こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

犬のしつけ

2010年11月22日 | 犬との暮らし
フラットコーテッドレトリバーのナイト君、横浜にある訓練学校のしつけ教室に通っている。
リードの引き方から始まり、一緒に楽しく散歩ができるようになり、徐々にグレードがあがって、今では『マテ』ができるようになった。


もちろん、簡単に『おすわり』をしてくれるわけでもなく、お尻を押さえつけることもしばしばだし、餌をやるときには『マテ』どころではなく、飛び跳ねて大変だ。

でも、マルチーズのコロのときに、我流でしつけをしたつもりになって、きちんとしたしつけをしなかったため、ナイト君にはきちんとした教育を施している。
どこまでしつければいいのか、よくわからないが、まだ完璧ではないようだ。

コロの名誉のためにいっておくと、コロも別のしつけ教室アダルトクラスに通って、妻ともども頑張っている。
このアダルトクラス、集まってくるのはどれも相当なクセ犬ばかりらしく、話だけ聞くと笑ってしまう。
だが、本犬は大まじめで、なんとか、飼い主からにげよう、吠えよう、と大変らしい。
妻も、初日噛まれて大流血で大変だったとのこと(ほかに、飼い主の手を噛んだ犬はいなかったらしい)。
親の心、犬知らず。
でも、4回目くらいで、コロもずいぶんいい子になってきたらしく、妻も喜んでいる。

近所にどうしようもない8ヶ月の犬がいて、相談されたのだが、是非通うように勧めた。
・・・ある日、妻が鎌倉駅の前でその犬を抱えて座っている飼い主さんを見かけて、どうしたのか?と尋ねたところ。
「こうやって、多くの人が通り過ぎるのを見て、人になれさせるの」とのこと。
皆さん、頑張っていらっしゃる。

でも、少しずつでも、飼い主と犬が仲良く暮らせるようになればいいですよね。

カマキリの交尾

2010年11月22日 | 日々思うこと、考えること
カマキリのオスとメス、こんなに大きさが違うとは知らなかった。
メスの方が3倍くらいありそう。
交尾のあと、メスはオスを喰ってしまうそうだが、そこまでは気の毒で見届ける気にはなれなかった。

だが、こうやって、カマキリのオスもメスも子孫を残すために頑張っている。この場合、オスは自分が喰われるであろうことをおそらく知っている。それでも、自らの命と引換えに遺伝子を残す。

そう考えると、人間というのは現在地球上に60億人あまり。
それぞれの人間が自らの遺伝子を残そうとするとこれがどんどん増えるし、自ら生きて行くために他の生き物の命を奪っていかなくてはいけない。

原罪というか、人間というのは、地球上で最も残酷な存在だ。

自然が比較的近くにあると、そういったことを考えてしまう。
そして、医療とは一体なんのためにあるのだろうと、考えざろう得ない。