きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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寒河江市・いこいの森’06.5/4

2006年05月06日 | マイフィールド

5月に入り、そろそろ夏鳥も到着しているのでは・・・と思い、マイフィールドのいこいの森に出かけた。連休中天候に恵まれ、桜も満開になった。Dscn8048 木々の芽が出始め、いよいよ新緑のシーズン到来という感じだ。駐車場には家族連れやグループで来た人たちの車でいっぱいだ。端っこに止めて、テントサイトの方から山に入った。Dscn8049 所々木が根元から折れて、道をふさいでいる。今年の大雪のためDscn8051 だろう。道の脇にはショウジョウバカマが咲き始めている。例年よりやや遅いようだ。山桜にメジロの群れが飛んできた。しきりに蜜を吸っている。メジロの鳴き声を聞くと、春だなあ・・・と感じる。しばらく上ったところで、ちょっと耳をすませてみる。先のほうから「~~~、ジジ。」とオオルリの声が聞こえてきた。「おぉ、きてるねぇ。」毎年やってくるオオルリ。今年も来てくれた。ワクワクしながら探すが、なかなか見つけられない。どうも高い木の上の方から聞こえる。何とか見つけると、そこは、一際高い枯れ木のてっぺんだった。せっかくの新緑の季節。何もよりによって枯れ木に止まらなくても・・・と思いつつ、やぶをこぎながら近づいた。しばらく鳴き声を堪能することに。さすが「日本三鳴鳥」の一つ。沢の向こうに飛んだので、自分も移動。すると、目の前を背中の黄色い鳥が飛んだ。キビタキだ。「おぉ、おまえも来てたのか。」なつかしい旧友に会ったような感じた。沢沿いの道で、しばらく動かないでじっとしていることにする。すると、いろんな鳥たちがやってきてくれた。メジロ・エナガ・カケス・コゲラの留鳥組から、ヤブサメ(声のみ)・センダイムシクイ・クロツグミ・オオルリ・そしてキビタキの渡り鳥組。キビタキは背中の黄色だけしか撮らせてくれなかった。どちらかというと、今日はオオルリばかり追っかけてしまったが、次回はキビタキねらいで来るとしよう。上空を見ると、サシバが旋回している。これも初認だ。そろそろ引き上げようかと考えていたところ、下のほうから若いカップルが上ってきた。こんな山道を上って来て一体何を・・・と思っていたら、「あの~、写真撮ってもらえませんか?」「いいですよ。」と条件反射で言ってしまったが、内心「こんな山の中で写真撮ったって仕方ないだろう。下の広場に行けばきれいな桜がいっぱいあるのに・・・」ハイ、チーズ。

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コメント
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