こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

病院の廊下

2010年10月21日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
医療ドラマだと、病院の場面では太陽が燦々とさし込む廊下がよく出てくるが、窓のない廊下というのは結構ある。
手術室の前とか、解剖室の前、いずれも窓がないのが普通だ。
私の勤務先の病院はスタッフエリアが結構暗い。患者さんのエリアは自然光が多く入ってくるが、その分スタッフエリアには自然光は入ってこない。
最初は、いいことだと思っていたが、何年も続けているとこの暗さにも少々辛さを感じるようになる。

幸い、私たちが仕事をしている鏡検室は陽の光が入ってくるし、外は比較的緑が多く、外を見やるとホッとする。

そういえば、緑はとても目によく、心を落ち着かせてくれるとか。
HE染色も、核染はメチルグリーンにしていればもう少し目に良かったかもしれない?ME染色。やっぱり変か。

私の先輩の病院の病理鏡検室は、行灯部屋だそう。朝仕事場に入って、終業時間まで頑張ると、外は真っ暗なんだそうだ。