こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

SNSと民主主義

2024年11月18日 | 電脳化社会
ポカポカ陽気も今朝までで、このあと寒気におおわれ、寒くなるそうだ。
本格的な冬の到来とはならないまでも、冬は確実にやってくる。
寒いのは苦手だが寒くなってくれなくては困る。

エックス、フェイスブック、ユーチューブ、ブログほかSNSには色々なサービスがあって、それぞれの場で口コミのような情報があれこれ語られている。
その情報もどれが本当で、どれは贔屓目の話で、どれが嘘かなどわからない。

そもそも人が何か口にした途端、それは真実かそうでないかなど誰も保証できない。
SNSの中に書かれていることを自分なりに相対化して評価するということは難しい。
自分の考え方というものが正しいというところから出発した場合、ある意味正常化バイアスがかかっているわけで、そうすると”これは正しい。これを誤りだというこの意見は間違っている。”となる。

普遍的に正しいものというのはこの世の中には存在しないから、民主主義は相対的に正しいものを選ぶということになる。
そういう意味で、SNSはそれぞれが絶対的に正しいという意見を発信しているわけで、フォロワー数が多ければ多いほどその意見が正しいということになる危険性がある。
SNSが現代社会の中で占める役割とういのは、以前の小さなコミュニティーから行政や国家を動かしてゆくものと変貌しており、今を生きる私たちはその中から本当のことを見出して方向性を決めて行かなくてはいけない。
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