こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

キレない脳、というかキレのない脳

2013年10月19日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
これは年のせいか…、ひらめいてこない。

来週の学会の準備で、顕微鏡を朝からひたすら覗いているのだが、どうにもいい考えが浮かんでこない。
私は、形態学者なので遺伝子解析はほとんどしないし、免疫染色もあまり好きではない。
それでも、今日びそんなこともいっていられず、HE染色標本のほかに免疫染色を用いて細々と研究を続けている。


で、そのひらめきなのだが、標本を長時間観察していると次第になんだかもやもやと考えが浮かんできて、翌日くらいになると形になってくるのだが、今回はそれがない。
昨日の晩から標本とにらめっこなのだが、にらめっこのままなのだ。

これは脳の老化のせいか、この後ある野暮用が気になっているのか、それとも結果がまとまらなくてイライラしているせいか。
さて、どれだろう。


イライラしてキレない、というより、頭にキレがない。
まあ、結局、最後が一番近い答えだろう。

あれこれ考えず、さっさと進めよう。