今年も飛島の季節がやってきた。昨年秋は悪天候に阻まれて、初めて島に渡ることができなかった2シーズン続けて渡れず・・・だけは避けたい
連休前の予報では、連休後半は
続きだった・・・はずが、日に日に心配な予報に変わってきた
3日は二便とも船が欠航
明日はどうなるんだ?夜明けとともに目が覚め、インターネットで確認すると、波が高く、風も強い
旅館に電話すると、「大丈夫。」との事。一便はだめとしても、二便は大丈夫かもしれない。8時に確認すると、案の定、一便は欠航となった。二便は12時に確定するとの事。まずは行くしかないでしょう
二便は13:45出航だが、駐車場が混んでいるかもしれないので、11時頃着くように9時半頃家を出た。予定通り11時ごろ着いたが、・・・何?この異常な車の多さは・・・。駐車場には出店テントが張られ、イベントか?車が渋滞し動かない
すでに車がいっぱいで、奥へ奥へと進めていき、何とか無理やり車をとめた。・・・が、こんなところに車をとめて、飛島に2泊もして大丈夫だろうか?悩みに悩んで、やはり手前の駐車場に何としてもとめないとと思い、再度車を動かした。そして、うろうろしていると、運良く車が出てくれて、そこに車をとめることができた。しかも、一番手前の特等席だ。よかったぁ・・・。で、船も無事出航した。よかったぁ・・・。しかし、・・・船は揺れに揺れた。そして、何とか無事飛島到着。15時を過ぎているので、2時間半くらいの鳥見となった。これは、ポイントを絞って回るのがベストだろ
う。で、学校~ヘリポート~鼻戸崎コースを回ることにした。まずは学校裏だ。
コホオアカ、キマユホオジロの珍鳥が出迎えてくれた。それにコルリ、キビタキ、ニュウナイスズメとさすが飛島、豪華な顔ぶれだ。十分堪能したところで、坂を上がり、ヘリポートへ。草刈りの最中だったが、ノビタキ、ビンズイがエサとりに夢中だ。そしてここは、キビタキポイント。しっかり、今回も出てくれた。しかも、超近!だれも見向きもしないが、
自分はしっかりキビタキを撮りまくった。しばらくして、近くにいる人たちの声が耳に入った。「ねえ、上のグラウンドに行きました?ヤツガシラまだいましたよ。」えっ、それはすごい。これは急がねば。さりげなくその場を離れ、急いで上のグラウンドへ向かった。すでに10人ほどの人がいた。ほどなくヤツガシラの登場。やや遠いが、贅沢は言えない。十分楽しませていただいた。こんな感じで初日は終了。そして、夜はお楽しみの海の幸。これまたたっぷり堪能。そして、今回ご一緒させていただいたF氏に珍しい焼酎をごちそうになった。あの、屋久島の芋焼酎。その名は「三岳」(みたけ)。口に含むと、包み込むような優しい味わいの焼酎でおいしかったぁ。Fさんの撮った写真を見せていただきながらの楽しい鳥談議だった。さぁて、明日は一日たっぷり鳥見だ。それでは、明日に続く~。
【出合った主な鳥たち】 コホオアカ、ホオアカ、アオジ、コルリ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、ノビタキ、ヤツガシラ、コマドリ、ビンズイ、ツグミ、マヒワ、ニュウナイスズメ