起きたらとてもつよい風が吹いていた。
千葉の方では強風のせいで電車が止まっているらしいし、近所でも電線に工事現場からでも飛んできたような大きな白い布が引っかかってはためいていた。
あたりが停電になりはしないかと心配になった。
昨日の朝はたしか大雨だった。
天気は目まぐるしく変わっていて、日本海側では再び災害級の大雪になるとかで、ニュースでは雪に対する注意を呼びかけていた。
これも気候変動が関わってのことなのだろうか。
昨晩、自由が丘に行った。
渋谷で東横線に乗り換えて行ったのだが、まず山手線渋谷駅のどの出口から出たらいいのかがよくわからず、さらには東急の渋谷駅の構造を忘れていて少し迷った。
それはほんの少し、わずかニ、三歩のことだったが、学生時代は自分の庭のように歩いていた渋谷でスイスイいけなかったのはショックだった。
それにしても東京は人が多い、そして若い人が多いせいもあってか動きが早い。
さらに、ほとんどの人が歩きスマホで、ぶつかりそうになると、急に避けるが、直前まで動きが読めない。
そんな若者に腹を立てたところで仕方がないし、そもそも私だって歩きながらスマホをチラ見することはあるだから、他人のことは言えない。
とにかく、JR山手線の渋谷駅の工事が終わってくれないことにはどうしようもないが、あれは私が生きているうちに終わるのだろうか。
東急渋谷駅の工事はとっくに終わっているので、構造を理解したいのだが、新玉川線という呼称が消えたというのがつらく、東横線が地下に潜ってからはよくわからなくなったきりだし、新しい商業ビルがさらにできて迷宮化はますます進むに違いない。
自由が丘にも人が溢れていた。
鎌倉でいえば小町通りのようで、歩くのも一苦労。
家が近かったので自由が丘にはちょくちょく出かけていたが、今ではとても住もうという気にはなれない。
目的地は西口のバス通りの方で、ピーコックが工事中のせいもあってか空いていて助かった。
私の勤務先は都内にあって、これらの駅は馴染みがないわけではなく、混雑した電車にも乗っているが、通過するのといざ降りて行動するのとでは、話がまったく違う。
日中はともかくとしても、夜はもうついていけない。
渋谷、新宿、自由が丘、昔、肩で風をきって歩いていたのが嘘のようだ。
まあ、年寄りは暗くなったらさっさと帰ってこたつで温まっているべきなのだろう。
横浜はあまり歩かない
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