こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

新型コロナの感染拡大、とどまるところを知らず

2021年07月30日 | 自然災害・事故・感染症
 お向かいさんにいただいたセンニチコウがぐんぐん伸びている。出足が遅かったミニトマトも台風8号の吹き返し(と思われる)強風で倒れるというアクシデントが昨日あったのだが、それにもめげずに頑張って実をつけてくれて、自家製ミニトマトを食べている。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大はとどまるところを知らず、爆発的に増えている。ここのところこの場で訴えていたことだが、感染経路についてもっとオープンにするべきだということを、他の医療者もわかっていたようで、今朝のニュースでは、

 会食

が、感染経路の最重要項目であると訴えていた。これはどんどん言った方がいいのに、どうして言わないのだろう。営業妨害とでも言われるのだろうか。
 地域医療でコロナ対策に奮闘している私の友人は、

 会社(職場)での感染

が目立つと教えてくれた。会社内でクラスターを発生させ、その代表者が入院しているような感じだ、なんてことを教えてくれた。知った顔同士平気だろうと思って昼食を一緒に食べ、時には飲み会も、なんてことになったら感染が広がるのは当たり前だ。さらにはそれを家に持ち帰って家族内感染。外で不用意にうつってしまったコロナを持ち帰られる家族はいい面の皮だ。

 東京オリンピック中止論がくすぶっているが、まずは、会食、職場内で感染を広げている人をまずは抑え込むことに注力すべきだ。そもそも、無観客開催のオリンピックが感染を広げる力は微々たるものだ。テレビ観戦は人流抑制にある程度役立っているわけで、みんなでテレビから応援したらいい。巨額の放映権料は人流抑制費用と考えたら安いものかもしれない。オリンピックをやっているから気が緩む、なんていうのはお門違いだ。それこそ子供じゃあるまいし、自分自身をコントロールできないのか?と、言いたくなる。もちろん、どれほど気をつけても感染しない可能性はある。自分がかかったときはそのことを十分検証しなくてはいけない。
土日は何がある?

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