きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

沼のカモたち’24.11/5

2024年11月21日 | 村山地方

そろそろカモたちもそろった頃かと、村山市内の湯沢沼に行ってみた。水は少なくなっているものの、それなりにカモたちは集まっていた。とりあえず、どんなカモさんがいるか・・・と、見回してみた。マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、オオバン。こんなところかな。期待したトモエガモは見当たらず。まずは、マガモから。ほとんどの雄は頭が緑色になっていたが、中にはまだら頭の個体も見られた。換羽にも個体差があるという事。

<マガモ雄>

<マガモ雌>

<マガモのペア>

次は、ハシビロガモ。名前の由来の通り、くちばしが幅広い。英名も「Northern  Shoveler」直訳すると「北のショベラー」かな?ハシビロガモは、見ているだけで何となく楽しくなる。食事風景も面白い。大きく幅広いくちばしを水に入れながら動き回る。近くにオナガガモの雌2羽がいて、同じようにエサを採っているが、こちらはいわゆる逆立ち態勢だ。おしりをツンと水の上に出して逆立ち状態でエサを採る。こちらも見ていて楽しい。写真も撮ったが、雌だけに盗撮だと言われそうなので、不掲載。そして、ハシビロガモの羽ばたき場面も見ることができた。翼鏡のグリーンがとっても綺麗だ。

<ハシビロガモ雄>

<ハシビロガモ雌>

<雄の羽ばたき>

次は、やや距離のある中央付近にいたキンクロハジロ。こちらは集団になってまったりしたり、泳いだりしていた。

<キンクロハジロ>

最後は、オオバン。数は多くなかったが、結構近くまで来てくれるので、存在感はバッチリだ。

<オオバン>

カモの種類も数もまだまだ少ない状況だったが、ハシビロガモをメインにして、楽しく観察撮影することができた。少し日数を置いて、また来てみたい。

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秋の飛島Ⅱ’24.10/12

2024年11月16日 | 飛島

飛島2日目。朝ご飯前の早朝探鳥は、学校グラウンドからヘリポートまで行ってみた。でも、昨日同様ほとんど鳥影なし。ヘリポート脇の小道にビンズイがいた。あとは全然だった。

<ビンズイ>

仕方なく学校裏のところへ。ここは、昨日からムシクイなどが結構よく出てくれる。この時も、それなりには出てくれたが、何せ動きが早すぎる。しかも、薄暗くシャッタースピードが上がらない。ほとんど壊滅状態だった。ベンチに座っていると、上空をハヤブサが飛んでいた。何とか証拠写真は撮ることができた。

<ハヤブサ>

朝食後、荷物を預けて、いざ探鳥へ。本日帰るが、船は1便で、午後1時半過ぎくらいの出航だ。なので、鳥見は、半日程度かな。今回は、定期船乗り場の方から上に上がり、1の畑、2の畑へと向かった。ここでは、メジロが柿の木に集まっていた。メジロでも、居てくれただけでうれしい。

<メジロ>

近くにいた方が「ジョウビタキが居る。」と言ったので、周囲を探すと、竹竿の上にとまっていた。急いでカメラを向けたが、すぐに飛んでしまった。証拠写真程度しか撮れなかった。

しばらくジョウビタキを探したが、あとは出てくれなかった。うろうろしていると、空をハヤブサのような鳥が飛んでいるのを見つけた。確認すると、チゴハヤブサだった。しばらく旋回していたが、林の向こうに消えて行った。

<ジョウビタキ雄、チゴハヤブサ>

ごどいも畑には、今日もノビタキが健在だった。ただ、昨日は雌だったが、今日は雄に交代していた。昨夜から複数のノビタキが入ってきたようだ。ここはノビタキに相手してもらって、のんびり、じっくり観察撮影することができた。

<ノビタキ>

あまり時間が無いので、次は鼻戸崎の方に移動して、あづまやで昼食をとった。途中、ツグミを見つけたが、飛ばれてしまい写真は撮れなかった。最後は、学校に行って、ここで時間調整をすることに。最後に相手してくれたのは、やっぱりメボソムシクイだった。ベンチに座っていると、目の前の畑にやってきて、野菜に付いている青虫を捕って食べている。しばらく見ていると、今度は、すぐ近くにやってきた。距離にして1、2mといったところか。何とめんこいメボソちゃん。最後の最後に幸せな鳥見ができて良かった。

<メボソムシクイ>

今回は、1泊2日の探鳥だったが、それにしても鳥さんが居なかった。種類も数も。来年はどうかなぁ。来年に期待するしかないなぁ。

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秋の飛島Ⅰ’24.10/11

2024年11月10日 | 飛島

10月に入り、秋の渡りシーズンとなった。しかし、今年はMLBのポストシーズン中継にハマってしまい、連日大谷翔平のドジャースを応援していた。そして、応援が効いたのか、何とワールドシリーズに進出し、結果、優勝してしまった。すごーい!ドジャースに移籍してその年に優勝してしまうなんて。今年は、大谷くんのおかげでずいぶんとメジャーリーグの試合を見せてもらい、最高に楽しかった。来年は、ケガに気をつけて一年間二刀流の姿を見せてほしい。

さて、そんな野球TV観戦漬けの中、何とか時間を作り、飛島に行ってきた。10/11,12と今回は1泊2日の短期決戦だ。今年は自前の自転車を飛島に持ち込んで、Myチャリでの探鳥三昧だ。・・・と、意気込んで行ってはみたが、鳥がいない!今回一番たくさん撮ったのはムシクイ類だった。ムシクイ類は動きが素早くてなかなか撮らせてもらえないが、今回は、結構たくさん撮ることができた。そんな訳で、今回の飛島探鳥の記事は、一日ごとにムシクイ類と他に見られた鳥さんを載せて行こうと思う。

一日目のコースとしては、まずはどこにどんな鳥さんがいるか分からないので、割とまんべんなく見て回る感じで行った。学校グラウンドでは、桜の木の所でムシクイ類が忙しなく動き回っていた。そこから上のヘリポートに行ったが、ここでは全く鳥さんが見当たらず・・・だった。なので、すぐに移動。法木の畑、山のグラウンドにも何もいない。ごどイモ畑でやっと鳥さん発見。ノビタキだった。いつもならあまりじっくり撮ることもないのだが、こう鳥さんがいなくては、ノビタキは貴重な鳥さんだ。

<ノビタキ>

隣の2の畑の方に歩いて行くと、道路脇にムシクイ類を発見。ちょこちょこ動き回るが、結構近かったので、根気強く粘ってみた。普段ムシクイ類を観るのは木の上の方を見上げながらになるので、こんな風に地面に降りたムシクイ類を観ることはほぼほぼ無い。これもやっぱり飛島ならではだ。ただ、ムシクイ類の識別は難しい。センダイムシクイは頭の頭央線と下嘴の橙黄色を確認できれば間違いないが、メボソムシクイやオオムシクイ、エゾムシクイとなるとなかなか厳しい。という事で、ここでは、あまり識別に力点を置かずに一応「ムシクイ類」としておおらかに扱う事にしよう。

<ムシクイ類> これはメボソムシクイでしょう。

近くの木に動く鳥影が・・・。急いで確認すると、カシラダカだった。

<カシラダカ>

ここから自転車でヘリポートに戻った。何も居なかったが、脇の小道にビンズイを見つけた。

<ビンズイ>

そして、最後は学校裏グラウンドに戻った。ここも特段これはという鳥さんは見当たらなかった。東側の桜の木の所に行くと、何やら小さい鳥さんたちが出たり入ったりしている。ムシクイ類というのはわかるが、何だかよくわからない。とにかく連写、連写だ。同定は宿に帰ってからということで・・・。

<ムシクイ類> たぶん、これもメボソかと・・・。

立ちっぱなしでの観察撮影で足が疲れてしまったので、ベンチの所に行って座っていると、目の前の畑の中に、またまたムシクイ類を発見。白菜(?)についている青虫をねらっているよう。捕まえて食べているところも観察することができた。長い青虫を咥えたまま地面にたたきつけたり、振ったりしながら食べやすくしているみたいだ。

<ムシクイ類> これもメボソでしょう、・・・たぶん。

こんな感じで最後はムシクイ類に楽しませてもらった。宿に戻り、お楽しみの夕食後、早目に布団に入った。

【この日出会った鳥たち】ノビタキ、ビンズイ、カシラダカ、メボソムシクイ他

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秋ノビタキ’24.10/2

2024年11月02日 | お散歩日記

9月に入ると、朝だいぶ涼しくなり、中断していた朝のウォーキングを再開した。11月には一日ドックが入っているので、気合いを入れてスリム化を目指すことに。だいぶ稲穂の色も濃くなり、稲刈り間近といった感じに。稲刈りが始まった9月下旬、田んぼの様子を見ながら歩いていると、中ほどに畦道のパイプの上にとまる小鳥を発見。あいにく双眼鏡は持っていなかったので、確認するのは難しかった。ただ、飛び出してはまた戻る行動が数回見られ、スズメではないことはわかった。何となくノビタキのように見える。でも、この周辺で秋にノビタキを観たことがない。春は、4月上旬ごろノビタキを毎年確認できている。でも、秋は見たことがない。きっと春と秋では通過するルートが違うのだろう・・・と、これまで思って来た。これは、是非とも確認せねば・・・。急いで自宅に戻り、双眼鏡を持ってきた。早速確認すると、間違いなくノビタキだった。しかも、3羽確認することができた。さらに、次の日には、4羽に増えていた。

<ノビタキ>

ノビタキを見つけてからは、朝のウォーキングとは別に、毎日双眼鏡とカメラを持って撮影に行ったが、田んぼの中ほどの所にばかり居て、なかなか近くに来てくれず、歯がゆい思いが続いた。そして、この日も、いつも通り機材を持って道路脇にスタンバイしていたが、しばらくすると、1羽が田んぼの向こうの住宅地の方に飛んだ。これは近いぞ。急いで自転車で移動。

探すと、電線の上に雄がとまっていた。数枚撮ったところで、下に降りた。そこは、コスモスの咲く畑だった。ついに念願の「コスノビ」(コスモスにノビタキ)を撮ることに成功。しかも、近いのなんの。思う存分撮りまくった。そのうち、雌タイプもやってきた。

<ノビタキ>

散歩コースで秋ノビタキを観たのは初めてだ。今秋だけなのか。以前から秋も通過していたのか。自分が気づいていなかっただけなのか。これは、来年の秋も確認しなければ。それにしても、久しぶりに心躍る鳥見だった。

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秋の蔵王’24.10/1

2024年10月28日 | 蔵王・その他高山

これまで、秋の蔵王に行ったことが無かった。10月に入り、紅葉はどうなっているかなぁ。イワヒバリやカヤクグリはどうしているんだろう。まだ会えるかなぁ。などなど、確かめたいことがいっぱいあった。御釜の駐車場に着いたのは早朝6時過ぎくらいだった。まずは、駐車場のところから景色を見て行こう。少しずつ色付いてきている感じだ。双眼鏡で観ると、赤い実がとっても綺麗に見える。・・・と、早速そこにヤマガラ登場。なかなか動きが速くてしっかり撮れなかったが、赤い実と小鳥と、ん~なかなかいい感じ。などと思っていたら、ヤマガラが飛び去ってしまった。

<ヤマガラ>

でも、その赤い実のなる木に別の鳥さんが・・・。何と、カヤクグリではありませんか。これは、出足好調というやつだな。カヤクグリも忙しそうだったが、何とか数カット撮ることができた。

<カヤクグリ>

あとは、イワヒバリが出てくれれば言う事なし。しかし、秋の御釜を堪能しながら歩いたが、イワヒバリは出てくれなかった。それでも、秋の気配を十分に感じることができて楽しかった。

<御釜>

<秋の植物>

来年も来てみたい。

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