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きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

くま鉄の夏⑤ くまチャリ

2022-08-21 07:11:26 | 公共交通・安全について
くま鉄の夏⑤ くまチャリ

森のトンネルの中、レールの上を自転車が走ります(写真)。運休区間の鉄路を活用した「くまチャリ」。相良(さがら)村内から人吉市内まで、往復4キロほどのレールサイクリングです。今しかできません。
夫婦で訪れた熊本市の大塚泉さん(57)は、「いいですね!線路の上を列車のような感覚で走れるなんて」。



くま鉄の永江友二社長が、他社の廃線となった線路での先例を参考に、取り入れました。「100年続く歴史、田園の原風景を走る魅力を知ってほしい」と話します。
「くま鉄は、速達性、利便性、定時性、運行費用のすべてにおいて、地域にとってベストの公共交通。一日も早く全面復旧し、その役割を果たしたい」
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年8月17日付掲載


森のトンネルの中、レールの上を自転車が走ります(写真)。運休区間の鉄路を活用した「くまチャリ」。相良(さがら)村内から人吉市内まで、往復4キロほどのレールサイクリングです。今しかできません。
自分で漕いで運転。自然の中を走る。なかなかできないことです。
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くま鉄の夏④ 息づく歴史

2022-08-20 07:42:40 | 公共交通・安全について
くま鉄の夏④ 息づく歴史

コンクリートブロックを積み上げた土台にかかる、年季の入った鉄橋を列車が渡ります。(写真)
多良木町の農業用水路にかかる百太郎橋梁。開業した当初に造られ、約100年にわたって鉄路を支えてきました。



同橋梁や、豪雨水害で流失した球磨(くま)川第4橋梁など、くま鉄には19の国指定有形文化財があります。湯前(ゆのまえ)駅舎のほか、三つの駅の待合所やプラットホームも含まれます。
これらの鉄道文化遺産には、100年の歴史が刻まれ、開業当初の姿をそのまま保っています。そのすべてが、今も現役で使われ、日々の運行を支えています。(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年8月16日付掲載


多良木町の農業用水路にかかる百太郎橋梁。開業した当初に造られ、約100年にわたって鉄路を支えてきました。
同橋梁や、豪雨水害で流失した球磨(くま)川第4橋梁など、くま鉄には19の国指定有形文化財。
100年も現役で使われるって、すごいですね。
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くま鉄の夏③ 通学の車窓

2022-08-19 07:12:47 | 公共交通・安全について
くま鉄の夏③ 通学の車窓

くま川鉄道利用者の8割を占めるのが、通学の高校生たち。観光列車としてデザインされ、木のぬくもりを感じられる車内で、生徒たちが談笑していました。(写真)
人吉高校2年の荒木新菜さん(16)=あさぎり町=は「この景色がいい」と車窓の田園風景を見つめます。南稜高校2年の毎床海愛(まりあ)さん(16)=人吉市=は「私たち高校生だけでなく誰にとっても乗りやすい鉄道になってほしい」と話しました。



あさぎり駅(あさぎり町) に併設の町商工コミュニティーセンターには、約800人の高校生のメッセージが展示されています。
「使えなくなって、改めてくま鉄のありがたさを知りました」「学生にとってくま川鉄道は必要不可欠です」「子どもと一緒に乗るのが夢です」(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年8月15日付掲載


くま川鉄道利用者の8割を占めるのが、通学の高校生たち。観光列車としてデザインされ、木のぬくもりを感じられる車内で、生徒たちが談笑。
「使えなくなって、改めてくま鉄のありがたさを知りました」「学生にとってくま川鉄道は必要不可欠です」「子どもと一緒に乗るのが夢です」
僕の帰省先の岩国の錦川清流鉄道も通学の高校生たちの足でしょうね。
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くま鉄の夏② 恵みと災い

2022-08-18 07:07:42 | 公共交通・安全について
くま鉄の夏② 恵みと災い

日本三大急流の一つであり、アユ釣りなどの愛好家に親しまれる清流・球磨川(写真)。豊かな恵みを育むこの川が、2020年7月4日未明、24時間の降水量が統計開始以来最多となる豪雨で氾濫し、周辺地域で死者14人など過去最大の被害をもたらしました。
くま川鉄道も、球磨川第4橋梁が流失、駅や車両も冠水する被害を受けましたが、昨年11月に肥後西村(にしのむら)駅(錦町)~湯前(ゆのまえ)駅(湯前町)間で運転再開。同橋梁を含む人吉温泉駅(人吉市)~肥後西村駅間は、国と自治体の財政支援を受け、25年度内の復旧を目指しています。



同橋梁に代わる新しい橋梁の設計が終わり、本体工事着手に向けて作業が行われています。
倒木や生い茂った草木など被災の爪痕が、いまだ残る球磨川やその支流では、護岸工事の重機が動いています。(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年8月14日付掲載


球磨川第4橋梁が流失。同橋梁を含む人吉温泉駅(人吉市)~肥後西村駅間は、国と自治体の財政支援を受け、25年度内の復旧を目指しています。
同橋梁に代わる新しい橋梁の設計が終わり、本体工事着手に向けて作業が行われている。
倒木や生い茂った草木など被災の爪痕が、いまだ残る球磨川やその支流では、護岸工事の重機が動いています。
旧橋梁は、まさに歴史遺産ですね。
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くま鉄の夏① 田園の中 今日もさっそうと

2022-08-17 06:39:27 | 公共交通・安全について
くま鉄の夏① 田園の中 今日もさっそうと

熊本県の人吉温泉駅(人吉市)から湯前(ゆのまえ)駅(湯前町)まで24.8キロを結ぶ、くま川鉄道(くま鉄)。


べ一トーベンの交響曲「田園」をモチーフに音符のデザインを施した列車が、田んぼの中をさっそうと駆けて行きます。(写真)


1924年に鉄道省湯前線として開業してから間もなく100年。大正期に造られた駅や橋梁が歴史を物語ります。
国鉄時代の35年前には赤字路線として廃線の危機に。沿線自治体などが出資する第三セクター鉄道として今に至ります。
2020年7月の豪雨で大きな被害を受けましたが、昨年11月に部分復旧、2025年度内全面復旧を目指しています。
くま鉄は、地域の住民、全国の人々から応援を受け、今日も走っています。(つづく)
(写真・記事 細川豊史)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年8月13日付掲載


豪雨の被害を受けても、地元の人たち、全国の人たちから支援を受けて復旧。走り続けるくま鉄。
ガンバレ!
田園を走るくま鉄。この流し撮りはステキ。


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