秋の霞城公園探鳥2回目。はたして、今日は渡りの夏鳥に出会えるのか。いつものようにお堀の土手の散策道を歩いて行った。まだまだ葉っぱが生い茂り、なかなか鳥影を見つけることができない。じいーっと樹上を見上げ、葉っぱの動きなどを見ていると、やっと葉っぱの隙間から鳥影を発見。双眼鏡で確認すると、コサメビタキだった。先日のコムクドリの次に出会った夏鳥はコサメビタキだった。虫を食べているようで、くちばしを大きく開く様子も観察することができた。
<コサメビタキ>
これは幸先良し。次は何が出てくれるかと期待しながら進んでいった。しかし、その後が続かなかった。シジュウカラの姿も、声すらも聞こえない。そんな中で、コゲラに出会うことができた。コゲラには夏の間街中の公園で出会う事はない。繁殖のため山の方に移動していたのだ。
コゲラが帰ってきてくれたので、そろそろアカゲラやアオゲラにも出会えるかもしれない。
<コゲラ>
今日は、コサメビタキとコゲラにしか出会えず、かなり寂しい結果となった。残暑厳しく、鳥たちの渡りが少し遅くなっているのかもしれない。次回に期待しよう。