きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

霞城公園②’24.9/4

2024年09月18日 | 霞城公園

秋の霞城公園探鳥2回目。はたして、今日は渡りの夏鳥に出会えるのか。いつものようにお堀の土手の散策道を歩いて行った。まだまだ葉っぱが生い茂り、なかなか鳥影を見つけることができない。じいーっと樹上を見上げ、葉っぱの動きなどを見ていると、やっと葉っぱの隙間から鳥影を発見。双眼鏡で確認すると、コサメビタキだった。先日のコムクドリの次に出会った夏鳥はコサメビタキだった。虫を食べているようで、くちばしを大きく開く様子も観察することができた。

<コサメビタキ>

これは幸先良し。次は何が出てくれるかと期待しながら進んでいった。しかし、その後が続かなかった。シジュウカラの姿も、声すらも聞こえない。そんな中で、コゲラに出会うことができた。コゲラには夏の間街中の公園で出会う事はない。繁殖のため山の方に移動していたのだ。

コゲラが帰ってきてくれたので、そろそろアカゲラやアオゲラにも出会えるかもしれない。

<コゲラ>

今日は、コサメビタキとコゲラにしか出会えず、かなり寂しい結果となった。残暑厳しく、鳥たちの渡りが少し遅くなっているのかもしれない。次回に期待しよう。

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霞城公園①’24.8/29

2024年09月12日 | 霞城公園

お盆も過ぎ、8月の下旬に入った。鳥の世界ではそろそろ秋の渡りの季節だ。シギチにタカの渡り、そして小鳥たちの渡りと、体が一つでは足りない。3つはほしいところだ。まあ、ない物ねだりをしても仕方がない。まずは様子見ということで、いつもの霞城公園へ。3か月ぶりくらいかな。日中はまだまだ暑いので、早朝6時頃から鳥見スタート。鳥の声がしない。セミもまだ寝ているようで、とっても静かだ。鳥がいそうな大きな樹木の所に来ると、上を見上げて、鳥影を探した。そんな感じで最初に見つけたのが、コムクドリだった。10数羽の群れでいたが、樹の上の方にいるので、なかなか姿を確認できなかった。何とか撮れた画像を確認すると、木の実を咥えているところだった。コムクドリもそろそろ南の国に帰らないといけない。ここでたっぷり食べて、体力をつけてほしい。

<コムクドリ>

鳥の声が聞こえてきたのは、シジュウカラだ。この時期のシジュウカラは有難い存在だ。夏鳥たちはもう鳴かなくなっており、姿を探すのが難しい。その点、シジュウカラはこの時期でも鳴いてくれるので、見つけやすい。そして、シジュウカラのいる近くには、何か違う鳥さんが混じっていることが多い。コサメビタキはキビタキ、ムシクイ類が入っていることもある。という訳で、シジュウカラを見つけると、その周辺をくまなく探すようにしている。ただ、今回は、シジュウカラのみだった。観察していると、青虫を捕まえたのか、夢中で食べているところを観察することができた。

<シジュウカラ>

本日は、あまり期待しないで来たのだが、やはり期待通りの鳥影の少なさだった。そんな中、唯一うれしかったのは、カワセミとの出会い。なかなか条件的には厳しく、あまりいい写真は撮れなかったが、出会えただけでうれしくなるのがカワセミだ。飛び込むところも何回か観察できたが、設定が悪いのか思うように撮れなかった。残念。いつかきれいに撮ってあげたいなぁ。

<カワセミ幼鳥>

こんな感じで、鳥影は少なかったが、それなりに楽しく鳥見することができた。

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蒲生干潟’24.8/21

2024年09月06日 | シギチ日記

そろそろ秋のシギチ観察の時期だ。本日は、妻を連れての遠征鳥見。家事を済ませてからの出発という事で、家を出たのは8時頃。蒲生に着いたのは11時近くだった。国道48号線の関山峠から作並を通ってきたが、途中途中工事をしていて、片側通行なのでだいぶ時間がかかってしまった。本日の潮は大潮で、12時頃が干潮のようだ。まずは、堤防沿いを歩きながらシギチを探すと、アオアシシギとキアシシギを1羽ずつ見つけた。2羽仲良くエサ取りをしている。並ぶと大きさの違いがはっきり分かる。アオアシシギの上面を見ると、換羽の途中のようだ。夏羽から冬羽に換わる途中。

<アオアシシギ>

アオアシシギを撮っていると、キアシシギがどこかに消えていた。「こっちも撮ってよぉ。」と

へそを曲げたのかも・・・。シギにへそがあるかどうかは知らんけど・・・。

<キアシシギ>

2羽のシギと一緒にいたのが、このササゴイだった。たまたまだろうけど。ササゴイは、身を低くして、魚が現れるのをじーっと待って動かず。結局、魚を獲るところは見られなかった。下面の色や模様を観ると、たぶん幼鳥だと思う。未だあんまり魚を獲るのがうまくないようだ。

がんばれ!ササゴイくん。

<ササゴイ>

車の中でランチタイムをとり、大沼・赤沼に行ってみた。水がたっぷりあって、シギチは見られなかった。なので、これで遠征鳥見終了ということで、帰路に就いた。帰りは、山形自動車道を通って帰った。時間短縮ということで・・・。

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新潟県瓢湖②’24.8/1

2024年09月01日 | 県外の鳥見

ヨシゴイは、魚獲りの名鳥だ。たまに、魚以外の沼エビや飛んでるトンボを獲ったりもするようだが・・・。という事で、今回はヨシゴイの魚獲りに焦点を当ててまとめてみた。瓢湖のヨシゴイは、人馴れしているかのように警戒心が薄いので、超近くで観察撮影することができる。

今回は、探し始めてすぐにヨシゴイを見つけることができ、じっくり撮ることができた。まずは、ハスの茎にとまって、水面をジーっと見つめて、一気に飛び込むシーンを・・・。水面をじっと見つめ、獲物を見つけると、首を少しずつ伸ばしながら水面との距離を縮め、そして、くちばしから頭と一気に突入だ。

<魚獲り①>

続いては、ハスの葉の上からの魚獲りシーン。ここでも、魚を見つけると、首を伸ばして距離を詰め、そして、一気に飛び込む。一瞬にして魚をくわえ、ハスの葉の上に戻る。くちばしを左右に振りながら魚を少しずつ口元へ持ってくる。そして、最後はパクっと一気飲みだ。

<魚獲り②>

最後も、ハスの上からの魚獲り。ただ、この時は、一気に飛び込んで、魚をくわえたのは良かったが、一緒に小さな葉っぱもくわえて出てきてしまった。なので、魚を左右に振りながら口元に持って行くときに、何と、大切なごちそうを落としてしまったのでした。魚は、ハスの葉の上に落ち、ヨシゴイは「しまったぁ。落としてしまったぉ。」と落ちた魚を見つめたのでした。最後は、くわえ直して飲み込みましたけどね。

<魚獲り③>

最後は、魚を次々とゲットした魚獲り名鳥の得意げなシーンを一気にお見せします。

<魚ゲット数々>

こんな感じで、お昼ごろまで、ヨシゴイ三昧だった。お昼頃には暑くなったが、とっても楽しい遠征鳥見となった。

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新潟県瓢湖①’24.8/1

2024年08月27日 | 県外の鳥見

毎年訪れる新潟県阿賀野市の瓢湖。目的はもちろん「ハス花とヨシゴイ」だ。こちら山形でもヨシゴイは見られるし、繁殖もしているが、ハスの花との取り合わせはなかなか見られない。そして、何より、瓢湖のヨシゴイは近い。人馴れしているというか、人を全く気にしない?ように見える。今年も天気予報を見ながらいつ行こうか計画を立て、この日行くことに。この日の最高気温は28度とそれほど暑くはなさそうだが、それでも、お昼過ぎには帰れるように、家を出たのは早朝3時頃。瓢湖には、6時前に到着した。カメラ機材を準備し、いざスタート。まずは、全体のハスの状況を確認。ここ数年、訪れるたびにハスの面積が減っていて、もう2,3年もしたらハスの花が見られなくなるのではないかと心配していた。ところが、今回、瓢湖全体を見回して驚いた。何と、ハスの面積が昨年よりも増えているみたいで、全滅寸前だった南側もかなりハスの葉が増えていた。どうしたことかよくわからないが、まずは何よりだ。北側はハスの葉がびっしり見られたが、ヨシゴイ観察にはあまり向かないかも。びっしりだと、ヨシゴイの姿が隠れて見づらくなるからだ。東側もだいぶびっしりとハスの葉が見られる。ハクチョウのモニュメントのある西側は逆にきれいさっぱりハスの葉が無くなっている。という事で、まずは東側の散歩道を歩きながらヨシゴイを探すことに。まずは、ハスの花でも・・・。

<ハスの花>

歩き始めて2,3分ほどでヨシゴイを発見。これは幸先良し。じっくりと撮らせてもらった。距離的には5mほどかな。獲物を探すところから、獲物を狙う場面、獲物を獲る場面といろんな場面を観察撮影することができた。さすが瓢湖だ。地元じゃ、とてもこんな写真は撮れない。

まずは、ヨシゴイのいろんな仕草を載せよう。自分的には、獲物をねらってハスの茎に首を巻くところが良かった。

<ヨシゴイ、仕草いろいろ>

最後は、やっぱり「ハス花とヨシゴイ」でしょう。毎年ねらっているが、これがなかなかに難しい。今年は何とかそれっぽいのを撮ることができた。

<ハス花とヨシゴイ>

ヨシゴイは魚獲りの名鳥。次回は魚獲りの場面をピックアップして紹介します。

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