きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

第13回兵庫県平和美術協会会員展のご案内

2014-02-28 21:48:27 | いろんな取組み
第13回兵庫県平和美術協会会員展のご案内

平和美術協会会員展
平和美術協会会員展 posted by (C)きんちゃん

と き:2014年3月5日(水)~10日(月)
    10時~19時(最終日は17時まで)
ところ:ギャラリーメトロ(高速神戸駅西改札・西南角)


兵庫県平和美術協会は、流派・会派を超えた美術家たちが集まり、『平和の壁に花一輪』を合言葉に、総合的な美術展を開催しています。
第13回会員展にぜひお出かけください。


私も写真を出品します。ぜひ、観に来てください。

主催:兵庫県平和美術協会
連絡先:〒657-0011 神戸市灘区鶴甲4丁目4-14-508、宇山英樹方
電 話:090-3629-3641
メール:yari58hotaka53@song.ocn.ne.jp

※メールアドレスは迷惑メール防止のため@を全角にしていますので、半角に変更して送信してください。

核兵器の残虐性を問う① 人類と共存は不可能~“拘束力ある合意”呼びかけ

2014-02-28 18:50:56 | 平和・憲法・歴史問題について
核兵器の残虐性を問う① 人類と共存は不可能~“拘束力ある合意”呼びかけ
【メキシコ国際会議】


13、14の両日、メキシコで開かれた同国政府主催の「第2回核兵器の人道上の影響に関する国際会議」は、核兵器の非人道性、残虐性をさまざまな角度から議論しました。会議の焦点を振り返りました。(メキシコ西部ヌエポバジャルタ=島田峰隆写真も)

今回の会議で最も参加者の感動を呼んだ催しは被爆者の証言セッションです。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中煕巳(てるみ)事務局長ら5人の被爆者が発言しました。
「強大な爆風、熱線、放射線は、そこで生き、働き、学び、遊びに興じていた子どもたちの全てに容赦なく突然襲いかかりました。放射線は、細胞、遺伝情報、免疫機能を破壊しました。原爆は被爆から68年たった今日も被爆者に不安と苦しみを与え続けています」
粉々に吹き飛んだ家屋、焼け死んだ人や大やけどを負った人…。被爆直後の写真が映し出されるなか、会場全体が田中氏の長崎での体験に耳を傾けました。



被爆者の証言セッションで発言する日本被団協の田中煕巳(てるみ)事務局長(右)=2月18日、メキシコ西部ヌエボバジャルタ

市民守れない
多くの政府代表が被爆者の証言に感謝し、連帯を表明しました。アイルランド政府代表は「これらの証言から結論的に言えるのは、どんな政府も核爆発から市民を守ることはできないということだ」と述べ、核兵器は廃絶すべきだと語りました。
“現在ある核兵器の1%足らずを使っただけで、舞い上がった煙雲により前例のない気候変動が発生する。10年にわたり食料生産が20~40%減少し、深刻な飢餓に直面する”(核戦争防止国際医師会議=IPPNW)会議では研究者、国連機関、国際援助団体、非政府組織(NGO)の代表者が次々とこうした報告を行いました。
IPPNWのアラン・ロボック教授は「核攻撃をした国は、攻撃された国が反撃しなくても地球規模の気候変動で滅んでしまう。核兵器の使用は自殺行為だ。いかなる形でも使われてはならない」と訴えました。

146カ国が参加
2日間の議論を踏まえてメキシコ政府が発表した議長総括は「いかなる国家も国際機関も核兵器の爆発の際に短期、長期の人道的援助を行う能力を持たない。そのような能力を培うことは不可能だ」と指摘。国際社会が核兵器の禁止へ「法的拘束力のある文書を通じて新しい国際的な基準や規範に合意すること」を呼び掛け、「その外交交渉を始める時だ」と述べました。
会議参加国は昨年3月の第1回会議(ノルウェー・オスロ)より19カ国多い146カ国。国連加盟国の約76%です。参加国数でも内容でも「核兵器の人道的な影響の認識が世界の人々の心と考えを変えつつある」(議長総括)ことを示した会議となりました。(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2014年2月24日付掲載


核兵器が使用されると、多くの人々に無差別な殺りくと健康被害を起こすだけでなく、長期にわたって気候変動を起してしまうのですね。