こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

今日は何がある日?

2010年10月14日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

今週は月曜が休みで、たったの3日目なのに、なにがある日かよくわからなくなる。
病理診断科にも外来はある(火曜と水曜の午後)のだが、いらっしゃる患者さんの数が少ない。
内容は、セカンドオピニオンか、剖検の結果説明がほとんどで、組織診断の結果説明を求めにくる方はあまりいないので、上司とあわせ、外来の件数は月に2、3件といったところだ。
となると、ルーチンワークとなるのだが、レジデントの先生に切り出しを任せていると、レジデントの先生が慣れてくるとだんだんチェックもいらなくなってきて、当番日もあやふやになってくる。
そうなると、今日はなにがある日だろう、となる。

もちろん、サインアウトしなくてはいけない標本は山積みになっているので、ひたすら顕微鏡の前で頑張っているのだが、朝病院に着いて、午前中3時間、昼食をとって、午後7時間くらいぶっ続けで顕微鏡の前にいると、一日があっという間で、曜日の感覚もなくなる。
多分、カンファレンスの一つ二つがあって、迅速も1件くらいはあるのだろうが、覚えていられない。

そんなこんなで、今日はなにがある日だろう、と思いつつ、病院に着く。
手帳には何も書いてない。
それでも、仕事はたくさんあるので、心配は無いだろう。