きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

梅の花と鳥1’25.3/25

2025年04月08日 | 霞城公園

ネット上に「梅ジロー」の画像がたくさん上がるようになってきた。こちらでも、そろそろ梅の花が咲く頃と思い、まずは様子見に霞城公園に行ってみた。園内の山形市郷土館脇の梅林に行ってみた。白い梅の花と紅梅が咲き始めていた。満開にはもう少し日にちがかかりそうだが、これならきっとメジロが香りにつられて飛んで来るに違いない。

<梅の花>

メジロが来る前に、一通り梅林を歩き回り、絵的に良さそうなところを探した。いくつかポイントを絞って、そこを中心にメジロを待つことに。しかし、全然メジロの声がしない。1時間ほど待ったが、全く来る気配がない。

メジロは来ないが、シジュウカラは時々やってくる。こちらは、梅の花には全く興味がなく、もっぱら草や木の実、虫などを探している。まあ、いわば「花より団子」ですね。ついでに、ツグミも撮れたので一緒に。

<シジュウカラ、ツグミ>

今日は、下見ということで来てみたが、すでに梅の花は5分咲きといった感じだった。あとはメジロが来てくれればいう事なしだったが・・・。次回に期待しよう。

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チョウゲンボウ観察Ⅰ’25.3/13

2025年04月03日 | チョウゲンボウ観察

そろそろ猛禽類の繁殖時期に入る頃。今年もチョウゲンボウの繁殖を観察したい。昨年は一番観察しやすい樹洞のペアが繁殖に失敗したので、今年こそ何とか成功してほしいものだ。例年ならそろそろ繁殖場所にやってくる頃なので、まずは様子見ということで行ってみた。車から降りて、機材の準備をしながら声が聞こえないか耳を澄ませたが、聞こえなかった。とまっていそうな枝を確認していくと、雄1羽を見つけた。そして、少し離れた所にもう1羽確認できた。しばらくすると、1羽が飛び出していった。エサを捕りに行ったようだ。戻ってくるまでの間、木々を飛び回るムクドリに相手してもらった。こちらも繁殖期を迎えている。ペア仲良く枝先に並ぶ様子が見られた。こちらは、太い幹の上に仲良く並ぶペア。

<ムクドリ>

そうこうしているうちに、チョウゲンボウが戻ってきた。電柱の上にとまり、鳴いている。雌を呼んでいるのだろう。足にはがっしり掴まれたモグラが見える。場所を移動しながら、雌が来るのを待っているようだ。自分も雌の登場を待ったが、残念ながら見つけられず。雌は、最後の最後、枝どまりのところを確認することができた。なので、エサ渡しの場面は観察することができなかった。

<チョウゲンボウのとまり物>

雄は、モグラを掴んだまま樹洞に入り、雌を呼んでいた。今回は、雄が枝から飛び出す場面をプロキャプチャー機能で撮ってみた。反射神経の鈍い自分のために開発してくれた(と思ってしまう)ほどの優れモノだ。こんな画像、自分の力だけでは絶対無理でしょう。

<飛び出し>

チョウゲンボウが飛び去って、時間を持て余していると、上空では、ノスリの求愛行動が展開されていた。雄と雌が絡み合うようにして飛びあっていた。

<ノスリの求愛行動>

今日の観察では、チョウゲンボウは2ペア確認できた。これからさらに増えていくのかどうか。

また訪れて確認してみたい。

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寒河江市内'25.3/12

2025年03月31日 | 村山地方

3日ぶりのカヌー練習場。こちらの名称は「グリバーさがえ」。前回のオジロワシとトモエガモにもう一回会いたい!あの感動をもう一度!・・・という訳で、この日、懲りもせずにやってきた。前回同様オナガガモばっかし。その中で、何とかトモエガモ1羽を見つけた。ただ、今回は、プールの真ん中に居るので、写真的には遠い。前回たっぷり撮らせてもらったので、今回は、観察のみに。まずは、これでもかと言うくらい居るオナガガモを証拠写真ということでパチリ。

<オナガガモ>

カモつながりで、次は、マガモ。こちらは、プールではなく、近くを流れる最上川で泳ぐ・・・というより「流れるマガモ」。

<マガモ>

次は、河畔で出会ったツグミくん(雄かどうかは知らんけど)。タイミングが悪く、1カットで飛ばれてしまった。

<ツグミ>

飛ぶと言えば、時折「コー、コー。」と鳴きながら飛んでいくコハクチョウを見つけた。北帰行の真っ只中と言ったところか。

<コハクチョウ>

そして、最後は、ヒバリ。駐車場に車をとめ、外に出て一番に気付いたのが、ヒバリのさえずりだった。まだ、あちらこちらに雪が残っており、3月の中旬だというのに、もうヒバリが鳴いているとは、ビックリだった。雪の上のヒバリもなかなか見られない風景だ。

<ヒバリ>

今日は、オジロワシには出会えなかったが、一応トモエガモは確認できたし、ヒバリのさえずり飛翔も観察することができたので良かった。

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早春の霞城公園’25.3/11

2025年03月25日 | 霞城公園

3月に入り、春の訪れを感じるようになってきた。これは、街中の公園でも何かすごい鳥さんが出るかもしれない。2年ほど前は、ベニヒワの群れが出てくれた。あの感動をまた味わいたい・・・という事で、天気の良いこの日、いつもの街中公園に行ってきた。東大手門のところから土手に上がり、ゆっくり歩き始める。すると、シジュウカラのさえずりが聞こえてきた。やっぱり、鳥の世界にも春がやってきたようだ。カワラヒワもさかんに鳴いている。カワラヒワを観察していると、ツグミの声が聞こえた。今冬はツグミとの出会いがほとんどなく、心配していたが、移動のこの時期、やっとあちらこちらで見かけるようになった。

<さえずるシジュウカラ、エサとりカワラヒワ、ちょっと休憩ツグミ>

お堀のカモたちはだいぶ移動してしまったようで、少ししか残っていない感じだった。なので、たまにはコガモでも・・・と、証拠画像。そして、1羽だけ確認したマガモの雌。

<コガモ雄、マガモ雌>

そして、お堀でみつけたのが、このカワウ。頭が白くなっていて、すでに繁殖の準備が始まっている。天気が良いので、羽の天日干しだ。

<カワウ>

お堀の外側を歩いていると、土手の樹にコゲラを見つけた。時折上空を気にしながらエサを探しているようだ。

<コゲラ>

西門から園内に戻ると、モズが変わった鳴き声を出していた。モズは鳴き真似の得意な鳥さんだ。たぶんシジュウカラの真似だと思うが・・・。

<鳴き真似中のモズ>

再び土手の上に戻り、ゆっくり進んでいくと、アトリの声が聞こえる。声のする方を探すと、アトリ発見。数羽の小さな群れだったが、雄と雌、確認することができた。そして、弓道場近くの杉の木では、イカルを発見。同じアトリ科ということで、一緒に貼っておこう。

<アトリ雄と雌、イカル>

そして、今回じっくり観察撮影できたのが、このジョウビタキ嬢。枝の込み入ったところからなかなか出てきてくれなかったが、カメラのプロキャプチャーモードで飛び立ったところを写し撮ることができた。まだまだ不満足のレベルだが、とにかく使っていかない事には上達しないので、チャンスがあればどんどん使ってみたい。

<ジョウビタキ雌>

今日は、公園の主の鳥友人と一緒に鳥談義に花を咲かせながら、のんびり鳥見でき、楽しい時間だった。

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寒河江市内’25.3/9

2025年03月20日 | 村山地方

以前、鳥友人から「カモがびっしり居るよ。」と聞いていた。ここは、寒河江市内にあるカヌー練習場。面積が27,000平方メートルある。そこがカモたちで埋め尽くされているらしい。一度はこの目で見ておかないと・・・。という訳で、天気の良さそうなこの日、行ってみた。駐車場に車をとめ、土手の上から見たとたん・・・、絶句。凄い。凄い数のカモ。何千?万は居るか?そのくらい凄い数だ。そして、そのほとんど、99%がオナガガモだ。変わったカモが入っていないかしばらく丁寧に見回していくと、ヒドリガモを見つけた。さらに見ていくと、今度はトモエガモを発見。一気にテンションが上がった。しかも、1羽、2羽ではない。雄だけで10数羽確認できた。これは、何とか撮影したい。土手の下に下りて、できるだけ低い位置から撮るようにして、数限りなく撮ってしまった。最初の写真には、トモエガモ雄が11羽写っている。4枚目は痛そうな画像(笑)。オナガガモのくちばしがトモエガモに刺さってるぅ(笑)。最後はペア?のツーショット。

<トモエガモ>

トモエガモ撮影に満足したところで、今度は、最上川の方に移動した。以前、ここでは、同じような時期にシマアジに出会っている。また、何かいないかと見回してみた。マガモ、コガモがほとんどだったが、そんな中、トモエガモ2羽が流れてきた。「カモの川流れ」状態だった。

その様子がおもしろくて、撮影するタイミングが遅れてしまい、こちらに気付いたトモエガモが、飛び去ってしまった。残念。場所を移動していると、大きな鳥が近くの木から飛び立った。

とっさに「オジロワシだ。」と思った。全く迂闊だった。カモにばかり気をとられて、気づかなかった。絶好のチャンスを逃してしまった。幸い、オジロワシは、川向こうの大木にとまってくれた。距離は結構あるが、証拠写真は撮ることができた。そして、飛び立ったオジロワシは、途中、旋回してくれて、いろんな角度からの姿を撮らせてくれた。

<オジロワシ>

この時期は、冬鳥たちが北に帰る時期で、冬を越した場所から少しずつ移動していく。なので、この時期は、意外な場所で意外な鳥さんに出会うチャンスが巡ってきたりする。今日は、全く期待していなかったトモエガモとオジロワシに出会うことができ、最高の鳥見となった。

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