きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

秋ノビタキ’24.10/2

2024年11月02日 | お散歩日記

9月に入ると、朝だいぶ涼しくなり、中断していた朝のウォーキングを再開した。11月には一日ドックが入っているので、気合いを入れてスリム化を目指すことに。だいぶ稲穂の色も濃くなり、稲刈り間近といった感じに。稲刈りが始まった9月下旬、田んぼの様子を見ながら歩いていると、中ほどに畦道のパイプの上にとまる小鳥を発見。あいにく双眼鏡は持っていなかったので、確認するのは難しかった。ただ、飛び出してはまた戻る行動が数回見られ、スズメではないことはわかった。何となくノビタキのように見える。でも、この周辺で秋にノビタキを観たことがない。春は、4月上旬ごろノビタキを毎年確認できている。でも、秋は見たことがない。きっと春と秋では通過するルートが違うのだろう・・・と、これまで思って来た。これは、是非とも確認せねば・・・。急いで自宅に戻り、双眼鏡を持ってきた。早速確認すると、間違いなくノビタキだった。しかも、3羽確認することができた。さらに、次の日には、4羽に増えていた。

<ノビタキ>

ノビタキを見つけてからは、朝のウォーキングとは別に、毎日双眼鏡とカメラを持って撮影に行ったが、田んぼの中ほどの所にばかり居て、なかなか近くに来てくれず、歯がゆい思いが続いた。そして、この日も、いつも通り機材を持って道路脇にスタンバイしていたが、しばらくすると、1羽が田んぼの向こうの住宅地の方に飛んだ。これは近いぞ。急いで自転車で移動。

探すと、電線の上に雄がとまっていた。数枚撮ったところで、下に降りた。そこは、コスモスの咲く畑だった。ついに念願の「コスノビ」(コスモスにノビタキ)を撮ることに成功。しかも、近いのなんの。思う存分撮りまくった。そのうち、雌タイプもやってきた。

<ノビタキ>

散歩コースで秋ノビタキを観たのは初めてだ。今秋だけなのか。以前から秋も通過していたのか。自分が気づいていなかっただけなのか。これは、来年の秋も確認しなければ。それにしても、久しぶりに心躍る鳥見だった。

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秋の蔵王’24.10/1

2024年10月28日 | 蔵王・その他高山

これまで、秋の蔵王に行ったことが無かった。10月に入り、紅葉はどうなっているかなぁ。イワヒバリやカヤクグリはどうしているんだろう。まだ会えるかなぁ。などなど、確かめたいことがいっぱいあった。御釜の駐車場に着いたのは早朝6時過ぎくらいだった。まずは、駐車場のところから景色を見て行こう。少しずつ色付いてきている感じだ。双眼鏡で観ると、赤い実がとっても綺麗に見える。・・・と、早速そこにヤマガラ登場。なかなか動きが速くてしっかり撮れなかったが、赤い実と小鳥と、ん~なかなかいい感じ。などと思っていたら、ヤマガラが飛び去ってしまった。

<ヤマガラ>

でも、その赤い実のなる木に別の鳥さんが・・・。何と、カヤクグリではありませんか。これは、出足好調というやつだな。カヤクグリも忙しそうだったが、何とか数カット撮ることができた。

<カヤクグリ>

あとは、イワヒバリが出てくれれば言う事なし。しかし、秋の御釜を堪能しながら歩いたが、イワヒバリは出てくれなかった。それでも、秋の気配を十分に感じることができて楽しかった。

<御釜>

<秋の植物>

来年も来てみたい。

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カワセミ’24.9/27

2024年10月24日 | 霞城公園

秋の渡りの小鳥たちとの出会いを求めて、いつもの街中公園。鳥友人と一緒に探鳥。今シーズンはコサメビタキくらいしか出会えていない。キビタキに会いたい。サンコウチョウにも是非会いたい。トケン類にも・・・と、いつも期待に胸を膨らませて探すのだが、今秋は全く出会えていない。そして、結局本日も出会えず。そんな中、出ずっぱりでサービスしてくれたのが、カワセミくんだった。水面の逆光で写真的には難しかったが、小魚をゲットした場面なども観察することができ、十分に楽しませてもらった。デジタルズームで大きく撮ってみたが、やはり画像が荒くなってしまう。これもまぁ、参考までにということで・・・。あとは、この時期咲いているヒガンバナ。お堀の周りの散策道が整備されたのは良いが、そのために土手の際まで行くことができなくなり、斜面に咲くヒガンバナを思うように撮れなくなったのは少し残念だ。

<カワセミ>

<ヒガンバナ>

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秋のタカの渡り観察③’24.9/24

2024年10月19日 | タカの渡り観察

鳥海山での秋のタカの渡り観察3回目。朝の8時頃から昼過ぎの13時頃まで観察した。着いて早々に谷の下の方から出てきて、旋回しながら上昇し、山頂の方に飛んで行った個体。逆光もあり、黒い鳥という感じで始めはイヌワシと思い込んでしまった。しかし、家のパソコンで確認すると、ハチクマだった。現場で居合わせた方には「イヌワシ出ましたよ。」と言ってしまったが、大変申し訳ありませんでした。自分の願望が入ってしまい、イヌワシに見えてしまったようだ。いかん、いかん。先入観なしで観ないとなぁ。・・・で、この日観察できたのは、

以下の通り。

観察時間帯: 8:00~13:00  天候:晴れ  風:2,3mくらい

◆ツミ 16羽  8時半過ぎ、8羽のツミが鷹柱をつくった。この時、何と言う事か、自分は諸事情(笑)により観られず・・・残念。9時半頃には、3羽が飛んだ。これはしっかり観察できた。

◆ノスリ 4羽 ノスリの写真は載せられるようなものが撮れなかった。 

◆ハチクマ 3羽(イヌワシと見間違えた個体を含めて)3羽とも、旋回しながら谷の方に飛んできて、山頂方面に飛んで行った。

本日は、あわせて23羽のタカが飛んでくれて、退屈しないタカ見となった。今年のタカの渡り観察はこれで終了となった。また来年、良い出会いがあるといいなぁ

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シギチ祭り2024秋’24.9/17

2024年10月15日 | シギチ日記

一か月ほど前蒲生に行ったが、その時見たシギチは、アオアシシギとキアシシギのたった2種だけだった。これでは、まったく物足りない。不完全燃焼だ。という訳で、9月の半ば、シギチの秋の渡り真っ只中を期待して、2回目の蒲生訪問だ。蒲生に着いたのは朝の6時過ぎくらいだった。まずは、堤防の上を歩いて奥の方に行ってみた。前回、アオアシシギとササゴイがいたところだ。本日居たのは、アオアシシギとソリハシシギ、そしてアカアシシギの3羽だった。ソリハシシギは久しぶりだし、アカアシシギは相変わらず足のオレンジがとってもきれいだった。これは、スタートからいい感じだ。

<アオアシシギ>

<ソリハシシギ>

<アカアシシギ>

次は、土手から下の干潟に降りてみた。ここでは、やや遠いもののチュウシャクシギ2羽を確認できた。

<チュウシャクシギ>

チュウシャクシギを見ていると、そこに大きなシギが飛んできた。ダイシャクかホウロクか?ポイントは、下腹~下尾筒の違い。ダイシャクシギは、無斑で白い。ホウロクシギは、下面全体に褐色味があり、下尾筒にも斑がある。ということで、これはホウロクシギだった。チュウシャクシギと並ぶと、大きさがハンパないことがわかる。

<ホウロクシギ>

ホウロクシギを見ていると、今度はそこにキアシシギが登場。こう次々と現れてくれると嬉しいの一言。

<キアシシギ>

2時間ほど経ち、大体シギが出尽くしたようなので、ここから一旦大沼、赤沼に行ってみることに。大沼では特にこれといった鳥さんが居なかったので、すぐ赤沼の方に移動。ここで、沼の脇の田んぼで鳥撮りしている人がいた。何かいるのかな?車をとめ、ゆっくり歩いて行くと、近くの道路脇に1羽のシギが飛んできた。胸から腹が白いきれいなシギだ。頭が赤茶色で、ウズラシギかヒバリシギかと思った。その場では判別がつかず、家で画像と図鑑を見比べてチェック。上面の色合い等からヒバリシギと判断した。もしかすると第1回冬羽かもしれない。

<ヒバリシギ>

田んぼの脇でシギの出を待っていると、草むらの中にタシギを見つけた。やや遠く写真は無理だったが、確認はできた。次は、沼の方を見ていくと、イソシギが2羽鳴きながら飛び回っていた。そして、沼の中ほどには、お休み中のセイタカシギが・・・。目覚めるのを待っていたが、いつまでたってもお目覚めの気配がなく、諦めて、移動することに。

<イソシギ・セイタカシギ>

大沼近くの田んぼに小さな鳥たちの群れを発見。道路脇に車をとめ、双眼鏡で確認すると、トウネンの群れだった。トウネンを観察する時は、お尻の上げ具合をチェックして、ヨウロッパトウネンが入っていないかチェックしている。残念ながら今回も見当たらず・・・。

<トウネン>

最後にもう一度蒲生干潟に行ってみた。導流堤を渡って、砂浜の方を歩いて行くと、シギを発見。3羽いたが、大きさが少しずつ違っている。一番大きいのがオバシギだった。オバシギは、昨年秋も出会ったが、あまり出会う機会が無いので素直にうれしかった。

<オバシギ>

一番小さかったのはトウネンだった。そして、ちょうど中くらいのシギは、はじめ名前が出てこなかったが、くちばしが微妙に下に沿っているのと、胸に細かな斑点が見られたので、ハマシギと分かった。トウネンとハマシギが1羽ずつ一緒にいるのが意外だった。どちらも群れでいるイメージがあるので・・・。

<ハマシギ>

という訳で、この日は何と何と、13種のシギに出会うことができ、まさに「シギチ祭り」の大盛況ぶりだった。まあ、チドリは見つけられなかったけど・・・ネ。

【出会ったシギたち】 アオアシシギ、ソリハシシギ、アカアシシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、ホウロクシギ、イソシギ、ヒバリシギ、セイタカシギ、トウネン、ハマシギ、オバシギ、タシギ  13種

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