2022年鳥・トリは、「山形県内におけるジョウビタキの繁殖確認」が一番のニュースだろう。
6月、鳥友人の一人がたまたまジョウビタキのさえずりを聞き、そこから、鳥仲間8人によるプロジェクトチームを結成。名付けて「ジョウビタキ繁殖確認プロジェクトチーム」。まずは、ジョウビタキ雄・雌の動き、行動をつぶさに観察・記録。そこから、巣と思われる個所を確認。ただ、途中で雌の姿が消えてしまった。事故があったのか、はたまた育児放棄?シングルファーザーとなった雄は、一鳥奮闘し、エサを巣穴に運び続けた。自分は3,4回通った。そして、雄がさかんにエサをとる様子、巣穴に運び入れる場面、ヒナの糞を巣穴から運び出すところを確認することができた。そして、待望のヒナの巣立ち。巣立ったとの知らせを聞き、後日急いで駆けつけると、草むらに仲良くヒナが2羽寄り添う場面に出会うことができた。今回の観察記録により、このジョウビタキ番は2回繁殖したと思われる。一番子は、1羽のみだが確認されている。そして、2番子は、3羽確認された。
山形県内で初の繁殖確認である。今から20年ほど前、7月の月山・姥沢でジョウビタキのさえずりを聞いたことがあった。どんな鳴き声か忘れていたが、今回、ジョウビタキ雄のさえずりを聞いて、どことなくホオジロのさえずりに声質が似ているような感じがした。今回、雌が途中から行方知れずになってしまったので、来年どうなるかわからないが、願わくば、ジョウビタキ雄に新しいパートナーができて、もう一度繁殖してくれることを祈りたい。
<ジョウビタキ雄・育雛>






<ジョウビタキ雛>






6月、鳥友人の一人がたまたまジョウビタキのさえずりを聞き、そこから、鳥仲間8人によるプロジェクトチームを結成。名付けて「ジョウビタキ繁殖確認プロジェクトチーム」。まずは、ジョウビタキ雄・雌の動き、行動をつぶさに観察・記録。そこから、巣と思われる個所を確認。ただ、途中で雌の姿が消えてしまった。事故があったのか、はたまた育児放棄?シングルファーザーとなった雄は、一鳥奮闘し、エサを巣穴に運び続けた。自分は3,4回通った。そして、雄がさかんにエサをとる様子、巣穴に運び入れる場面、ヒナの糞を巣穴から運び出すところを確認することができた。そして、待望のヒナの巣立ち。巣立ったとの知らせを聞き、後日急いで駆けつけると、草むらに仲良くヒナが2羽寄り添う場面に出会うことができた。今回の観察記録により、このジョウビタキ番は2回繁殖したと思われる。一番子は、1羽のみだが確認されている。そして、2番子は、3羽確認された。
山形県内で初の繁殖確認である。今から20年ほど前、7月の月山・姥沢でジョウビタキのさえずりを聞いたことがあった。どんな鳴き声か忘れていたが、今回、ジョウビタキ雄のさえずりを聞いて、どことなくホオジロのさえずりに声質が似ているような感じがした。今回、雌が途中から行方知れずになってしまったので、来年どうなるかわからないが、願わくば、ジョウビタキ雄に新しいパートナーができて、もう一度繁殖してくれることを祈りたい。
<ジョウビタキ雄・育雛>






<ジョウビタキ雛>





