日本の3月は別れの季節である。
卒業式はもとより、社会人であれば、定年、異動、転職など多くの別れがある。
それはさておき、別れといえば、送別会である。
先日、院内某科の送別会に参加した。会では、いろいろな人と話ができ、大変楽しく過ごさせてもらった。
終わったのも21時をちょっと回ったあたり。病院の近くだったので、いつもの35分ほどの道を歩いて駅へ向かった。
気がついたら、ベンチに向こうずねをぶつけてた。危ない。歩きながら寝ていたようだ。
このベンチの向こうにある道路を渡ってきたはずだ。いつもはこの道、手前で左右の安全確認をしなくてはいけないような交通量。さらにその先を曲がっていなくてはならなかったはずなのに・・・
酔って記憶が無いどころではない。酔っ払いが交通事故に遭った話を聞くが、まさか私が九死に一生を得ていたというか、死にかけていたとは。
この前も、交通事故ではないが、私の知人が酔っぱらって、脳挫傷を負って、数ヶ月入院したということがあった。
酒は身を滅ぼす。飲み過ぎて身代を潰す、というようなことだけではない。
さらに、横須賀線もしっかり逗子まで乗り過ごし、タクシー乗り場の長蛇の列にうんざりし、よった勢いで鎌倉まで一駅歩いて帰った。小坪のお化けトンネルはとても怖かった。
あーあ、酔っ払い、それにしても情けない話だ。
酒は飲んでも飲まれるな。