きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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蕪栗沼・伊豆沼’11.10/30

2011年11月11日 | 宮城の鳥見

例年、この時期はガンを見に蕪栗沼・伊豆沼に行っている。Myブログを見たら、今年の2月下旬に蕪栗沼に行っていた。その3週間後に大震災が起こったわけだそれ以来ということになるが、どうなっているのだろうか。不安な思いを持ちながらの今回の蕪栗沼・伊豆沼行きとなった。朝4時半過ぎに家を出蕪栗沼に着いたのが7時近くだった。北側駐車場にあった看板が倒れ、Cimg3082 地面が割れて段差ができていたが、ここの被害は思ったより小さいようでほっとしたまずは沼の方に歩いて行った。ガンはたぶん飛び立っていないだろう。なので、オオヒシクイとシギ類がねらいだ土手を歩いて行くと、前方の木に小型の猛禽がとまった正面なので、これ以上近づくと飛ばれる危険がある。まずは証拠写真を撮ったが、そこで飛ばれてしまったやはり警戒心が強い。その時はハイタカ幼鳥かと思ったが、家で、パソコンで確認すると、コチョウゲンボウ幼鳥だったで、沼に行くと、やはりマガンはわずかしか残っておらず、Cimg3178_2 Cimg3224_2 Cimg3109_2 Cimg3120_2 オオヒシクイがメインとなっていた。シギを探すと・・・、いた、いたツルシギ6,7羽。トウネン10数羽。その中に、赤茶色っぽいシギ。頭も赤茶色だ。ウズラシギだあと、オオハシシギが1羽。それから、沼の上をタゲリが数羽飛んだ。シギを撮っていると、「ヒッ、ヒッ、ヒッ。」と存在をアピールするジョウビタキ♂が近くの木にとまったしばらく動かないので、Cimg3208_3 ちょっと動画を撮る余裕もあった。そろそろ撮り飽きてきたので駐車場に戻ると、飛島でご一緒したYさんがおられた軽くお話をして、次の伊豆沼に移動した。マガンの群れを探しながら田んぼ巡りをしていると、大きな群れが見つかった。そこに、車が1台とまっている。何か珍しいガンがいるのかもと思い、ちょっと離れたところに自分も車をとめた。その近くの田んぼのあぜに猛禽が降りていた。チュウヒだった。よし、まずはこっちを撮らせてもらおうかな・・・と、ゆっくり近づいていると、突然ケータイが鳴った。「何だよ、この大事な時に。」と、ケータイに出ると何と、先ほどのYさんだった。「シジュウカラガンが2羽いるよ。」との情報しかも、自分の目の前にいるとの事えっ、・・・ということは、この大きな群れとあの車?何という奇遇な。あの車はYさんだったんだ有難い情報をいただき、早速双眼鏡で探すと、・・・いた首の黒いガン。頭を羽の中に入れて寝ているので確認できないが、間違いなくシジュウカラガンだしばらく待っていると、やっと首を持ち上げてくれた久しぶりにシジュウカラガンに出合うことができ、Cimg3250_2 Cimg3308_2 Cimg3258_2 わくわくしながら撮り続けた。サンクチュアリセンターの駐車場で昼食andプチ昼寝をして、午後の部だ。また田んぼ巡りをしたが、シジュウカラガン・カリガネなどの珍し系は見つからなかった。Yさん情報では、ハクガン幼鳥もいるらしいのだが・・・。2時を過ぎたあたりで、本日の遠征鳥見は終了となった。帰りも高速で帰ったが、下り線の泉ICあたりで、すごい混んで、ノロノロ運転だったこれも震災の影響だろうか。

【出合った鳥たち】 マガンシジュウカラガンオオヒシクイジョウビタキツルシギ

     トウネンオオハシシギウズラシギ・タゲリ・コチョウゲンボウ・チュウヒ・ノスリ

Cimg3173_2 Cimg3179_2 Cimg3191_2 Cimg3091_2 Cimg3140_2 Cimg3203_2 Cimg3158_2 Cimg3163_2 Cimg3239_2 Cimg3210 Cimg3083 Cimg3310 Cimg3303 Cimg3299 Cimg3306

コメント (2)
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