毎年遠征している新潟県瓢湖。お目当ては、もちろんヨシゴイだ。でも、ここでは、カンムリカイツブリやバンも繁殖しており、また、コハクチョウが越夏していて、様々な野鳥が楽しめる探鳥地だ。
夜明け前の2時過ぎに家を出、瓢湖には、5時半ごろに到着した。今日は、夕方に用事があるため、お昼前には終了しないといけない。まあ、日中は暑くなる予報なので、ちょうどよいかもしれない。機材を用意し、まずは湖を一周することに。橋の上からハスの花の状況を確かめると、以前のハスの花の見事さからすると、ハスがすっかり無くなってしまった感じで、瓢湖と言えば「ハスの花の瓢湖」だったが、今はとても言えない状況となってしまった。まあ、所々にはハスの葉が見られるが・・・。1周して、出会えたヨシゴイは1羽だけだった。ハスが減り、ヨシゴイにも影響が出ているのだろうか。心配だ。
<ハスの風景、ハスにとまるヨシゴイ>



ヨシゴイが飛び去った後、出てくれたのは、カンムリカイツブリだった。親子と思われる個体が、付かず離れずで泳いでいる。幼鳥は2羽いた。事前の情報では、何組か親子がいるようだ。
<カンムリカイツブリ親子>






次に、島の藪から登場したのは、バンの親子だ。こちらの雛はまだ小さく、親からエサをもらっている。親の後を必死に追いながらエサをねだる姿はとっても可愛らしい。
<バンの親子>






8時半ごろ、車に戻って、やや遅めの朝食タイム。さぁ、ここから後半戦。だんだんと気温が上がってきたが、木陰に居るとまだまだ爽やかだ。橋を渡って通称「カワセミポイント」に行くと、カワセミねらいと思われるCMが数人おられた。その中で、自分はヨシゴイの出を待った。前半は、1羽しか出会えなかったが、朝食後はヨシゴイの成鳥2羽に出会うことができた。
<ヨシゴイ成鳥>






そして、向こうの藪の中からちょこんと姿を現したのは、ヨシゴイの幼鳥だった。周辺を確認すると、幼鳥は3羽いるようだった。頭にまだ産毛が見える。親を呼ぶように時々鳴く声も聞こえる。観察していると、自分でエサを捕るようになっていた。しかし、そこはまだまだ幼いヨシゴイちゃん。こんな場面も・・・。
ハスの茎にとまって、じっと水面を見ていたその時、くちばしを水面に刺し込んだ。捕まえたのは・・・、何だろう?お腹の白いところやしっぽの感じから、巨大なオタマジャクシ??
そんな訳ないか。ナマズの小さいやつ?そんなところかな?魚には全く詳しくないのでよくわからなかった。そして、このヨシゴイ幼鳥、咥えては離し、離してはまた咥え、そしてまたまた離し、でもやっぱりまた咥え、・・・。そんな状態で、どうやって食べればよいか分からず、数秒間フリーズ。およそ3分ほどの格闘の末、何とか口元までしっかり咥え、やっとこれで飲み込める・・・と、こちらも安心した瞬間、何と、また出してしまった。諦めきれないこのヨシゴイ幼鳥、試行錯誤の末、何とかまたまたしっかり口元まで咥え、何とか飲み込むことができたのでした。悪戦苦闘する事、約5分。丸呑みした後は、満足そうな様子。「経験こそ、ものの上手なれ。」という一幕でした。
<ヨシゴイ幼鳥>









約5時間ほどの観察撮影だったが、後半は、ヨシゴイ幼鳥がたっぷり楽しませてくれたので、とっても充実した遠征鳥見となった。また、来年!
夜明け前の2時過ぎに家を出、瓢湖には、5時半ごろに到着した。今日は、夕方に用事があるため、お昼前には終了しないといけない。まあ、日中は暑くなる予報なので、ちょうどよいかもしれない。機材を用意し、まずは湖を一周することに。橋の上からハスの花の状況を確かめると、以前のハスの花の見事さからすると、ハスがすっかり無くなってしまった感じで、瓢湖と言えば「ハスの花の瓢湖」だったが、今はとても言えない状況となってしまった。まあ、所々にはハスの葉が見られるが・・・。1周して、出会えたヨシゴイは1羽だけだった。ハスが減り、ヨシゴイにも影響が出ているのだろうか。心配だ。
<ハスの風景、ハスにとまるヨシゴイ>



ヨシゴイが飛び去った後、出てくれたのは、カンムリカイツブリだった。親子と思われる個体が、付かず離れずで泳いでいる。幼鳥は2羽いた。事前の情報では、何組か親子がいるようだ。
<カンムリカイツブリ親子>






次に、島の藪から登場したのは、バンの親子だ。こちらの雛はまだ小さく、親からエサをもらっている。親の後を必死に追いながらエサをねだる姿はとっても可愛らしい。
<バンの親子>






8時半ごろ、車に戻って、やや遅めの朝食タイム。さぁ、ここから後半戦。だんだんと気温が上がってきたが、木陰に居るとまだまだ爽やかだ。橋を渡って通称「カワセミポイント」に行くと、カワセミねらいと思われるCMが数人おられた。その中で、自分はヨシゴイの出を待った。前半は、1羽しか出会えなかったが、朝食後はヨシゴイの成鳥2羽に出会うことができた。
<ヨシゴイ成鳥>






そして、向こうの藪の中からちょこんと姿を現したのは、ヨシゴイの幼鳥だった。周辺を確認すると、幼鳥は3羽いるようだった。頭にまだ産毛が見える。親を呼ぶように時々鳴く声も聞こえる。観察していると、自分でエサを捕るようになっていた。しかし、そこはまだまだ幼いヨシゴイちゃん。こんな場面も・・・。
ハスの茎にとまって、じっと水面を見ていたその時、くちばしを水面に刺し込んだ。捕まえたのは・・・、何だろう?お腹の白いところやしっぽの感じから、巨大なオタマジャクシ??
そんな訳ないか。ナマズの小さいやつ?そんなところかな?魚には全く詳しくないのでよくわからなかった。そして、このヨシゴイ幼鳥、咥えては離し、離してはまた咥え、そしてまたまた離し、でもやっぱりまた咥え、・・・。そんな状態で、どうやって食べればよいか分からず、数秒間フリーズ。およそ3分ほどの格闘の末、何とか口元までしっかり咥え、やっとこれで飲み込める・・・と、こちらも安心した瞬間、何と、また出してしまった。諦めきれないこのヨシゴイ幼鳥、試行錯誤の末、何とかまたまたしっかり口元まで咥え、何とか飲み込むことができたのでした。悪戦苦闘する事、約5分。丸呑みした後は、満足そうな様子。「経験こそ、ものの上手なれ。」という一幕でした。
<ヨシゴイ幼鳥>









約5時間ほどの観察撮影だったが、後半は、ヨシゴイ幼鳥がたっぷり楽しませてくれたので、とっても充実した遠征鳥見となった。また、来年!