夜来の大雨は嘘の様にやんだ。
11月は雨が多い月なので、こんなものだろう。
昨日は新潟への出張だった。
越後山脈の山々の尾根には、白銀の世界が広がっていて、冬の到来を感じさせた。
地元の先生の話では、今年はまだ暖かく、本格的な降雪はこれからとのこと。
確かに、駅を降りた時は、少し重装備すぎたかなと感じるほど、天候は穏やかだった。
上越新幹線に乗ると、新潟県内の駅がどれも巨大な屋根で覆われており、冬の雪深さを物語る光景に、いつもながら思わず見入ってしまう。
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今回の出張では、以前お世話になった技師長さんと一緒になり、新潟からの帰りは大宮まで話が尽きない時間を過ごした。昔話に花が咲き、まるで一緒に仕事をしていた頃に戻ったかのような楽しいひとときだった。
締切間近の原稿を書きたいとも思っていたが、そんなことをしなくてよかった。
新潟を出発したのは18時前。鎌倉には21時頃に到着した。
鎌倉は大雨。
ちょうどバスの発車時刻に間に合い、さほど濡れることなく帰宅できた。
家に着き、風呂上がりに妻と晩酌をしていると、始まったばかりの夜ドラを遮っての緊急地震速報。
能登地方で震度5弱の地震が発生したとのことで、新潟も震度3だった。
東京駅に停まっていた北陸新幹線も立ち往生しただろうと思うと乗っていた方々が気の毒に思える。
こういうことがあるたび自然の力の前には、人間の力がいかに脆いか、いつも感じる。
いつもぐらぐら