11月26日、静岡県伊東市のわかつき別邸で行われていた第57期囲碁王座戦五番勝負第3局は、張栩王座が挑戦者の山田規三生九段に白番3目半勝ちし、3連勝で王座を防衛した。
第57期王座戦第2局/張が連勝、防衛に王手
11月24日、静岡県伊東市のわかつき別邸で行われていた第57期囲碁王座戦五番勝負第2局は、黒番の張栩王座が挑戦者の山田規三生九段に中押し勝ちし、2連勝で王座防衛に王手をかけた。
(日経e-碁サロンより抜粋)
「張栩完封、国際戦仕様の決断力」、「空を切る山田のバット、猛虎の牙届かず・・・」
(週刊碁、見出しより)
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張王座、3連勝で防衛ですか、来春早々の棋聖戦挑戦者にも名乗りを上げ、絶好調というところでしょうか。
持ち時間が3時間の碁では敵なしの状況ですね。
30歳で30個目のタイトルだそうですが、どこまで記録を伸ばすか注目です。
敗れた山田九段、張王座の速攻に力が出し切れなかったようです。
流れに乗れず、不完全燃焼の思いがあったでしょうね。
好漢・山田、他の棋戦での爆発を期待しましょう。
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今回(第2局、第3局)の対局地は静岡県伊東市の「わかつき別邸」。伊豆方面の紅葉も終盤でしょうね。
過去、幾多のタイトル戦が行われた温泉旅館ですが、対局した両者にとってどんな記憶が残る宿だったでしょう。