きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

大石田町田沢大堤②’24.9/16

2024年10月10日 | シギチ日記

先日行った田沢大堤に再度行ってみた。前回は、完全なる逆光で、写真的には全くダメだったので、天気を見て、もう少しましな写真を撮りたいと思い行ってみた。前回近かったアオアシシギは確認できなかった。そして、前回と同じところでエサを取っていたのが、このクサシギ。距離的にはやや遠いものの、何とか証拠写真は撮ることができた。

<クサシギ>

意外と近くにいたタシギ。4,5羽くらいの集団だった。昨年は、たしか2,30羽ほどの大きな集団でいたと思う。これからだろうか。

<タシギ>

前回見られなかったが、今回確認できたのがタカブシギ。2羽しか確認できなかったが、もしかすると、もっと居たかもしれない。

<タカブシギ>

前回サギがたくさんいたところに行ってみた。そこで見つけたのがトウネンだった。4,5羽くらいいたが、結構近くに来てくれた個体を撮った。たぶん幼鳥かなぁと思う。これから越冬地まで長旅なので、十分に栄養と休養をとって、頑張ってほしいものだ。それにしても、よくこんな小さな体で地球の北の端から南の端まで飛んで行けるものだ。

<トウネン>

今回は、前回とはまた違った種に出会うことができ、行ってよかった。

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秋のタカの渡りin鳥海山②’24.9/14

2024年10月06日 | タカの渡り観察

この日から1泊2日で、鳥海山に秋のタカの渡り観察に行った。1日目のこの日は、朝は青空で天気が良かったが、11時前くらいから雲が湧いてきて、次第に雲に覆われ、すっかり周りが真っ白になってしまった。これじゃあ、何にも見えないぞぉ。お昼過ぎの2時くらいにやっと雲がはれてきたが、すでに遅し・・・か、タカは全然出てくれなかった。2日目は、午前中タカ見の計画だったが、朝から天候が悪く、時折激しい雨降りとなってしまった。結果、タカが出てくれたのは、1日目の朝のうちだけだった。まずは、ツミ。やや遠かったが、だんだん近くまで来てくれたので、何とか数枚撮ることができた。虹彩が黄色なので、雌だ。

<ツミ>

次は、曇り空の中を飛んでくれたハチクマ。虹彩が黄色っぽいので雌の成鳥と思われる。だいぶ尾羽が擦れている。幼鳥かとも思ったが、この尾羽を見て成鳥と判断した。

<ハチクマ>

今回は天候に恵まれず、かなり残念だった。ちなみに、この2日後、タカが次々現れ、切れ目なく次々と渡っていく様子が観察できたとの事。(鳥友人からの羨ましい情報。) やはり、タイミングだよなぁ。次回に期待しよう。

今回の写真は、300mmF4に2倍のテレコンを付けての撮影。35mm判換算で1,200mmの画角。

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大石田町田沢大堤①’24.9/13

2024年10月01日 | シギチ日記

鳥友人から情報をいただき、田沢大堤に行った。沼の水がだいぶ引いて、いろいろなシギが来ているらしい。山形県内、その中でも村山地方では、シギチの観察できるポイントは非常に少ない。その中で、数種類のシギが観察できるというのは非常にラッキーだ。駐車場に車をとめ、まずは沼全体の様子をチェック。たしかにだいぶ水が引いている。パッと見、まず目に入ったのはたくさんのサギたちだ。とりあえず、ダイサギをペタン。

<ダイサギ>

堤の周囲は散策道があるが、草木が大きく伸び、生い茂る草木の隙間から沼の様子を見て行った。すると、すぐ近くの場所からバタバタとカモたちが飛び立ち、その中にシギの声が混じっている。警戒心が強く、少しでも体が見えると飛び去ってしまう。これは、なかなか手ごわいぞ。しかも、沼の向こう側に朝日が出て、もろに逆光で撮影にはとっても厳しい状況だ。なるべく逆光を避け、順光で見られる位置を探すと、沼の中央に位置する「島」が一番よさそうだったので、そちらに移動した。そこから探すと、まず、遠くにツルシギとエリマキシギを発見。

なかなか近くには来てくれなかったが、一応証拠写真は撮ることができた。

<ツルシギ>

<エリマキシギ>

しばらくすると、近くにアオアシシギが2羽飛んできた。生い茂る草木に身を隠しながら観察撮影させてもらった。一本足で休んだり、頭を掻いたりする様子を観察することができた。

<アオアシシギ>

沼の端っこには、イソシギ クサシギがいた。忙しそうにエサ取りしていたが、カエルを見つけてちょっかいを出そうとしたのか、カエルが飛び跳ね、それに驚くイソシギ クサシギの様子が面白かった。

イソシギ> ⇒ クサシギでした。訂正します。

そろそろ引き上げようと桟橋を歩いていると、なんと、カワセミが飛んできて、すぐ近くにとまった。草が高く伸びているので、こちらの存在に気が付いていないのか?せっかくなので、

じっと身を潜めて、草の間から数枚撮らせてもらった。貼った写真はすべてノートリです。

<カワセミ>

朝日が眩しく、逆光の中の観察撮影は厳しかったが、数種類のシギを観察することができてよかった。今度来るときは、時間帯や観察場所をよく考えないといけないなぁ・・・。

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霞城公園③’24.9/11

2024年09月25日 | 霞城公園

9月も中旬に入った。そろそろ秋の渡りも本格化するのでは・・・と期待し、街中の公園3回目。本日も鳥友人と一緒に。東大手門脇から土手に上がり、散策スタート。最初に出会ったのがこれ。何だか分からない。ヒタキ科と思われるが、当てはまる種名が出てこない。上面の羽の色が灰色で、下面の腹と喉のあたりが赤褐色になっている。やや逆光ぎみなので、光の加減もあるかもしれない。さらに違う角度で撮れればよかったのだが、この後見失ってしまった。残念。

<種名のわからない鳥さん>

その近くで、コサメビタキを見つけた。こちらも動きが速く、なかなか撮らせてもらえず、やっと2,3枚撮れた程度。次回に期待だなぁ。

<コサメビタキ>

〇〇櫓の所で、小舟に乗ったアオサギを発見。こちらは全く動かないので、普通に1,200mm(35mm判換算)で撮った後、2倍のデジタルズームで撮ってみた。アオサギは、もう一ヵ所にも居て、こちらはエサ獲りに励んでいた。でも、獲れたのは小さな小さな小魚。これで腹いっぱいになるのぉ?という感じだ。

<アオサギ>

時々お堀もチェックしながら歩いていると、カルガモが少しずつ増えてきている感じだった。そして、この日、コガモを確認した。この時期の雄は雌に似ているので識別に注意が必要だ。上面が黒っぽいことや、眼より上が暗色のことから雄のエクリプスかと思われる。

<コガモ>

そして、最後に出会ったのは、コゲラくん。あまり鳥さんが出ない時ほどコゲラくんは有難い。せっせと木をつついてエサ探しに忙しい。

<コゲラ>

本日3回目はこんな感じで、あまり成果らしい成果はなかったが、まぁ、継続して観察していくことで良い出会いもあるでしょう。では、また。

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タカの渡り観察①’24.9/9

2024年09月20日 | タカの渡り観察

秋のタカの渡りが始まっている。「タカの渡りネットワーク」を確認すると、少しずつ渡るタカの数が増えてきている。これは楽しみだ。という事で、この日、今シーズン1回目のタカの渡り観察に。観察場所は、今年も鳥海山。自宅から車で約3時間かかる。夜明け前の3時半に出発し、着いたのが6時半頃だった。天気はズバリ晴れ。日本海に浮かぶ飛島も綺麗に見える。これでタカがばんばん飛んでくれたら最高だ。観察結果は、以下の通り。

【観察記録】

観察時間 6:45~13:00  天候:晴れ 風:風速2,3m/s

<ハヤブサ成鳥1羽>

◇9時半頃、西側の日本海の方から飛んできた。旋回しながら山の方に飛び去った。渡りではないが、獲物を探しながらの移動かと思われる。

<サシバ幼鳥2羽>

◇10時10分頃、サシバが2羽飛んだ。双眼鏡で確認したが、サシバとは判別できなかったが、撮った画像からサシバの幼鳥と分かった。サシバの撮影に気を取られていて、その近くをイヌワシが飛んだことに気付くのが遅れ、気づいたときには、イヌワシの後ろ姿だった。悔しい―!。イヌワシの後ろ姿は最後に。

<ノスリ3羽>

◇10時過ぎ、ノスリ2羽が登場。にかほ高原の方から飛んできて、渓谷を通って山頂の方に飛んで行った。さらに、11時30分、ノスリ1羽が同じように渓谷を通り山頂の方に飛んでった。

<ハチクマ1羽>

◇10時50分頃、山の上空を飛ぶタカを発見。証拠画像を拡大してみると、ハチクマのよう。どこから飛んできたのか分からなかったが、おそらく、山の上の方を飛んできたのではないかと思われる。

最後に、気づくのが遅くなってしまった後姿のイヌワシです。

<イヌワシ後ろ姿>

<感想>

*ハヤブサを間近に見ることができラッキーだった。まあ、渡りではないけど・・・。

*渡りのタカは6羽と少なめだったが、サシバ、ノスリ、ハチクマと一応まんべんなく観察できたので良かった。

*撮影に使用したレンズは140-400mmのズームレンズだったが、飛ぶタカをファインダーに入れるのが難しかった。やはり照準器を使った方がスムーズだなぁと思った。

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