きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

蔵王Ⅱ’17.7/9

2017年07月18日 | 蔵王・その他高山
前回は刈田岳駐車場周辺でウソを目的に探したが、好物のタンポポの綿毛もなくなっていたので、しっかり観ることができず、結果的に植物メインの鳥見になってしまった。今回は、御釜まで行って、イワヒバリを待つことにした。早朝4時ごろに家を出て、「たいらぐら」で朝食を済ませ、若干の休憩・仮眠をとって、御釜の駐車場に着いたのが7時頃だった。昨年タンポポがたくさん咲いていた場所は、工事関係で立ち入りできなかった。蔵王レストハウスも内外装工事中だったが、中に入ることはできた。時々ウソの声が遠くから聞こえるが、こちらに来る様子もないし、カヤクグリは声すら聞こえないし・・・で、まずは、目的のイワヒバリポイントに向かった。火山活動があり、あちらこちらに注意や避難案内の立て看板があるが、登山客やら観光客やらで、結構人がいる。特に御釜の水面に異状もないようなので、じっくりイワヒバリを待つことにしよう。・・・と思っていたその時、小鳥が3羽、下の方から飛んできた。即、双眼鏡を向けると、イワヒバリだった。こんなにあっけなく出てくれて、何と楽ちんな鳥見だろう。そして、こちらが慌てふためく間に、どんどん近づいてくる。手が届くほどの近さで、1or2m?ファインダーからはみ出してしまい、こちらが後ずさりする程だ。そろそろ戻ろうかというときには、上の登山道の方まで飛んできてサービスしてくれた。今日はラッキーな鳥見だったなぁ・・・と思いながら駐車場に向かうと、階段脇の草むらに・・・。「えっ、ウソ?」「うそじゃありませんよぉ。」とでも言うように、こちらを見ながら綿毛を食べているウソ。何というタイミングの良さ。これまたラッキーだった。よく見ると、胸の所まで赤くなっているアカウソだった。メスはしっかり全身を撮らせてくれて、今日はラッキー・ラッキーな鳥見となった。

【出合った鳥たち】 アカウソ、ビンズイ、イワヒバリ、アマツバメ、モズ、カッコウ、ホシガラス

 
コメント
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