きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

霞城公園'25.1/12

2025年01月17日 | お散歩日記

先日、霞城公園で新春探鳥会があり、カワセミやトラツグミに出会うことができた。霞城公園でトラツグミを観たのは何年ぶりだろう。そのくらい久しぶりだった。残念ながらこの日はカメラを携行していなかったので、撮ることができなかった。そういう時に限って絶好のシャッターチャンスが訪れるもので、参加者の皆さんがパチパチ撮るところをただひたすら指をくわえて見ているしかなかった。これは、何とか自分もカワセミとトラツグミを撮りたい。・・・で、今年の鳥見始めに行ったのだが、残念ながら出会えず・・・だった。なので、今回、リベンジという事で、再び霞城公園へ。

前々日あたりに降った雪がいくらか積もっていたが、いくらかという程度だ。ただ、お堀の水はあちらこちらで凍結していた。全面凍結は困るが、部分的には鳥見的には良いかも。カモやカワセミを探しやすくなるので。今回は、まず、南門からスタート。ここは、カワセミポイントだ。探したが見つけられず。しばらく探していると、カワセミ撮影らしき人を発見。その人がレンズを向けている方向を探すと、・・・居ました。結構近いぞ。石垣のところにとまっていた。まずは、幸先よくカワセミをゲット。

<カワセミ>

飛び去ったところで、土手上の散策道を歩きながら鳥さん探し。先日いたオカヨシガモを探したが見あたらず。代わりに見つけたのが、このオナガガモ。普通に見られるカモさんだが、ここ霞城公園では珍しいカモ。ということで、一応証拠写真をパチリ。雄が5羽、雌が2羽確認できた。

<オナガガモ>

水辺の方はこれくらいにして、園内の草むら等をチェック。最初に見つけたのがジョウビタキ雌。良い感じの所にとまってくれたが、ここで思わぬ敵が・・・。この辺りをテリトリーにしているモズ。ちょっかいを出してはジョウビタキを追い回し、結局どこかに行ってしまった。

全く、困ったモズだ。まあ、彼は彼なりに自分の餌場を守ろうとしているだけだろうが・・・。

ジョウビタキが居なくなって、代役で撮らせてくれたキジバトも。

<ジョウビタキ、キジバト>

林の中をうろついていると、キツツキの声がした。声のした方を探すと、アカゲラを発見。雌だった。一面白い雪景色の中でアカゲラの下腹の赤を観ると、いつも以上に綺麗に見える。

<アカゲラ>

そろそろ鳥見も終了かと思い始めた頃、ヒヨドリ大の鳥が大きい樹の中に飛び込むのが見えた。

双眼鏡で確かめると、何と、トラツグミだった。先日の探鳥会で出会った個体だろう。やっと撮ることができた。そして、時折地面に下りて、餌を捕る場面も観察することができた。霞城公園でトラツグミを撮ったのは数年ぶりだ。

<トラツグミ>

今日は、カワセミにもトラツグミにも出会うことができ、久しぶりに充実の鳥見撮影となった。

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2025年鳥見始め’25.1/6

2025年01月12日 | 霞城公園

2025年.本年も素敵な出会いがありますように・・・。という事で、今年の鳥見スタートは、山形市郊外の悠創の丘で。できれば、昨年末出会ったクロジにもう一度会いたい。それから、あわよくばトラツグミにも。こんな欲張りな願いは叶うはずもなく、「二兎追うもの、一兎をも得ず」の通り、きれいさっぱり何も出てくれなかった。やっと証拠写真で撮れたのは、ピンボケのシロハラと葉っぱに隠れたシジュウカラのみ。

<シロハラ、シジュウカラ>

ここは、潔く諦めて、霞城公園に移動することにした。これで、少しは鳥運が上がったのか、お堀にオカヨシガモを発見。事前に情報はもらっていたが、もういなくなっているかと諦めていた。まずは、お堀の土手の上から観察撮影していたが、横から撮れるようにお堀の外側に移動した。横から見ると、首の模様が何とも純日本風というか、和風好みにはたまらないカモさんだ。

<オカヨシガモ>

2025年最初の鳥撮りは、じっくり撮れたという事で、オカヨシガモにしましょう。

今年も素敵な鳥さんにたくさん出会えますように・・・。

 

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舞鶴山 ’24.12/30

2025年01月05日 | 村山地方

少々遅くなりましたが・・・、皆様、明けましておめでとうございます。昨年に引き続き、今年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、2024年もあと2日となったこの日、鳥撮り納めという事で、天童市内の舞鶴山に行った。ここ2,3日雪が降ったので、もしかすると下の矢場跡まで車で行けないかもしれないなぁ・・・と思い、山頂に車を置いて、歩いて矢場跡の方まで行った。すでに柿の実はなく、周辺は閑散としていた。しばらく鳥の出を待つも、全く鳥の声がしない。仕方なく、山頂まで戻って行った。全く鳥がいないので、ひたすら坂道を上っていくのは体力的にも精神的にもどっと疲れてしまった。車に戻り、車内でコーヒータイムしながら考えた。このまま帰るにはまだ昼前だし早いなぁ。どこか近くにいいところはないかなぁ。あそこは良さそうだが、車を停めるのがちょっと難儀だなぁ。あっちは結構遠いしなぁ。・・・などと考えた末、まずは、山頂周辺をさくっと歩いてみることに。すると、やっと鳥さんの声が聞こえた。エナガの声だ。相変わらず動きが速いが、何とか数カット撮ることができた。相変わらずの可愛らしさだ。

<エナガ>

エナガに続けてカラ類も登場。混群作っているから当たり前か。こちらは証拠写真程度。

<シジュウカラ、ヤマガラ>

カラ類が去ったので、また移動。今度は、下の斜面に何か動く物体発見。雪の上にいたのはアトリだった。数羽のグループで、エサを探している様子。樹の枝に飛び上がり、種のようなものを食べ始めた。結構距離的に近いが、全然警戒していない。食事に夢中のご様子だ。

<アトリ>

アトリを心行くまで堪能したところで、さらに歩を進めた。カラ類とエナガは観ることができたが、コゲラにはまだ会えていない。さっきから声はするが、なかなか姿を現してくれない。階段を上ったところで、やっとコゲラを見つけることができた。コゲラは結構撮る機会はあるが、なかなかこれは良いぞというのが撮れない。今回も、結局いつもと同じような感じかな。んー、なかなか難しいコゲラくん。でも、今回は、後頭部の赤を観ることができた。これはきっといいことがあるぞ。

<コゲラ>

上の方に上がり、見晴らし台?から天童市内の景色を眺めた。斜面の高い樹木は、景色が見えづらくなるという事で、数本、幹の途中から伐採されていた。昨年か一昨年、ここでカモシカに出会ったので、いないかチェックしながら歩いたが、いなかった。天然記念物にそう易々と会えないかぁ。さらに進むと、小鳥が飛んだ。とまったところを双眼鏡で確認すると、何と、ミヤマホオジロ雄だった。こんなところで出会えるとは。舞鶴山に鳥見に来る目的に一つが、このミヤマホオジロだ。今シーズン初めての出会いだ。これは、もしかして、コゲラの赤をゲットしたおかげかな?

<ミヤマホオジロ>

西側の方では何も出なかったが、山頂に戻ってきてからは、次々といろんな鳥さんが登場してくれて、終わってみれば、大満足の鳥撮り納めとなった。2025年は、どんな鳥さんとの出会いが待っているか、楽しみ・楽しみ。

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悠創の丘②’24.12/25

2024年12月31日 | 村山地方

悠創の丘に行った3日後、一昨日から悠創の丘にクロジが来ているという情報をいただいた。せっかくこの前行ったのに・・・。その後に出るとは・・・、何というタイミングの悪さ。愚痴っても仕方がない。ここは、行くしかないでしょう。年の瀬に「クロジ」とは、何という縁起の良さ。9時半頃に到着。早速現場に急行。顔見知りの方に聞くと、今日は未だ出ていないようだ。土手の上の方の柿の木からメジロの声が聞こえる。ずっとクロジの出てくるのを待つのも時間がもったいないので、そちらに移動して、しばらくメジロに相手してもらった。

<メジロ>

次は、エナガの登場。これもやっぱりタイミングで、タイミングが合わないと、カラ類、エナガさえも出てくれない。という訳で、出会いに感謝して、有難く撮らせてもらった。超近くまで来てくれて、まん丸エナガがとってもめんこかった。

<エナガ>

エナガの集団が去ってしまうと、急に静けさがやってくる。必死に鳥影やら鳥の声を探すがなかなか出ない。今冬は鳥が少ないとあちこちで聞くが、全くの同感だ。鳥影を探し求めてうろうろしていると、シロハラを発見。今冬はシロハラとの相性はいいようだ。昨日、一昨日と雪が降ったので、エサ探しに苦労しているのかもしれない。こういう時は、やっぱり柿の木食堂が盛況だ。

<シロハラ>

シロハラを観察撮影していると、鳥友人が登場。連絡はしていなかったので、全くの偶然だ。しばらくぶりで鳥談義をして楽しむ。そんな時、杉林の中に鳥影を見つけた。双眼鏡で確認すると、クロジだった。やっと出てくれた。でも、杉林の中はとっても暗い。かなりの枚数撮ったが、ほとんどがボケボケで、証拠写真にしかならない状態だった。話によると、クロジは10数羽居るらしい。自分が見た所では、5,6羽は確認できた。何とか、明るいところに出てくれないかと根気強く待ったが、この日は出てくれずに終了となった。

<クロジ>

クロジを待っている間に出てくれたのが、キセキレイとモズだった。どちらもほんのちょっとだけの出番だったが、まあ、退屈しのぎには良かったかも。

<キセキレイ>

<モズ>

 

という事で、今年のブログ記事の更新は、これで最後となりました。

今年もいろんな鳥さんに出会うことができました。そして、この拙いブログにご訪問くださった皆様、有難うございました。

来年は、「巳年」。という訳で、来年は「長い物には巻かれろ」をモットーに、優柔不断に・・・いや、柔軟に時の流れに身を任せつつ鳥見を楽しんでいきたいと思いますので、来年もどうぞ、よろしくお願いします。

NOBU@管理人

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悠創の丘①’24.12/21

2024年12月28日 | 村山地方

天童市の舞鶴山と同じで、雪の積もるこの時期気になっていたのが、山形市郊外の悠創の丘。ここは、蔵王の麓に位置し、夏蔵王で繁殖した鳥たちが、雪が降ると麓に下りてくるのだ。そこで、今季一回目という事で、鳥知人を誘って行ってみた。午前10時頃到着し、お昼ごろまでの半日鳥見。まずは、ルリビタキが出るというポイントに行ってみたが、全然気配なし。時間がもったいないので、ここから「どんぐり橋」の方に移動し、さらに「見晴らしの丘」へ。どんどん歩き、あっという間に駐車場に戻ってしまった。というのも、全然鳥の声がしない。鳥影なし。いったい鳥さんはどこに行ったの・・・状態。カラ類の声さえしない。これは、今日は大ハズレか?とトボトボ駐車場に戻ったが、そこで、やっとシジュウカラの声が聞こえてきた。探すと、シジュウカラ、ヤマガラを見つけた。そして、そこに、「ジュリ、ジュリ。」と、エナガの声。急いでカメラを向けたが、何しろ動きがヤバい。何とか数カットだけ撮ることができた。その中で、運よく超近くに来てくれた正面顔を撮ることができた。超かわいい。

<エナガ>

下の畑の先にある柿の木にシロハラを見つけた。だいぶ柿の実はなくなっていたが、シロハラが来てくれてよかった。まずは、証拠写真を撮って、少し近くまで。そして、柿の木がたくさんあるところにも出てくれた。

<シロハラ>

最後の最後に鳥たちが出てくれて、少しは来た甲斐があったかな?という感じ。

最後に、鳥知人からおいしいコーヒーを入れてもらい、いろんな話をすることができ、楽しいコーヒータイムを過ごすことができた。Eさん、お付き合いいただき有難うございました。そして、おいしいコーヒー、ごちそうさまでした。

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