こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

防衛費と子育て・教育予算のための増税を覚悟する

2022年12月08日 | 日本のこと、世界のこと
今朝もどこかで、というかあちこちで人身事故があり、私がいつも乗る列車は運休となった。
病院に着くのが少し遅れてしまうと思うと、みぞおちのあたりを押されているような感じがする。
寒いホームで次の電車を待ちながら、これほどしょっちゅう事故が起こるのは社会的な問題があるのではないかと考えてしまう。
ニュースでは、ロシアによるウクライナ侵攻、世界的な経済競争、保育園での園児虐待、殺人、などが報道されているが、これらはこの人身事故となにか関係があるのだろうか、きっとあるはずだ。

昨今の世界情勢に応じて、日本でも防衛論議が活発になってきた。
一部の政党は議論そのものを否定しているが、国民の多くが関心を持っていることは間違いない。
国防を充実させるためには当然、備品が必要となる。
どの兵器が有効で、どれは役に立たないかなどということなど実際に使ってみなくてはわからないというのは、ロシアによるウクライナ侵攻によって随分明らかになった。
日本が有事に直面した際どうするかは、敵基地攻撃を含めた、さまざまなシュミレーションが必要だ。
実際、ウクライナがロシアの空軍基地を爆撃した(らしい)ことで、その効果が明らかとなった。

子育て・教育に関してもこの国のこれまでのお粗末な行政が露わとなってきている。
たしかに、若年者がたくさんいた時代は許されたかもしれないが、深刻な少子化が進行中であることを考慮すると財政を出動させて少しでも多くの若者を健やかに育てなくてはなるまい。
子供を持つことが経済的リスクをもたらすという状況から一日も早く脱却せねばならないのに、出産とその後の子育てに多額のお金がかかるという状況では、少子化を防ぐことはできない。
高校卒業後の教育の機会も増やすべきだ。
もちろん、その前提として大学なりなんなりの教育機関の卒業認定を厳しくすべきだということはいうまでもない。
学舎は遊び場ではない。

防衛費と子育て・教育予算、どちらも多額のお金が必要となるが、それは国から出すこ税金として集めたお金から出すことになる。
莫大な国の借金を負っている状況で、無い袖は触れないわけで、今後わたしたちに求められるのは増税だ。
防衛費については、長期的な予算確保、そして子育て・教育予算については後期高齢者に負担が求められることになる。
いったん搾り取るシステムをつくったらそれが無くなることはないし、この国が減税をすることのできるような成長は見込まれず、私たちの世代も相応の負担が求められるようになることは明白だ。
あと何年か経てば私たちの番がやってくるという覚悟を持たなくてはならない。
これまで、税金は高いと思って生きてきたが、今年はつらいけど覚悟を持って払う必要がある。
年末調整の書類をまとめながら、無駄な出費がないか家計全体を見直したのはいうまでもない。
蛇口から雫が垂れないように

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