犬の本はどれを読んでも楽しい。わが家の二匹、マルチーズのコロとフラットコーテッドレトリバーのナイトも、もう少しお利口だったらいいのに、などと思っていたけど、それは人間の勝手。仲良く遊んでくれる犬達に感謝しなくてはいけない。
グローバル化が言われて久しいが、日本人一人一人が現実問題として直視しなければならない時代に突入している。これまでの遺産を少子高齢化時代にどのように使っていくか。日本で働きたい人は世界中にまだまだいる。その人達に国の維持を手伝ってもらうわけにはいかないか。
だけど、国の借金を考えるとそのこと自体が不安になる。
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:876ページ
ナイス数:59ナイス
二冊一緒に購入したが、一冊目(『犬に言いたいたくさんのこと』)は楽しく読めたが、これは”わんちゃん可愛い、大好き”本かな。
読了日:9月29日 著者:阿部智沙子
人間、自分のことが一番だから、マスコミはじめ他人のいうことは鵜呑みにするな。グローバル化で生き馬の目を抜く度合いは余計に加速していく。日本の外に目を向けよ。日本式システムは少子高齢化により維持が困難になる。といったところか。日本社会の問題点をクリアに述べている。こういった問題に気がついている人は、すでに行動にうつしているが、著者を含めまだ少数。男女関係なく、半分くらいの日本人にグローバル化による危機について気がついて欲しい。あえて、日本のいいところには触れていないけど、日本と日本人が大好きなんでしょう。
読了日:9月19日 著者:谷本真由美(@May_Roma)
犬を客観的かつ温かい目で見守っている。そうだよね、そうだったのか、という内容が、読者と同じ目線で書かれている。こういう時は、こうしなさい、ではなく、こういう時ってこういうことが多いですよ、犬にだって個性はありますから、という感じがこれまでのペット本とは大きく異なる。ただ、犬を初めて飼う人には内容を理解するのは意外と難しいかも。見開き2ページで、ワンテーマというのも読み進めやすい。続編も購入したので早速読まなくっちゃ。
こんな本、金出させて買わせるなと言いたい。ただの「私の印象に残った、”いいとも”でのタモリの思い出シーン」じゃない。このタイトル、詐欺に近い。もっとも好きな”タモリ倶楽部”については二カ所だけって、一体・・・。くやしい。だいたい、これじゃあタモリの厚みもへったくれもないじゃないか。あんまり悔しいので、こうやって地団太踏みながら悪態をついている私を、タモリだったらいつものとても醒めた態度で、”へへっ”とかいいながら、憐れむように眺めてくれるであろうことを思い浮かべてみる。おお、私だけのシーンがここに。
読了日:9月14日 著者:樋口毅宏
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