 ▽Fブロック:豊田修一郎(樹徳中1)
 ▽Gブロック:石原大和(玉村中2)
 ▽Hブロック:桜井結斗(玉村小4)
◇13路盤の部、優勝
 ▽Aブロック:野村樹里(太田藪塚本町南小6)
 ▽Bブロック:細井湊介(伊勢崎境剛志小1)

     ○ ● ○

「くらしきこども棋聖戦県予選」、高学年の部は眞下くん、低学年の部は推薦で竹越くんに決定。竹越くんは昨年の同じ全国大会でベスト8に入り、今回はさらに上が期待されます。

今大会の参加者は68名。6月の少年少女囲碁大会が69名でしたので横ばいの状況です。
◆学年の内訳
 ◇保育園児:1名
 ◇小学生低学年(1年~3年):19名
 ◇小学生高学年(4年~6年):35名
 ◇中学生:13名

今後は小学生低学年と中学生の参加者を増やしたところですが、ムズなところで・・・。


こども棋聖戦県代表


認定戦19路盤入賞者(A~Hブロック)


認定戦13路盤クラス入賞者

成績一覧表(pdf)

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-09-23):第48期新人王戦第2局/上野、新人王タイトル獲得!

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「遊び」で育む、子どもの心/囲碁 UP TO DATE

2024-09-15 21:00:00 | こども囲碁

毎日新聞の「囲碁 UP TO DATE」で次のような記事がありました。
-記事概要-

「遊び」で育む、子どもの心
  宝塚全市立幼稚園・保育所で導入

兵庫県宝塚市は市を挙げて、就学前の子どもたちに囲碁に親しんでもらう取り組みを進めてきた。
「囲碁遊び」は2018年度、就学前の幼児期に集中力や考える力、勝ち負けにかかわらず相手を思いやる心を育むことを狙いとして始まった。

手始めに五つの市立幼稚園・保育所で導入すると、保育士や保護者から
 ・負けても気持ちを切り替えられる心の成長を感じた
 ・集中している様子に驚いた
 ・(指導者が)褒めて受け止めてくれることが楽しさにつながっている
などと好評を集めた。徐々に対象の園を増やし、24年度には市内全14カ所の市立幼稚園・保育所に拡大した。

指導に当たる関西棋院の藤原克也六段(54)
「囲碁は一度覚えれば、年齢に関係なく楽しめるもの。高齢者とのつながりを生み出すなど、囲碁を通じた地域活性化にも貢献できれば」と将来を見据えている。

     ○ ● ○

囲碁人口減少が進み残念な気持ちですが、地道な活動の継続が必要でしょうね。

子どもの囲碁習得は、「遊び」 → 「習い事」 → 「競技」とステップアップしていきます。
ただ、競技(ゲーム)の面白さを実感するレベル到達前に中断するケースが多く残念。
その辺りのサポートが必要でしょうが、ムズなところで・・・。

囲碁の効能はいろいろですが、地域のコミュニティの一助になればと思っています。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-09-15):第48期新人王戦第1局/上野シリーズ先勝

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群馬県中学校囲碁将棋大会-2024

2024-09-11 21:00:00 | こども囲碁

将棋A級で角田さん(農大二)、囲碁A級で藍沢さん(四ツ葉)優勝
第49回群馬県中学校囲碁将棋選手権大会が9月7日、高崎市の市民活動センター・ソシアスで開かれ、県内26校の49人が集中して盤に向かい、熱戦を繰り広げた。

囲碁A級は伊勢崎四ツ葉学園中等2年の藍沢里乃さんが連覇を果たした。
大会は将棋が個人戦のA級、女子と団体戦の3部門、囲碁が個人戦のA、B級の2部門で実施。
◎優勝者・優勝校
◇将棋
 ▽A級=角田賢大朗(東京農大二中2年)
 ▽女子=武井希光さん(藤岡東中3年)
 ▽団体=中央中等2年生Aチーム(外処堅誠、羽鳥成、小林琢磨)
△囲碁
 ▽A級=①藍澤里乃(四ツ葉学園中等2) ②大崎皓平(前橋三2) ③満木玲(伊勢崎三1)
 ▽B級=①新井世絆コーリン(高崎一1) ②吉村晃輔(高崎並榎1) ③田中冴知(渋川2)
     (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

参加者は49人、昨年が53人なのでやや減少、囲碁参加者は微増の様子でした。
本大会の申込は学校が窓口で、夏休みでもあり面倒という意見もありました。

中学生は小学生と高校生の架け橋の位置づけ、囲碁将棋の関係者が情報共有して大会を盛り上げたいものです。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-09-11):毒まんじゅう

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第11回首都圏カップこども囲碁団体戦2024

2024-08-22 21:00:00 | こども囲碁

「第11回首都圏カップこども囲碁団体戦2024」
 ・日時:令和6(2024)年8月18日(日)
 ・会場:日本棋院
 ・参加チーム:8チーム(1チーム9名)、
   東京A・東京B・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城
 ・成績
  ◆優勝決定戦
   東京A(優勝) 7-2 埼玉(準優勝)
  ◆3位決定戦
   神奈川(3位) 7-2 東京B(4位)

  ◎5位 群馬 1勝3敗(予選3位/1勝2敗)
  ◎5位 千葉 2勝2敗(予選3位/1勝2敗)
  ◎5位 茨城 2勝2敗(予選4位/1勝2敗)
  ◎5位 栃木 0勝4敗(予選4位/0勝3敗)

◎群馬チームの成績
 ◆予選
  ・1回戦:群馬 VS 東京B 3-6
  ・2回戦:群馬 VS 埼玉 3ー6
  ・3回戦:群馬 VS 茨城 5-4
 ◆交流戦リーグ下位2チーム(ハンディ戦)
  ・群馬 VS 千葉 3-6
 ◆合計:14勝22敗

     ○ ● ○

「首都圏カップこども囲碁団体戦」の成績表が送られてきました。
東京Aが埼玉を破って優勝、上位チームは選手層の厚さで優っています。
北関東3県が下位に甘んじていますが、人口や練習環境の差はドーモ・・・。

群馬県チームは5位、昨年とほぼ同じ成績でした。
選手の棋力アップには「ガンバレ、ガンバレ」の掛け声だけでは空砲、上達の道筋を示さないと・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-08-22):全国少年少女囲碁大会/2023

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全国少年少女囲碁大会/2024

2024-08-10 21:00:00 | こども囲碁

福田くん(中)、小川くん(小)初優勝
小学生と中学生の日本一を決める第45回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会全国大会が8月6、7日に日本棋院東京本院で行われ、小学生98名、中学生97名が熱戦を繰り広げた。
小学生の部は小川蓮くん(東京・暁星小4年)、中学生の部は福田佳朋くん(神奈川・川崎市立白鳥中3年)がそれぞれ初優勝となった。

◎第45回少年少女囲碁大会結果
【小学生の部入賞】
 ①小川 蓮(東京・暁星小4年)
 ②横手悠生(東京・大田区立調布大塚小6年)
 ③岩切知輝(宮崎・都城市立祝吉小5年)
 ④渡邉純成(福岡・北九州市立槻田小6年)

【中学生の部入賞】
 ①福田佳朋(神奈川・川崎市立白鳥中3年)
 ②森 達輝(島根・出雲市立第二中1年)
 ③鳥越瑛太(宮崎・三股町立三股中2年)
 ④角 優輝(福岡・福岡市立筑紫丘中3年)

◎群馬県勢の成績
◆小学生の部
・眞下泰士郎(伊勢崎・宮郷小4年):1次リーグ突破(○○○)、本戦T(●)ベスト16位
・斉藤一希(富岡・小野小6年) :(○○●)
◆中学生の部
・藍沢里乃(伊勢崎・四ツ葉中等2年):(○●○)
・塚本陽向(富岡・北中1年) :(●○●)
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

小学生の決勝戦は東京勢の二人で、共に藤澤一就八段主催の新宿こども囲碁教室で腕を磨いているとのこと、環境に恵まれていますね。
中学生の決勝戦は院生経験のある福田くんが、優勝経験ある強豪達を破ってきた森くんに勝利しました。
都市部の優勢は変わりませんが、その差は僅か。AIやネット碁、オンラインが身近になった影響もあるのでしょう。

群馬勢4人では眞下くんが本戦トーナメントに進出、その1回戦は蘇聖皓くん(蘇耀国九段のご子息)、相手が悪かった・・・。
都市部に比べると見劣りしますが、少しづつ差を詰めていけば結果はついてくるでしょう。

小・中学校囲碁団体戦は2020年の第17回以降中止、何とか再開してほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-08-10):第17回アマ名人戦三番勝負/大関さん、逆転防衛

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少年少女囲碁強化練習会2024

2024-07-08 21:00:00 | こども囲碁

昨日(7/7)、「少年少女囲碁強化練習会2024」が行われました。

・日時:2023/7/7(日)、9:30~16:00
・会場:伊勢崎市民プラザ
・参加者:32名(10級以上の小中学生)+ スタッフ
・指導者:三谷哲也八段、安斎伸彰八段

プロ棋士2名が、30名ほどの小中学生全員に指導を行いました。
プロの指導をきっかけに、一段上のレベルアップになれば上出来ですね。

プロへの質問で「どうしたら強くなれますか?」に
・詰碁、棋譜並べ、実戦対局が基本
・バランスよく勉強、得意な分野を伸ばす、どちらでもよい

小中学生にはナルホドですが、大人には参考になるか・・・?

8月に行われる「首都圏カップ」代表選考会も並行して行われ、3名の枠は玉村勢が独占。うれしいですね。

 

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1年前の記事(2023-07-08):プロ棋士・四字熟語/長島梢恵、フィトラ・シドキ

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少年少女囲碁大会-2024・県代表選抜戦

2024-07-02 21:00:00 | こども囲碁

中学生・藍沢さん(伊勢崎四ツ葉)、小学生・真下さん(伊勢崎宮郷)V
第45回文部科学大臣杯少年少女県大会代表選抜戦が6月30日、伊勢崎市民プラザで開かれた。児童生徒7人が熱戦を繰り広げ、中学生の部は藍沢里乃さん(四ツ葉学園中等2年)、小学生の部は真下泰士郎さん(伊勢崎宮郷小4年)が制した。
準優勝した中学生の部の塚本陽向さん(富岡北中1年)と小学生の部の斉藤一希さん(富岡小野小6年)の4人が、8月に日本棋院(東京都)で開かれる全国大会に進む。
   (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

■県代表選抜戦(参加者7名)
☆中学生の部
 ●優 勝:藍沢里乃(四ツ葉学園中等2年)
 ●準優勝:塚本陽向(富岡北中1年)
☆小学生の部
 ●優 勝:真下泰士郎(伊勢崎宮郷小4年)
 ●準優勝:斉藤一希(富岡・小野小6年)

小学生、中学生ともに伊勢崎地区と富岡地区の対決、結果は伊勢崎が両方を制しました。
これまで太田、前橋からも代表レベルの選手が参加しましたが、現在は伊勢崎地区が優勢の状況です。

今回は代表選抜戦と棋力認定戦は別開催、これまで通り一緒の開催が盛り上がると思いますね。


対局風景


中学生の部代表


小学生の部代表

★大会成績詳細(PDF)は以下クリック
 ☆代表選抜戦戦

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1年前の記事(2023-07-02):第48期碁聖戦第1局/開幕戦は井山の勝利

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少年少女囲碁大会-2024・棋力認定戦

2024-06-04 21:00:00 | こども囲碁

2クラス69人腕競う
第45回文部科学大臣杯少年少女囲碁県大会の棋力認定戦が伊勢崎市民プラザで開かれた。
19路盤と13路盤の2クラスに計69人が出場して腕を競った。
棋力別に6人ごとのブロックで総当たり戦を実施した。基準を満たした出場者には、日本棋院の認定状が与えられた。

各ブロックの優勝者
◇19路盤
 ▽A:大崎皓平(前橋・三中2)
 ▽B:新井 遥(玉村中1)
 ▽C:中島佳純(群大付属中1)
 ▽D:奥村侑生(玉村中1)
 ▽E:酒井悠馬(富岡小3)
 ▽F:赤石蒼祈(農大二高付属中1)
 ▽G:渡辺美優(伊勢崎・殖蓮二小4)
 ▽H:小田悠智(前橋・大利根小4)
 ▽I:原 芸泰〔伊勢崎・三郷小5〕
◇13路盤
 ▽A:下川紗生(玉村・中央小2)
 ▽B:野村樹里(太田・藪塚本町南小6)
   (上毛新聞より抜粋)

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参加者は69名(19路:54名、13路:15名)、昨年が97名でしたので2割ほど減少でした。
上位クラスの優勝者は中学生が占めました。先行きを考えると小学生の育成がポイントとなりますね。


対局風景


認定戦19路盤クラス入賞者


認定戦13路盤クラス入賞者

★大会成績詳細(PDF)は以下クリック
 ☆棋力認定戦

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1年前の記事(2023-06-04):第78期本因坊戦七番勝負第2局/一力が連勝

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こども囲碁教室卒業

2024-03-30 21:00:00 | こども囲碁

3月も終わり新年度を迎えます。
小中学校では卒業式を終え、中学校への進学などあわただしい季節です。

私が指導スタッフを務める複数の「こども囲碁教室」でも、2割ほどの生徒が囲碁教室を卒業します。
多くは部活で時間的に難しい、高校受験準備などです。
指導スタッフとしては「惜しい」の一言ですが、社会の実情から止む無しか・・・。

それでも何割かの生徒は「時間の都合がつけば囲碁教室で打ちたいと」と言っています。
高校、大学、社会人になっても「囲碁」を通して、交友関係や人脈づくりに役立ててほしいものです。

     ○ ● ○

1年前の記事(2023-03-30):プロ棋士・四字熟語/大淵浩太郎、広瀬優一

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